確かに、私もスキャナの機械自体の性能は大きな差はないものと考えます。
しかし、取り込みソフトには大きな差があるのです。
私が使っているAGFAのStudioStarというスキャナは、取り込みソフトに、印刷物の
網点を除去する機能が搭載されています。
雑誌等の印刷物は、ルーペなどで拡大してみると、細かい、黄・赤・青・黒(専門
的には、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックと言って、マゼンタは、真っ赤な
赤と言うより赤紫系です)の点で構成されていて、この網点が、モアレという、妙
な格子模様やブツブツを発生させる原因になる厄介者なのです。
ですから、取り込んだ画像を本当にきれいにプリントアウトしようと思うなら、こ
の機能の搭載されているAGFAのスキャナは、ダントツの性能を発揮します。
私が現在使用しているスキャナを購入したころに市場に出ていたSnapScanという、
お手軽価格(約3万円)の製品は現在欧米でしか販売されていないようで、現在日
本で通常の手段で入手できるのはDuoScan T1200というモデルが一番安く、それで
も定価で19万8千円と、最近のほかのスキャナと比べるとかなり高価ですが、もし
予算がどうにかなるなら、使用する価値は絶対にあります。
実は、もっとオソロシク高価なプロ用のスキャナでさえ、網点除去機能を搭載して
いるものなんてめったに無いのですから。
また、もしかしたら、お手軽な価格のSnapScanも、輸入物を扱うお店を探せば手に
入るかもしれないので、探してみたらいいかもしれません。
輸入に関しては詳しいご案内が出来なくて申し訳ないのですが…。
中古でも、もし見つけることが出来れば買いですよ。
ちなみに、私が使用しているStudioStarは1200×600dpiで、価格は、3年前の実売
価格で8万9千円でした。
中古なら、半額とかも期待できるのでは?
補足
みなさまありがとうございました。 FB-1210にしようと思います。