a^(1/3)+b^(1/5)の有理化

このQ&Aのポイント
  • 06年の和歌山県立医大で、n→∞のときの、(n^3+n^2)^(1/3)-(n^5+n^4)^(1/5)の極限を求めさせる問題がありました。
  • 模範解答は、n(1+1/n)^(1/3)-n(1+1/n)^(1/5)と変形し、誘導にそって近似値が、n(1+1/3n+…)-n(1+1/5n+…)のようになることから、2/15となります。
  • 1/{a^(1/3)+b^(1/5)}の分母の有理化方法について教えてください。より一般的な場合も教えていただけると助かります。
回答を見る
  • ベストアンサー

1/{a^(1/3)+b^(1/5)}の有理化

06年の和歌山県立医大で、n→∞のときの、 (n^3+n^2)^(1/3)-(n^5+n^4)^(1/5) の極限を求めさせる問題がありました。模範解答は、 n(1+1/n)^(1/3)-n(1+1/n)^(1/5) と変形し、誘導にそってその近似値が、 n(1+1/3n+…)-n(1+1/5n+…) のようになることから、2/15となります。 一般の二項定理またはテイラー展開を用いた解法ともいえます。 でも、有理化でも求めることができるだろうと思うのですが。 ちょっと、質問の言い方を変えて、 1/{a^(1/3)+b^(1/5)} の分母はどのようにすれば有理化できるのでしょうか? 可能でありましたら、より一般の場合の有理化についても教えていただけるとありがたいです。

  • jlglg
  • お礼率34% (133/384)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

まず、質問への回答ですが、  ( x + y )( x^2 - xy + y^2 ) = x^3 + y^3 に、x = a^(1/3), y = b^(1/5) を代入することにより、  { a^(1/3) + b^(1/5) }{ a^(2/3) - a^(1/3)*b^(1/5) + b^(2/5) } = a + b^(3/5) を得ます。次に、  ( x + y )( x^4 - x^3*y + x^2*y^2 - x*y^3 + y^4 ) = x^5 + y^5 に、x = a, y = b^(3/5) を代入して、  { a + b^(3/5) }{ a^4 - a^3*b^(3/5) + a^2*b^(6/5) - a*b^(9/5) + b^(12/5) } = a^5 + b^3 結局、  1/{ a^(1/3) + b^(1/5) } = { a^(2/3) - a^(1/3)*b^(1/5) + b^(2/5) }{ a^4 - a^3*b^(3/5) + a^2*b^(6/5) - a*b^(9/5) + b^(12/5) }/(a^5 + b^3) となり、有理化ができます。 これを使って医大の問題を解くことは可能かもしれませんが、ちょっと計算する気になれないので省略します(:D) ここからは予想です。不備があるかもしれないので注意してください。 一般には、(a^n-b^n) と (a^n+b^n) の因数分解の公式から同じ操作をすれば、有理化できると思います。 つまり、n,m を自然数とし、m : n = p :q となる互いに素な自然数 p,q を取れば、 1/( a^(1/n) ± b^(1/m) ) = f(a, b) / ( a^p ± b^q ) :( f(a, b) は a, b の累乗根を含む式 )と変形できると予想できます。 ただし、左辺と右辺の複号は対応しておらず、 左辺の複号が+、かつ、n, m が共に奇数のときにのみ、右辺の複号は+となり、その他の場合は-になります。 これは、実際やってみればわかると思います。質問の問題は右辺の複号が+となる例ですね。

関連するQ&A

  • 数IIIの極限の問題

    教科書の章末問題レベルですが、どうしても解けないんです!! lim[n→∞]{(√n+2)-(√n-1)/(√n+1)-√n} 模範解答では「収束して極限値は3になる」となっているのですが、自分がやってみたら0になってしまいました... 分母・分子とも有理化して解いたのですが、うまくいきません。 低レベルな質問で恐縮ですが、どうかご教示ください。

  • cos(有理数*2π)=有理数となるのはどういったときですか

    先日、tan1°、sin1°が無理数であるとのご回答を いただきました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2209804 cos(n°)が有理数になるのは、1≦n≦89の範囲では、n=60のときになるときだけ、と自分自身で考えたことをお礼の欄で述べましたが、それはしらみつぶしの方法でした。 改めて、cos(2π*p/q)が有理数となる場合はどういったときか、を教えていただきたいです。以後、孤度法を用います。 sinやtanも気になりますが、とりあえずcosがやりやすそうです。 孤度の(有理数*2π)を区間[0,π/2]上の点に限ると、 結論は、次の場合のみであろうと僕は思います。 cos(0)=(-1),cos(π/3)=1/2,cos(π/2)=0 さて、それを示したいのですが、cos(nθ)はcosθの整数係数n次多項式でかけると言うn倍角の公式があります。 http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/inequality/tschebyscheff.htm をみると、その最高次の係数は、2^(n-1)です。 定数項は、0または±1です。 つまり、文字を自然数として、 cos(2π*p/q)=r/s と仮定したとき、左辺のq倍角は、 1=cos(2π*p)=[cos(2π*p/q)を変数とする整数係数q次多項式、最高次の係数は2のベキ] になりますが、それが有理数解r/sを持つなら、分母のsは2のベキになることが分かります。 ここで、分母が2のときは、cos(π/3)=1/2などの解がある。 分母が4のときは、・・・、うーん、ここでつまりました。 別の解法でもいいですので、ヒントでもいいですので、tanなどの場合でもいいですので、なにかご教授いただけないでしょうか?

  • 数学III 極限の問題について

    極限が全然わかりません。 解説を見ると、 lim {1/(n+2)^(1/2)-n^(1/2)} は分母の有理化して計算して、 lim {n/(n^2+2)^(1/2)-n^(1/2)} は有理化せずに全ての数をnで割って計算をしていました。 形はほとんど違わないのに、なぜ計算方法が違うのでしょうか? また、どういう場合に有理化をするのか教えてください。 学校の授業では、∞-∞をなくしなさいとしか言われてなく、 説明がなくて、全然わかりません。 おねがいいします<(_ _)>

  • テイラーの定理を出来るだけ簡単に教えていただけない

    応用情報技術者 平成21年春期 午前問2 (1+α)nの計算を、1+n×αで近似計算ができる条件として、適切なものはどれか。 ア |α|が1に比べて非常に小さい。 イ |α|がnに比べて非常に小さい。 ウ |α÷n|が1より大きい。 エ |n×α|が1より大きい。 テイラーの定理?で展開できるとの事ですが テイラーの定理が分かりません 出来るだけ簡単に教えていただけないでしょうか 数学は苦手です、お願いいたします

  • 数3 数列の極限

    数列の極限を解いてみたのですが、 (1)の途中式は合ってますか? (1)lim n→∞ n/(n+1) lim n→∞ n/(n+1) ←分母と分子にn/1をかけ、 =1/(1+1/n) =1/(1+0) =1 あと、(2)はなぜこうなるのでしょうか? (2)lim n→∞ 3/n-√(n^2-n) を求めよ lim n→∞ 3/{n-√(n^2-n)} ←を有理化?し、 =lim n→∞ 3{n+√(n^2-n)}/n  ↑で分母と分子にn/1をかけると思うのですが、 分子は3と{n+√(n^2-n)}の部分、 どちらにもかけるのではなく、 {n+√(n^2-n)}だけにかけるのはなぜですか? 教えていただけると有難いです。 よろしくお願いします。

  • 数学B 数列

    次の数列の和を求めよ。 (1)1/1*4 , 1/4*7 , 1/7*10 , ・・・ 1/(3n-2)(3n+1) このような場合は、各項の分数を分けて 1/3(1-1/3) + 1/3(1/4-1/7) + ・・・ + 1/3{1/(3n-2)-1/(3n+1)} を計算すれば 最初の項と最後の項以外は全部消えていって、答えがでます。 これは最初の式の分母が積の形だったからですよね? 分母に和や差の形がある場合の問題、たとえば 1/1 , 1/1+2 , 1/1+2+3 , 1/1+2+3+4 , ・・・ のような形の数列の場合 一般項は、そのまま書けば「1/1+2+3+4+・・・+n」ですが、これは分母が和の形になっているので積の形に変形する」 つまり、一般項=2/n(n+1) にする という考え方でいいのでしょうか? また、1/√1+√3 , 1/√3+√5 , ・・・ のような分母にルートの和の形があるときも、分母を積の形にするために有理化する、という考え方でいいのでしょうか? この類の問題をみると、どれも「分母が積の形になっている」のでそう思い、どの問題もこのやり方でできたのですが、「考え方」としてあっているのか心配です。 お願いします。

  • 極限値

    (1) lim[n→∞]√(x+3)-√(x)/√(x+2)-√(x+1) 分子有理化をして、 分子分母に√(x+3)-√(x)をかけて、 lim[n→∞] 3 /{√(x+2)-√(x+1)}{√(x+3)-√(x)} さらに分子分母をxで割りました。 3/∞になって0になります。 しかし、解答は3です。 (2) 数列{a_n}の極限値を求める。 a_n=1^2+2^2+…+n^2/n^3 こちらは全く分かりません。 分子分母をn^2で割りましたが、 なにも進みません…。 なにかヒントをお願いします。

  • 極限値 問題

    極限値 問題 lim[n→∞]4n/((√n^2+1)+n) 有理化してみましが、どうもうまく解けません。 ちなみに、有理化するとlim[n→∞]4n((√n^2+1)-n) となります。 どのようにして解けば良いでしょうか? ご回答よろしくお願い致します。

  • 確率統計の問題

    確率密度関数f(X)= 1(0<=X<=1)              0(その他) で与えられている。 Z=Σ(i=1,12)Xi-6 として新しい確率変数Zを定義するとき、Z~N(0,1)と近似できることを中心極限定理によって説明せよ。 という問題です。 私のやり方としては、まずf(X)の平均と分散を求める。 μ=1/2 σ^2=1/12 と求まります。 ここで、Zを変形すると、 Z=(1/√12)*(Σ(i=1,12)(Xi-1/2)/(√1/12)) となり、ここの12をnと置き換えればn→∞のときに Z~N(0,1)と近似できるとわかりますが、 中心極限定理ではn が大きいときに、 Z=(1/√n)*(Σ(i=1,n)(Xi-μ)/(σ)) の分布は標準正規分布でよく近似できるとありますが、 問題文ではn=12であって、これが何を持って大きいといえるのです。 確率統計の初心者ですので、馬鹿な質問になり、申し訳ありません。 わかる方がいらっしゃいましたら、ご教授お願いします!

  • 極限について質問です。

    極限について質問です。 テイラーの定理(およびマクローランの定理)を利用せずに lim(n→∞) x^n/e^x = 0 を証明する方法はあるでしょうか。