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クロマトグラフィーについて

シリカゲルを用いたTLCを使い、植物の色素の分離を行いました。 シリカゲルは極性が比較的高い物質だそうで、 同様に極性の高い物質と親和性をしめすため、 極性の低い物質ほど速く進むということまで理解しました。 植物にシリカゲルを加えつつすりつぶす、 という作業がありました。 これは水分を抜くためと書かれていましたが、 なぜ水分があるといけないんですか? また、水分を抜いた植物にエーテルを混ぜて攪拌しました。 なぜエーテルを用いたのですか? よろしくお願いします。

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  • koz7291
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回答No.1

 ご質問のような植物の色素の分離は行った事はありませんが、TLCは日常的によく使いますので、ご質問文から判断して、推測を交えて回答いたします。  まず、 >植物にシリカゲルを加えつつすりつぶす、 のシリカゲルは、TLCのシリカゲルとは別に、粉状のシリカゲルを加える、と理解してよろしいでしょうか。そう考えると、水分を抜く理由は、水分を含んでいると、TLC上で、含んでいる水分がTLCのシリカとの親和力によって、テーリング(クロマトグラム上で尾を引いたようになること)を起こすためだと思います。このテーリングを防いできれいなTLCパターンを得るために、水分を抜くのでしょう。  それから、水分を抜いた植物にエーテルを混ぜて撹拌した、というのは、エーテルによって色素を抽出する(抜き取る)という意味だと思います。  推測ですが、一般的な操作ですので、多分間違いないと思います。

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