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化石燃料燃焼によるCO2濃度の増加について

化石燃料燃焼による大気へのCの放出は年間5.5GtCにもまるそうですが、もし全量が大気へ留まってしまうと、大気のCO2濃度の増加は年間何ppmになってしまうのでしょうか? 詳しい方居られましたらぜひ教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • duket
  • ベストアンサー率72% (18/25)
回答No.2

ざっと計算してみましょう。 5.5Gtを排出量とした時、その量は 5.5Gt = 5.5 x 1.E9 x 1000 x 1000 = 5.5 E15 g なので 炭素の原子量12で割って 5.5E15/12=4.583E14 mol (1) 大気の総量は5.25E18 kg = 5.25 E21 g (http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikiatsu.htm) これを大気の分子量28.8で割り 5.25E21/28.8 =1.823E20 mol (2) したがって (1)/(2)= 0.0000025 = 2.5 ppm したがって2.5ppm (四捨五入すれば3ppm) 

参考URL:
http://www-cger.nies.go.jp/qa/3/3-1/qa_3-1-j.html
tarakou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 途中の計算式まで詳しく書いて頂いてて、わかり易いです。 また参考URLも本当に参考になりました。ありがとうございした。

その他の回答 (1)

  • moby_dick
  • ベストアンサー率33% (77/228)
回答No.1

京都議定書は、不誠実な学者の欺瞞のものです。 一応、それによると、 [化石燃料燃焼による大気へのCO2の放出+地上自然系からの放出]の、25%が海に吸収、同じく25%が森林に吸収されるとし、 合わせて50%の吸収で、 大気のCO2濃度の増加は年間1.5ppm。 ですから、 もし全量が大気へ留まってしまうと、 大気のCO2濃度の増加は年間3.0ppm。 本当は、 海へほとんど拡散吸収されるので、化石燃料燃焼による大気へのCO2の放出は温暖化の(主)原因でない。 誠実な学者やブッシュ氏、英政府は承知の事。

tarakou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなのですか!?質問の答えだけでなく、京都議定書についてまで色々書いて頂き、勉強になります。 ありがとうございます。

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