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所得税の戻りが少ないと責められ大変困っております。
どなたか教えてください。 昨日源泉徴収票を従業員に配ったのですが、今年は戻りが大変少ないと 指摘されました。 初めて担当したので、明確な回答ができず困っております。 以前は何万も戻っていたのにどうしてだと詰め寄られ、悪者扱いです。 定率減税が廃止されたこととどの程度まで影響ありますか。 大変恥しいのですが、聞く人がいないのです。 このままいやな気分で年を越しそうです。
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質問者が選んだベストアンサー
まず、定率減税が廃止されたことと還付金の金額が低いことはあまり関係がありません。 H19年1月からは定率減税が廃止されることを前提として毎月の源泉徴収をしているかと思います。 今年年末調整を30社分くらい年末調整を計算したところで戻りが少ないと感じた方の理由としては、 1.課税所得が195万未満の方 去年までは課税所得が330万円未満の場合は税率が10%でしたが、今年はさらに195万円未満は5%という枠ができました。 御社が社会保険に加入していればあまり影響はないかもしれませんが、国民健康保険、国民年金の場合奥さんの分も含めると申告社会保険料が50万円を超えるケースはザラです。 仮に50万円の社会保険料控除があるとすると、それだけでも去年までは10%の5万円の還付となっていたところが5%の2万5000円しか戻らないというケースもあります。 逆にいえば課税所得が195万円以上であれば、税源移譲の影響で毎月の源泉所得税が少ないから還付額が少なくなるということはありません。 2.H13年に住宅を購入した方 H13年に住宅を購入して住宅借入金等特別税額控除の適用を受けて15年を選択している方は、H19年において7年目を迎えるため、去年までは1%でしたが、今年から税額控除できるのは0.75%になります。 3.お子さんが特定扶養から外れた、もしくは就職して扶養家族が途中でいなくなった。(配偶者控除でも同じことがいえます) 4.損害保険料控除が廃止された(短期のみ) これについてはもともと3000円の所得控除なのであまり影響はありませんが。 5.住宅借入金等特別税額控除が使い切れなかった 所得税の税率が変ったことにより、去年よりも多くの方の所得税額が少なくなっています。そのことにより去年までは使いきれた住宅借入金等特別税額控除が今年は所得税では使い切れないというケースが多く見られます。 その場合は使い切れなかった控除額を住民税から控除することができます。 自治体によるかと思いますが、来年に入ってから自治体から対象者に申告書が届くようです。 これに当てはまった場合にはその仕組みを理解した上でその方に教えてあげて下さい。 思いつくのはこの辺りですね。 どれにもあてはまらない場合には、データがあれば去年、おととしのその方の年末調整データを調べてみてください。 扶養家族の変動だとか、賞与の源泉徴収率が妙に高いとか原因が見えてくるかと思います。 御質問者様の年末調整の理解がどの程度のものかわかりませんので、とりあえず書きましたがご不明な点があれば質問してください。 (個人情報に抵触しない程度の実例をあげてもらうと理由を考え安いですが)
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- 1234toto
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源泉徴収の計算には間違いないことを前提として・・・・・ 以下のことを、「相手のレベルに合わせて」言ってあげるしかないのでは・・・・。 「源泉徴収・年末調整」は「給料の支払い者」が「受給者」の代わりに、「税金の額を計算している」ものです。 なので、どうしても源泉徴収の額に不信があるなら、「年末調整の仕方」を参考にして、「給与明細なり、源泉徴収票を」基に「ご自分で計算してみてください」 それで「間違っているのなら申し出てください。」「なお、年末調整の詳しい方法は」 国税庁のホームページの下のほうにあります。 http://www.nta.go.jp/index.htm このページの http://www.nta.go.jp/nencho/index.html これ。 文句を言ってくる人間は、自分で計算をしていないのがほとんどですから、まず計算してからにしろと言いたいです。
お礼
回答いただき、ありがとうございました。 はじめての担当ゆえ何度も確認をしたので、間違えはないと 思いますが、去年との違いをいえず大変悔しい思いをしました。 皆さんの言葉にはげまされ、1234totoさんの回答にすっきりいたしました。 どの相手のレベルにに合わせられるように頑張ります。
- daisuke7777
- ベストアンサー率28% (4/14)
今年夏の住民税が大幅に上がったのは有名ですが、それより前の今年1月で、源泉所得税が大幅に下がっています。これは税源移譲と定率減税廃止が考慮された源泉徴収額です。税源移譲でガバっと下がって、定率減税廃止でチョコっと上がったという感じです。この変更によって年末調整還付額の前年比に影響を与えるのは税源移譲の方です。定率減税の廃止はほとんど影響がありません。 当然、源泉徴収簿で計算された年税額も去年と比べて大幅に少ないです。おおざっぱですが、「去年なら年税額が10万、徴収済み税額が12万で2万還付されるような人は、今年なら年税額が5万、徴収済み税額が6万で1万還付される。」といった感じのイメージです。 去年と今年の源泉徴収簿を見せて説明するのがベストだと思います。去年と比べて控除の項目が変わっていたらそこも指摘してあげてください。 初めてのご担当なんですね。去年とは勝手が違う部分もあるので、さぞご苦労があったかと思います。お疲れ様でした。 毎月の徴収額の確認や、年末調整の検算は以下のサイトがおすすめです。ご参考までに。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 わかりやすい言葉で説明して下さり、またねぎらいの言葉もかけていただいて。。。 前任者が突然やめた後の入社だったのでとても苦労しました。 紹介していただいたサイトは大事にとって?います。 ありがとうございました。
今年は預かっていたお金が少ないため(源泉税のこと。少ないなんて感覚はないのが大半)、その分戻りも少ないのです。 おまけに住民税も上がって損してるという感覚の人が大半でしょう。 今後ずっとそうですよ。 預かりすぎていないお金は返せません。と言うのが正答でしょう。
お礼
回答をいただき、ありがとうございました。 そうなんです、`損をしている上になんでだ’という感じでした。 その内の一人にはけっこう強く詰め寄られたので、慌ててしまいました。 もっと勉強いたします。
- uozanokoi7
- ベストアンサー率59% (242/409)
担当者ゆえのご苦労、同情いたします。 ここOKWaveにても多くの方がそのような質問をされておりますが、そのような従業員へは昨年と今年の毎月の給与明細の源泉税額を比べてみなさいと言ってあげて下さい。 適正な源泉徴収事務を行っている限り、今年は1月の給与計算から税源移譲・税率変更を考慮した新しい源泉徴収税額表に基づいて税額が計算・徴収されているはずです。そしてこの額は昨年と比べてかなり少なく、半分ほどの人もいます。 そもそも年末調整還付金は、確定年税額に対して既徴収済税額が多い場合に還付されるものですので、毎月の支給時において徴収される税額自体が少なくなっている今年は還付額が少なくて当たり前なのですよ。 他の類似の質問とそこへ答えられた多くの回答者様の質問をお読みになられご理解を深められ説明にあたって下さい。仕方が無いことだけど、当たり前なことなのだと。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 >担当者ゆえのご苦労、同情いたします。 この一言に癒されました。 初めてでしたので、詰め寄らたことに対して慌ててしまいました。 とても勉強になりました。ありがとうございました。
- dec02
- ベストアンサー率36% (578/1602)
>定率減税が廃止されたこととどの程度まで影響ありますか。 算出年税額で1,000,000円と出た人の徴収済み額が950,000円とします。 昨年でしたら、1,000,000から10%引いた900,000円が決定税額となり、 50,000円が還付されますが、 今年でしたら、1,000,000円のままですから、逆に50,000円不足しますので追加徴収となります。 あと、年間の徴収額も昨年と比較して示してあげれば、良いのでは? その内、みんなそうなんだなって納得されますよ。 源泉徴収簿のコピーでも渡してあげれば良いのかもしれません。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 結局あのまま年を越してしまいましたが、今から去年の源泉徴収票を 探してみます。 少し落ち着いた分、きちんと説明ができそうです。
- kaZho_em
- ベストアンサー率50% (2950/5879)
税源移譲と定率減税の廃止によるものですね。 財務省 - 平成19年から所得税が変わりました http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/zeigen.htm 所得税(国税)から住民税(地方税)への移譲によって、年末調整で調整し切れない分は、 翌年の住民税で調整されます。
お礼
回答ありがとうございました。 紹介してくださったものを社内の掲示板に張ろうと思います。
- assault852
- ベストアンサー率48% (1364/2797)
減税もなくなりましたが、今年は所得税が安くなっていますので、当然源泉徴収税額が下がります。 つまり還付税額も下がります。 そんなことを聞く人には「こんなことは常識ですよ」と教えてあげてください。
お礼
回答をいただき、ありがとうございました。 皆さんに教えていただき、とても参考になりました。 私も恥しながら、常識がない一人でしたので、もっと勉強しないといけませんね。
お礼
丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。 1~5までのすべてにあてはまりました。 1の課税所得にかかる例が一番多く見受けられました。 年末は間に合わず今になりましたが、去年の年末調整のデーターもチェックしてその社員の帰りを待っているところです。 また、質問をしてもいいといわれ、とてもうれしく思いました。 が、質問をしようとした分一生懸命みたので、質問がなくなってしまい、もったいない感じがしています。 またどうぞよろしくお願いいたします。