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古代ギリシャの時間について
歴史や古代ギリシャの世界観について、まったく知識がない者です。 古代ギリシャでは24時間でしたでしょうか?教えてください。 よろしくお願いします。 【疑問に思った理由】 旅行でオペラ座を観たときに疑問に思いました。 アポロン像の下に、女性の顔のレリーフが24飾られていました。 本でアポロンの神殿では、アポロンの脇に時の女神が、等間隔に並んでいると読んだことがあります。 古代ギリシャが24時間制であれば、このレリーフが時の女神で間違いないと思うのですが・・・
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cotton-tail さん こんにちは 紆余曲折はあったと思いますが、24時間と考えられます ご存知のように最初に60進法を採用しているバビロニアで 当初一日は、日の出から日没までを3等分して、夜も3等分の 6等分でした この日中の3等分の名残が、morning, afternoon and evening との言葉です 暫くはこの6等分で十分でした と言いますのは、この6との数字が 最初の完全数(その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい 自然数 6 = 1+2+3, 次が 28=1+2+4+7+14 など 現在まで44個しか 発見されていません)だったからです その後、6等分と6等分で 一日を12等分し、そしてよりそれを細分化して12+12=24です (ここらは、エジプト経由でギリシアと言われています) コレを女神との関係で見ますと ギリシアの時の女神は当初三人でした その三人は、春、夏と冬を象徴していました 時代が下って更に秋と 冬至が加わり5人になり、最終的には12人になりました 以下順番にその女神の名前(意味は凡そ)を書きます Auge :日の出前の朝焼け? Anatole 乃至 Anatola :日の出 Musica 乃至 Mousika :音楽や勉強の時間 Gymnasia 乃至 Gymnastika :体操の時間 Nymphe 乃至 Nymphe :入浴の時間 Mesembria :正午 Sponde :食事の後の灌奠 Elete : お昼ねの時間 乃至 祈りの時間 Acte 乃至 Akte : 午後 乃至 食事と楽しみの時間 Hesperis :夕方 Dysis :黄昏の時間 乃至 日没 Arktos :日没後の薄明かり このように日のある時間帯を12等分していましたので 一日を24等分していたと、推測しています
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- Mumin-mama
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日時計はバビロニアで発明されて、紀元前3000年には古代エジプトを経て古代ギリシャで完成したそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%99%82%E8%A8%88 バビロニアといえば「12進法」の起源で有名。それは時計の24時間として今でも使われています。 http://logos.vis.ne.jp/mathematics.html
お礼
回答ありがとうございます。 12進法が、古代ギリシャで用いられていたんですね。 ショートカット先も分かりやすいもので、とても参考になりました。
お礼
ありがとうございます。 12人となるまでの経緯まで知ることができて、勉強になりました。 女神は12人なんですか。 では、レリーフが時の女神かどうか、判断が難しいところですね。 オペラ座の設計士がそこまで、ギリシャ神話に造詣が深かったかどうかも疑問です。 しかし、体操の時間まで決まっていたのが面白い!!