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対消滅、反物質について。

陽電子と電子、陽子と反陽子については、何とか分かるのですが、中性子にtるいて分かりません。 強大な質量の天体では、陽子と電子が重力で接触してしまって中性子になると、読んだ事が有ります。<中性子星というSFです。 と、すると、陽電子と、反陽子から、中性子が作られる事は無いのでしょうか? もし、作られるとしたら、電子と陽子からできた中性子と、対消滅する事は有るのでしょうか? 電荷が中性だからないのかな?

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  • ベストアンサー
  • bilikenJr
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回答No.2

一般に全ての粒子に対して、電荷などその粒子を特徴づける0でない数があるとき、その数の符号をすべて逆転した、同じ質量の反粒子と呼ばれるものが 存在することがディラックによって示されました。 ですから、電子や陽子は電荷があるので、その反粒子はパッと理解しやすいですね。 中性子は名前の通り、電気的には中性ですが、磁気モーメントと呼ばれる量を持っています。この量が0でないため、符号をひっくりかえした反中性子が存在します。 同じようなことは中間子と呼ばれるものにもあります。 湯川秀樹が予言したパイ中間子のなかには電気的に中性な「中性パイ粒子」があります。これは自分自身が反粒子になります。 しかし、同じ中間子でも「中性K粒子」と呼ばれるものは、ストレンジネスという一風変わった数を持っています。このため、この数が逆の「反中性K粒子」が存在します。 中性子 n は単独ではおよそ900秒で陽子 p と電子 e と反電子ニュートリノ 反ν に崩壊します(これをベータ崩壊(壊変)といいます)。 式で書くと、 n → p + e + 反ν です。ここで中学で習った等式の変形と似たようなやり方をします。 粒子を矢印の反対側に移すと反粒子になるというものです。 これで反νを左にうつせば n + ν → e + p になります。→をひっくり返した反応 e + p → n + ν はまさにkillistさんが言われている「陽子と電子から中性子ができる」という反応です。このときはお釣りでニュートリノも出てきます。 この反応は、非常に大きな恒星がその生涯に幕をおろすときの超新星爆発などのときに起こります。

killist
質問者

お礼

くわしく、説明いただき、ありがとうございます。 浅学のため、一部分からないところも有りましたが(パイ中間子ってどんな粒子? K粒子ってなんて読むんだ?など)おおかたは、わかったと思っています。勉強になりました。 でも、自信無しって…

その他の回答 (1)

  • 134
  • ベストアンサー率27% (162/600)
回答No.1

反中性子は存在します。電荷以外にも素粒子の性質が知られていて、反物質では、それらが逆になると記憶しています。  電子と陽子が接触しても、中性子になることはないはずです。ニュートリノなど、他の粒子で、素粒子反応の式を見た記憶があります。  また、中性子そのものは、単独では分解します。安定していられるのは、核の中にあるときだけです。  

killist
質問者

お礼

アドバイス、どうも有り難うございます。 今、自分の質問をみると、打ち間違えがあって、ちょっと恥ずかしいです。 中性子が単独で分解するなんて、しりませんでした。 もうちょっと、自分で勉強した方がよさそうです。

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