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300系の引退について
300系車両ですがN700系の導入によって初期車から廃車が出ています。2011年頃、東海道新幹線から引退したら全て廃車になってしまうのかそれとも500系のように短編成化されて山陽新幹線のみの運用になるのか教えて下さい。
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300系16両編成は、2M1Tの3両1組のユニットを5ユニットに制御車を1両組み合わせた10M6Tという構成になっています。両先頭車がモーター無しの制御車ですので、短編成化はきわめて難しいです。全車電動車の500系のように、中間車を抜けば短編成化できるわけではありません。先頭車の電動車化の改造を行うか、これは疑問です。 まず、300系は高速化のためにかなり軽量化しており、0系に比べると車体強度に余裕がなかった100系よりもさらに極限設計になっています。300系「のぞみ」で窓側に座り、車体を触っていたら、トンネルに入るたび車体が変形するのがはっきりわかりました。これは100系でもそうでしたが、300系はその変形がかなり大きかったです。また、所要時間が短くなりましたので、1日あたりの走行距離が伸びてます。100系までは、東京~博多1往復が、1日の最大走行距離でしたが、300系以降は東京~博多1往復半が最大走行距離になっています。単純に考えれば、10年走った300系は、100系の15年分走っているわけです。その100系でも車体の老朽化が激しく、0系よりも傷みが激しい車両もあるそうですから、300系は十分に老朽化していると思われます。あまり大きく報じられませんでしたが、100系「こだま」編成で金属疲労がすすみ、もう少し気付くのが遅れれば、最悪、走行中の車体分解となったかもしれない車両が発見され、100系の緊急点検をおこなったようです。 このような状況から考えますと、300系はこのまま廃車となる可能性が高そうです。ただ、JR西日本の300系は、500系の登場で早々と東京~博多の「のぞみ」運用を外れ、JR東海の300系ほど走りこんでいないので、TcのMc改造で短編成化はもしかしたらあるかもしれません。ただ可能性は低いでしょう。
その他の回答 (1)
来年から500系が順次、山陽新幹線「こだま」に運用されるのはご存知だと思います。 「こだま」は現在、0系6両6本・100系6両10本、4両12本により運行されています。合計28本?だと思います。無論、検査もありますから予備車も入ってます。 500系は9本(全編成こだまにしたら)こだまになるでしょう。そして2011年にはレールスター16本が「こだま」になると思われます。合計25本はこの車両でほぼ確定。問題はあと3本ですが「こだま」が285km出すなら、所要時間を短縮させて運用車を少なくして25本で運行することも頑張れば可能だと思います。というか年々山陽の「こだま」自体、利用者が減っているので一部減便もありうるかも。 もし300系を「こだま」にするなら西日本の手持ち16両9本の中から改造すると思います。JR東海は廃車の方針のようなので現在手持ちの57本(他4本はすでに廃車)はすべて廃止になるのだと思います。 最後に製造されたのは1998年ですから15年以下で廃止ってことになるんでしょうかね。もったいないような気もします。15年以下ならどこか海外とかに売却できないのかな。
補足
回答ありがとうございます。僕もそれを考えていました。確かに現在登場から少なくとも15年以上経過している100系もかなり老朽化が進んでいるようなので700系先行試作車が登場した後に製造されたJ52編成以降の車両だけでも短編成してほしかったです。とても勿体無いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。やはりそのまま廃止される可能性が高いと聞いて残念です。しかし500系に至ってはのぞみにしか運用につかず山陽区間では時速300キロの高速運転をしていたためそれにより老朽化がでたとは考えにくいはずです。個人的は比較的新しい300系を短編成化して100系を置き換えてほしかったです。