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防寒対策について
ひどいときで-10℃ほどになる地域でのキャンプをする際にどのような防寒対策をすればよいでしょうか。 時期が2月・3月頃なのですが、雪は降らないらしいです。標高は高いサイトなので風は強いそうです。 学生の部活なのでそんなにお金に余裕があるわけでもないので、個人で着る物を買うとなるとあんまりわがままも言えず…。 ただし部費からテントにつけるものなど大きいものならば買えます。 このような状況でどのようにしたら上手く防寒対策ができるでしょうか?どなたかアドバイスお願いします。
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テント関係では、内張あるいは外張を追加すれば幾分かマシになります。これらのオプションを追加できるのは、山岳用テントの4シーズン用に限られますが。(ちなみに内張はエスパースだけの設定で、他は全て外張です) キャンプ用のテントで内張や外張を追加できるものがあるのかどうかは私はよく知りません。ご使用のテントメーカーに問い合わせてみて下さい。 マットはテントの床を全面的に覆うものがあった方が良いでしょう。 銀マットでけっこうですから(少し厚手のものがベター)、床を全てカバーできるサイズ、枚数を用意した方が良いです。 でも、それだけやっても実際のところ、たいして暖かくはなりません。少しマシにはなると思いますが。 装備を団体装備(テントや炊事器具などパーティー単位で用意する物)と個人装備(シュラフやウエアなど個人単位で用意する物)に分けると、防寒のために重要なものはほとんどが個人装備です。 まずシュラフは外気温で-10℃になる場所で使うのなら、-5℃程度で使用できる性能のものが必要でしょう。0℃近辺のものしかないのであればシュラフカバーやダウンジャケットなどで補うことは可能ですが、どちらにしてもこれは「個人装備」になります。 また、自分が寝る幅のマットも団体装備のマットとは別に必須です。地面からの冷えが厳しいですから。 このマットはインフレーター式(ウレタン等の緩衝材とエアの併用式)がベストですが、高価(1万円前後から)なのでウレタンやEVAのものでもなんとかなると思います。 ただ、「エアマット」はやめた方が良いです。空気だけで膨らませるタイプのもののことですが、これは冬には"断熱"の用をなしません。中の空気が冷えてしまって却って地面からの冷えをダイレクトに身体に伝えてしまいます。 ウエアにあまりお金をかけることができないのであれば、せめてアンダーウエアは登山用の厚手のものを着た方が良いでしょう。ウエアでの防寒に最も重要なのはアンダーです。 登山用の厚手、ということになると、化繊のもので上下で1万円くらいから、ウールだとその倍、といった感じです。登山などで激しい運動をする場合はウールを好む人も多いですが、キャンプなら化繊でお釣りが来ます。 登山用のちゃんとしたアンダーは、初めて着ると驚くほど暖かいです。 あとはそれぞれダウンジャケットを用意するくらいですか。街用のダウンジャケットはちっとも暖かくないですが・・・ テントの中でコンロやランタンを点けるのは暖房としては絶大な効果がありますが、酸欠には十分注意して下さい。特に就寝時には絶対に消しておかないと、全員そのまま二度と目が覚めない事態になりかねません。 私は冬山登山の時は、テント内でバーナーを使うときはマグカップやナベにロウソクを点けていました。これが風もないのに"ふっ"と消えると危険!ということです。山岳用のテントは狭いので、ほぼ5分おきにロウソクが消えて換気!という繰り返しですね。 外気温が低いときにテント内でバーナーを点けたりして暖かくすると、テントの内壁に激しく結露します。外気温が-10℃もあると、その結露は片っ端からバリバリに凍ります。 これがテントの通気性を阻害したりすると、バーナーを消しても酸欠になります。 なので基本的にはテント内の気温は0℃以上に上げたくはないのです。ということは、やはり防寒は各自の個人装備で、ということになりますね。 積雪はないとのことなのですが、僅かな積雪があってテントのフライシートと地面の隙間が埋まるような場合も注意が必要です。この場合も、テントを締め切ればテント全体として通気性がゼロ、という状態になりますから。 キャンプ用の大型テントだともう少し空気も持つでしょうが、山岳用テントだと基本的に収容人数全員が朝まで酸素を吸えるだけの内容積はありませんから、このような状態の時に油断すると「誰も目覚めない」ということになります。 ・・・ま、たいていは誰かが頭痛がしたり不快感で目が覚めて換気するので事なきを得ているのですが。全員泥酔していたりするとヤバいですね。 そんなわけで冬のテント泊では、テント内の気温は外気温よりなるべく上げずに、防寒は個人のウエアなり装備で対策するのが基本です。 そうそう、言うまでもないことだとは思いますが、間違ってもテント内で練炭などで暖を取らないで下さいね。かなり高い確率で全員冷たくなります。ただの酸欠とは違い、こちらは一酸化炭素中毒ですからリスクも段違いです。 ま、今のご時世、そんなことすると集団自殺だと勘違いされそうですが・・・でもこの手の事故、けっこう多いです。
具体的な地域を言ってくれると助かりますが。 雪のない風が強いエリア、標高が高い、2月3月、テント泊での防寒対策ですね。 まず、テント泊の冷気は下からきます。 歩いて移動なら使えませんが、 ・ごついテントマット(空気を入れるものがベスト) 山行ならそれ用のマット どのようなテントを使用するのかは判りませんが、 可能ならばテントの内張りを追加(当然アウターはありますね) シュラフはダウンでインナーとシュラフカバー(当然ゴア) なければ、ダウンでも背中にひいて寝るとか。 八ヶ岳あたりでの山行なら気合いでカバーっす。
お礼
地域は大体長野県の飯島町付近を考えていますがまだ確定してはいません。説明不足、ほんとにすいません…。 下からですか~。テントマットを厚い物にしたり数を増やすなどすれば安くできそうですね! ダウンを背中にというのも良いですね! とても参考になりました。ありがとうございます!
- cosomo7
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防寒対策はテントでの防寒ですか。登山中の防寒対策ですか。雪が少なく風か強いと言う事ですから、八ヶ岳かと思いますが、ダウン系のものとあとはゴアの極寒仕様のものですかね。いくら着ていても風が吹けば当然体感温度は下がりますし、ある程度、慣れも必要と思います。テントでは初級の人が多いならコンロとかもあった方が安心ですしね。
お礼
一応寝るときや朝起きたときなどの一番冷え込みそうな時の防寒対策を考えています。説明不足ですいません。 やはり風が吹くと体感温度は下がりますか。難しいですね。 コンロですか。参考にさせて頂きます! ありがとうございました!!
お礼
詳しいご説明感謝します。 うちのテントはK6という3シーズン用なのでおそらく厳しいですと思います。やはり団体装備では限界がありますよね。テントマットはとりあえず実施してみようと思っています。 アンダーくらいならば確かに何とかなりそうですね。普段のダウンではやはり厳しいですか…。 さすがに気がついたら死んでましたは嫌ですね~。酸欠、一酸化炭素中毒には気をつけたいものです。 本当に細かい点までありがとうございました!