こんにちは、私は元物理学者(を目指していた⇒自称とも言う・・・)
のタマゴです。私が研究室から離れて6年近くが経つので、現在の最新
科学の答えは違うかもしれませんが、一応書いときます。
最も小さい物質について
簡単に大きい”物”から書きます。
分子⇒原子⇒中性子⇒ ⇒クオーク
陽子 電子(±)
とされております。クオークには世代(状態別)別に次のように
分類されます
アップ⇔ダウン
チャーム⇔ストレンジ
トップ⇔ボトム
νトリノ⇔反νトリノ
電子⇔陽電子
これら(10コ)のクオークが3つが作用して(集まって)色々な
素粒子を生み出します。(どれとどれとどれで何と言うのは忘れた!!)
また、それぞれ矢印の右側と左側は、相反する性質(状態)を持ってお
ります。例えば電子と陽電子は電気的に±逆です。それぞれが
反応・生成する事を”対消滅反応”といいこの反応が起きうる場所
(一般的には”場”とか”フィールド”と言います。)を特に
ヒッグス場と言います。付け足しますと場の存在する所(地球上も
磁場、電場、重力場などに囲まれています。)であればどこでもこの
ヒッグス場に成りうるのです。ただし地球上の場の力(エネルギー)は
非常に微弱なので反応が起こる”確立”が小さいので、あまり日常には
関係ありません。
ちょっと横道にそれましたが、クオークが今のところ最小単位とされて
おります。そのクオークは場により生成されるから乱暴に言うと下記の
通りに結論できます。
場=クオーク(=最小単位)
まだ確証がないのですが、クオークより小さい単位があるのでは・・・
と考えている科学者もいます。彼ら曰くそれは”ひも”だそうです。
例えですが、弦楽器を思い浮かべてください。弦(ひも)の振動により
我々は美しい音楽を聴くことができます。これと同じように”ひも”の
振動状態、長さ、エネルギーなどでクオーク(=物質)を定義できる
という理論です。つまり”ひも”の状態により物質を区別できるという
理論です。
物質間には何があるのか?について
物質の最小単位はどうやら”ひもの状態”みたいてす(クオークとし
ても良いです。)。少し考えてみましょう。何があるのか・・・=
何かを見(観測)しようという行為です。我々が観測するには通常は
光を使います。光は波の性質と粒子(つぶ)の性質の2種類を併せ持っ
ています(相補性とも言います)。この相補性は微粒子であればどれでも
認められる性質です。見る=光を感じる事です。日常的に車とかを見る
場合は光の粒子のエネルギーや質量が車の質量に比べて充分に小さいので
車には影響が及びません。逆に今議論しているミクロの世界ではそうは
いきません。例えば電子の位置と速度を割り出そう(観測)とすると、
どちらか(位置と速度)が不確定な状態になります。つまり位置と速度は
一度に測ることができないのです。科学の世界ではこれらを”確立”で
表します。ココにこの速度で存在する確立が大きいと言う具合です。
これをグラフィック的に表現すると”雲”のような見え方になると
思います。
横道が長かったのですが・・・。物質の最小単位の間には、何かの素粒子
がある事もあれば無いこともある。素粒子はクオークと言いました。
クオークは場です状態です。つまり物質間には何か状態を決めている
”ひも”があったり無かったりする、有耶無耶な雲が存在しているのです。
他の人も説明している”場”があるよ・・・っていうのはこれらの
バックグラウンド的な理論の上に成り立っています。
結論>
・物質の最小単位⇒クオーク(もしくは”ひも”)
”ひも”は状態つまり”場”です。
・物質間には⇒場があったり無かったり。量子論的雲がある。
以上です。
長々とすみませんでした。
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