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コバルト文庫について
『マリア様がみてる』を読んですっかりハマってしまいました。 それで、他のコバルト文庫のものも読んでみようと思い、前田珠子さんの『空の呪縛』や『天を支える者』、藤原美里さんの『桃仙娘々伝』を読んだところ、またハマってしまいました。たぶん、ファンタジー系の作品にハマりやすいのだと思います。 以下のポイントに一つでも当てはまるコバルト文庫なら何でも大歓迎ですので、みなさんのオススメの作品を教えてください。簡単なあらすじも付けてもらえると嬉しいです。 1.女の子が主人公であるもの。 2.一人称であるもの。 3.感情移入しやすいもの。 4.西洋風ファンタジーのもの。 5.中華風ファンタジーのもの。 6.異世界へ主人公が行ってしまうもの。 7.主人公が日々、成長していくもの。
- kutukuri
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質問者が選んだベストアンサー
今から約20年前…つまり、前田珠子先生がデビューした頃によく読んでいた者です(現在30代前半)。少し離れている間にずいぶん様変わりしてしまってどこから手をつけて良いかわからないですが(^^;)同じく友人(ただし男)がマリみてにハマってるので私も読んでます。 私が主に読んでいたのが20年近く前になるので、少し作品は古くなりますが、これぞ元祖、というお気持ちで選択されると嬉しいです。 「扉を開けて」新井素子 条件のうち、1・2・4・6・7(人によっては3も)当てはまる作品です。元々不思議な超能力を持っていた女子大生の主人公・美弥子が、同じく「月の満ち欠け」によって超能力を発揮する男性の仲間2人と、一緒に異世界に飛ばされ女神様(だっけ?)と崇められつつ、その世界でお姫様であり戦士でもある女性と親しくなるにつれ、自分たちの能力の真相を知り苦悩しながらも元の世界に戻ろうとする話です。 初版は1980年ですが、数年前にコバルト文庫から新訂版が出て、イラストは「ハチクロ」で有名な羽海野チカ氏が担当。アニメ化・コミック化もされていて、コミック化の方は前田先生の「破妖の剣」のイラストの厦門潤が別名で描いてます。 「楽園の魔女たち」シリーズ 樹川さとみ 1・3・4・7に該当。私的に比較的新しいものです。(知ったのが20代後半になってからだもんな…) 僻地の国にある「楽園」と呼ばれる屋敷に住む得体の知れない魔術師エイザードは、魔術師組合からの「弟子を取らないと屋敷から出て行ってもらう」という命令にしぶしぶ従う形で、各地からタイプのまったく違う、「元の場所には戻れなくなった」16歳から18歳の少女4人を呼び寄せる。法学と化学に長けた秀才・サラ、帝国の皇女で語学に優れ強気が専売特許のダナティア、剣士の一族に育ち剣術は一流で美少年にしか見えない容貌なのに桁外れのお人好しのファリス、貧乏貴族の出身で見た目は幼女にしか見えないのに実は男爵夫人(夫は結婚直後に行方不明)で家事と動物との疎通に長けたマリア。 エイザードの型破りな教えでめきめきと魔術師としての腕を上げていき、依頼という名のトラブルに巻き込まれながら4人娘は師匠とともに成長していきます。 コメディタッチのファンタジーですが、4人の少女たちが置かれた境遇は決して笑い事で済ませられるものではなく、その辺りが感情移入しやすいかもしれません。全体的には三人称ですが、その辺りのモノローグは一人称に近いかな。 ちなみにジャケ買いです、好きなイラストレーターが表紙書いてたんで(^^;) それと最後に、ファンタジーではないのですが、マリみてから入ったというのなら、コバルト文庫(当時集英社文庫コバルトシリーズ)の元祖の中から、久美沙織「丘の家のミッキー」。 主人公の未来は、都心にあるお嬢様学校に通っていたが、父親の「夢」のために葉山に引っ越してくることに。しかし中等部には通学制限がありそれに引っかかってしまい、余儀なく転校することに。しかし転校先の女子校は今までとは反転、不良の吹き溜まりの学校だった…。 しかし友人となるうららと、香道の一家であるうららの家の人たちと関わることで未来自体は次第に成長していき、前の学校のシステムに疑問を抱き始め、高等部の編入試験でついに…。 こちらも一応新装版が最近出たそうですが、当時リアルで中学生だった私としては元の方が好みです…けど、初版の全巻入手は難しいかも。でも新装版では時代考証も入ってるとのことで読みやすいかもしれませんよ。一応1・2・3・7に該当します。 参考になれば幸いです。 (余談ですが、私は前田先生のは、デビュー作みたいなSFちっくの方が好きだったりします…凄く希少ですけど)
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- j2ee
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「伯爵と妖精シリーズ」(谷瑞恵・集英社コバルト文庫)1.4. 妖精と交流することのできるリディアは、その能力を活かして「妖精博士」という立場で、伯爵エドガーに仕えていた。女ったらしで、本当に悪党で嘘つきなエドガーはリディアを口説きまくるが、リディアはかたくなに拒み続ける。その気持は、「好きになれない」から、次第に「好きになったら辛いから」に変わっていく……。究極のじれじれロマンスです。恋愛強め。 「魔法鍵師カルナの冒険」全4巻(月見草平・メディアファクトリーMF文庫J)1.2.4.7. 魔法鍵師をめざすカルナは、厳しいけどほんとにすごいのかよくわかんない師匠、ミラの元で修行中。伝説の魔法鍵師のつくった鍵を開ける機会に恵まれたカルナだが……。少女系文庫から出てはないですが、条件にあてはまっていたのでおすすめです。とても読後感がよかった作品です。
お礼
回答ありがとうございます! 『伯爵と妖精』、題名がステキですね。『マリア様がみてる』を買ったときに、チラシに紹介されていた気がします。 『魔法鍵師カルナの冒険』は完結しているんですね。「魔法鍵師」という言葉が良いですね。 どちらの作品も読んでみたいと思います。
- matuyukisou
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倉本由布「きっとシリーズ」1,6,7に該当 女子高生の濃子がある日戦国時代にタイムスリップし、身代わりとして織田信長の嫁になることに…。 このシリーズは濃子の子供世代へと話が引き継がれます。 主人公がタイムスリップ体質なので、過去や現代と舞台もいろいろです。 須賀しのぶ「流血女神伝シリーズ」1,4,7に該当 主人公のカリエはある日突然見知らぬ男に連れ去られてしまいます。 連れて行かれた城で皇子の影武者にされ…。 この前完結したばかりのシリーズです。 皇子の影武者、奴隷、王子の妃、海賊など、波乱万丈な人生を歩んでいく少女が主人公のお話です。
お礼
回答ありがとうございます! 『きっとシリーズ』、なかなか面白そうですね。『流血女神伝シリーズ』はずっと気になっていた作品です。どちらも読んでみたいと思います。
- mshr1962
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榎木洋子「龍と魔法使い」2,3,4,7 榎木洋子「リダーロイスシリーズ」2,3,4,6,7 榎木洋子「緑のアルダ」1,2,3,4,7 ※上記3作品は同じ世界の時代がずれた話です。 榎木洋子「影の王国」1,2,3,6,7 前田珠子「聖石の使徒」1,2,3,4,7 毛利志生子「風の王国」1,2,3,5,7 氷室冴子「銀の海 金の大地シリーズ」1,2,3,6(古代日本),7 コバルト文庫ではないですが 本宮ことは「幻獣降臨譚」1,2,3,4,7 講談社ホワイトハート 高瀬美恵「クシアラータの覇王」1,2,3,4,7 講談社ホワイトハート 小野不由美「十二国記」1,2,3,5,6,7 講談社ホワイトハート 麻城ゆう「月光界シリーズ」1,2,3,6,7 角川スニーカー
お礼
回答ありがとうございます! 榎木洋子さんの作品が面白いみたいですね。『聖石の使徒』は前田珠子さんの作品なんですね。読んでみたいと思います。
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