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偽遺伝子とジャンクDNA

遺伝子について教えて下さい。 ゲノムと遺伝子、偽遺伝子、ジャンクDNAとの関係について教えて下さい。 偽遺伝子はジャンクDNAと同じ意味なのですか? また、最近は遺伝子の発現を調整する機構を遺伝子以外の領域が担っている事が分かったと聞いていますが、そうした遺伝子の発現を調節しているのは、ジャンクDNAなのですか?偽遺伝子なのですか? すみません、どうもこのあたりが混乱しています。 わかりやすく教えて下さいませんでしょうか?

みんなの回答

回答No.1

偽遺伝子は普通ジャンクDNAと同じ意味では使いません。 偽遺伝子は遺伝子として働いてもおかしくないような配列を持っているにもかかわらず発現しない領域です。 過去に遺伝子として働いていたものが調節領域を失ったり、トランスポゾンやウイルスにより別の場所から持ち込まれたものの、調節領域を欠くために発現しないなどの場合があります。 一方ジャンクDNAはでたらめ、あるいは短い反復配列が延々と続くなど、タンパク質を指定しているとは考えられない領域です。 (この部分の多くが調節のための短いRNAをコードしているという研究もあるので、一概にジャンクとは言えないかもしれません) 遺伝子の発現を調節している領域は、エンハンサーやプロモーター、リプレッサーと呼ばれる部分で、比較的ゆるいものの、配列にはある程度の規則性がある場合が多いです。 この部分には転写調節因子が結合するなどして、下流の遺伝子の発現を制御します。エンハンサーの中には場合によっては数千塩基も離れたところからも周囲の遺伝子発現に効果を及ぼすものもあります。

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