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鉄瓶や中華鍋から溶け出す鉄分は安全?

鉄分をとるためにお茶を鉄瓶で沸かしたり、中華なべから微量の鉄分が溶け出すと言われていますが、その鉄分って、体に安全な鉄分なのでしょうか。鉄剤とはまた違う気もしますが…

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  • ADATARA
  • ベストアンサー率43% (583/1345)
回答No.3

こんにちは!! かつて、岩手県の名産品「南部鉄器」の製造に関わっていた者です。鉄瓶や鉄鍋などです。 (1)<鉄剤とはまた違う気もしますが・・・  そのとおりです。鉄剤の「Fe」と違い、二酸化鉄というのは、鉄のFeと酸素O2が化合したもの、つまり鉄サビです。二酸化鉄は体内に摂取されると、鉄Feとして吸収されるので、鉄剤を飲んだのと同じ効果になります。吸収率は鉄剤の方が良いのですが、鉄器を習慣的に使用していると、安定して確実に鉄分が取れる利点があります。 <その鉄分って、体に安全な鉄分なのでしょうか。  安全です!  分かりやすく説明するため、製造方法を簡単に述べますと (1)鉄のインゴット(今は輸入品が主力で、金の延べ棒のようなインゴットになっています。1kg25~30円くらいが鉄のインゴット価格です。自動車用の鋼板と違って、ただのFeの塊です。 (2)鉄のインゴットを電気溶解炉で溶解する。 (3)溶解した鉄を型に流し込んでから冷ます。 (4)グライダーで研磨する。 (5)食品衛生法をクリアした塗料で塗装する。塗料の分子と分子の間が数ミクロンあいているので、その隙間から二酸化鉄がでてきます。 (6)梱包して、出荷する。  以上の通りの工程なので、安全なのがお分かりでしょうか。なお、他の鉱物は値段が鉄よりも高いので、経済的な意味では使われることはありえません。南部鉄器の接合部分は溶接です。もし、品質的にご心配なら国産の鉄器を使用したらよいでしょう。  なお、鉄器の一番良いところは、日常的に使用していると、鉄分の補給ができることと、冷めにくいことです。欠点はさびやすいことです。 ただ、さびると見た目は悪いですが、鉄分の補給量は増加します。

その他の回答 (4)

  • turbo27
  • ベストアンサー率40% (166/414)
回答No.5

むしろ鉄器を使う事をお勧めします。 鉄分を食品から摂取する場合、動物性の食品に多く(60%ほど)含まれるヘム鉄と、植物性の食品に含まれる非ヘム鉄とが有ります。 体への吸収率はヘム鉄15~25%、非ヘム鉄2~5%と数倍違います。 鉄はご存知の通りFeですが、水溶液中では二価の鉄イオン(Fe2+)と三価の鉄イオン(Fe3+)とがあります。 ヘムは鉄単体ではなく、二価の鉄原子とポルフィリンと言う有機化合物からなる分子です(ちなみにヘムとグロビンと言う分子でヘモグロビンと言うタンパク質の分子を構成します。)。 動物性の鉄分は有機化合物ヘムと言う形でそのまま吸収できます。 非ヘム鉄は三価鉄でそのままでは吸収できず、ビタミンCや動物性タンパク質に含まれる消化酵素によって二価鉄に還元されて吸収されます。 非ヘム鉄の吸収率の低さはここからきます。鉄分を取る時にビタミンCやタンパク質を一緒にとる事を勧めるのはここから来ています。 さて本題の鉄器から溶出する鉄の大部分は「二価鉄」です。腸で吸収されるのはこの二価鉄だけです。という事で非常に吸収されやすい鉄分が摂取できます。また溶け出すと言っても目に見えて鉄鍋が薄くなるほど溶ける訳ではなく、一回の調理で1~2mg程度で、一日の必要摂取量12mgの1~2割が取れるという事です。 (妊娠中や授乳中の女性は1日15~20mg必要) 昔のNHKのためしてガッテンの実験では、「みそ汁やビーフシチュウ・お茶を鉄鍋で作った場合、料理に含まれる鉄分は鉄鍋を使わない場合に比べて、1.5倍にプラス、その鉄分は吸収されやすく、生のほうれん草に換算して178g分」という事ですから、毎日ほうれん草を100gも200gも食べる事を思えば、鉄鍋や鉄のフライパンを使わない手は無いでしょう。

参考URL:
http://www.mansai.jp/nutrition/nu_iron.html
  • maxmixmax
  • ベストアンサー率10% (91/908)
回答No.4

単純に鉄だけなら全然問題ないはずですよ。 むしろ鉄瓶で沸かしたお茶は鉄分が溶け出していいって言うぐらいですから。

  • simakawa
  • ベストアンサー率20% (2834/13884)
回答No.2

昔から国内では使われて来ています.安全性に問題ありなら,もうとっくに製造販売は中止となっているでしょう.お茶の世界でもテフロン加工になったとは報道もされていません. 厚生省の「日本人の栄養所要請」によると、女性は13歳以上で1日12mg の鉄分が必要としている。男性は13~19歳までは12mgだが、20歳を超え ると10mgとなっております。 ■健康鉄まんじゅう お湯を沸かす時や鍋物の時などに鉄まんじゅうを入れて使用するほか、 黒豆を煮る時や貝類の砂出し、ナスの色付けなどにもお使いいただけま す。 とこういうものまであります.  http://n-c-support.com/kitchen/blog/?cat=42

  • garu2
  • ベストアンサー率32% (277/860)
回答No.1

こればかりは専門機関で成分分析をしない限り誰も答える事はできないと思います。 純粋な鉄鍋や中華なべの鉄が溶け出すのでしたら全く問題無いのですが、今は何でもメイドインチャイナです。 少なくとも去年には鍋に鉛(有毒です)がかなり多く混入していたとニュースで報道され問題化しましたね。 輸入品全て成分を分析してる訳はある筈がありませんから、中国製品は信用しない方が得策かもしれません。 どんな金属が混入しているか分かりませんからね。

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