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永久磁石
motsuanの回答
大雑把にいって永久磁石のもともとは 電子が原子核の周りを回ったり、 自転のようなものをしたりするのに付随して発生します。 (この状況は絶縁体の磁石の場合も 金属の磁石(伝導電子の一部が磁化を発生させる磁石) の場合も同じようなもんです) この原子単位の磁石がお互いに力を及ぼしあって 同じ方向を向いたとき私たちが目にする 大きな塊の磁石になります。その挙動はdragon-2さんが 書かれているように履歴を持ち、温度に依存します。 でも、原子レベルで見れば、やっぱり電子はくるくる回っている わけで、原子が磁化をもった状態になります (原子レベルでは磁力を失いません)。 こんなわけで大きな塊として磁石でなくなるほど 高温であっても原子の磁化が残りますし、 塊全体として磁石の力がなくなったようにみえても、 原子ひとつひとつは磁化をもつことになります。 (ただし、温度が上がるといろいろな効果で 磁化の向きがぼやけたりして 観測上は磁化の大きさがちぢんで見えます。)
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