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電源ケーブルのドレンワイヤーについて
今度電源ケーブルを自作してみようと想っているのですが ケーブルにリード線を巻いて上にシールド材を被せて ドレンワイヤーを作ってシールドアースを取ろうと 考えています。 この場合アースは コンセント側と機器側のどちらに落とせばいいのでしょうか? それとも両方に落とした方がいいのでしょうか? 一応家のコンセントのアースは庭の地面に埋まってる 鉄パイプから取っています。 どうか助言を下さいますようお願い申し上げます。
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原則的には、 ・3線構造のケーブルの場合、コンセント側、機器側ともにアース線を結線し、シールドをアースに落とすときはコンセント側で行い、機器側は解放しておく。 ・2線構造のケーブルの場合、シールドを両端で接続する(シールド兼アース)。もしくは、コンセント側のみアースに落とし、機器側は解放しておく(シールドのみ)。 ということになろうかと思います。コンセントにアースが来ているのが確実なら、その部分でアースを取るということです。3線構造の場合、コンセント側のシールドを開放、機器側でアースに落とすという方法もないわけではありません。 なお、日本向けの機器の場合、単相100Vではアースが必須ではないので、機器のインレットでアースとグラウンドが繋がれていないケースが少なからずあるようです。この場合、電源ケーブルのシールドのみがアースに落ちることになり、グラウンドもアースに落とすなら、機器のプチ改造もしくはシャーシのビスか余っている入出力端子のグラウンドからアースに繋ぐ必要があります。 3線の場合で、アース線、シールドともに両端で繋ぐのは、ループができてしまうために不適当でしょう。
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1、安全規格上の問題 電源ケーブルは電気用品安全法(PSE)の対象品ですので、この基準を満たし、認証試験に合格しないとなりません。個人で変更する場合には自身の責任になりますが、危険な改造ですと保険の対象外になったりしますので、注意が必要です。 2、なぜ電源ケーブルにシールドが必要なのですか? シールドには功罪があります。本来必要の無いのにシールドを施すと、配線方法によっては逆にノイズを呼び込むことになります。ご質問の中にある、シールドを機器側に結線すると外来ノイズで誘起された電流が機器側に流れますから、機器のアース電位が変動することになり、不安定な動作となりましょう。シールドはアースに落とすのが基本です。 3.シールドをしたらノイズは入らない? シールドを施すとノイズは低減されると考えている方が多いのですが、ここには大きな落とし穴があります。(詳細は参考URLに詳しい解説がありますので参照して下さい。)2項でも述べましたが、シールドに電流が流れると内部のケーブルにも影響します。特にシールドに対して等しい関係に無い2心間には電位が発生することも考えられます。 特に低周波域の磁界に対してのシールド効果はほとんど期待できないので、電源ケーブルにも対より型のケーブルを使用するのが良いでしょう。特に電力線搬送が実用化の域に至っていますが、現在配線されているVVF電源ケーブルが共振してアンテナになることの解決策は考えられていない様なので要注意です。 4、ノイズはどこから入るか 一般的にはケーブルの接続部から入ることが多いのでドレイン線を接地しただけではノイズ対策に成らないかもしれません。周波数によりますが・・
お礼
返答が遅れてしまい申し訳ありません。 シールドが必ずしも良いとは限らないんですね 過剰なシールドなどのピュアオーディオ的な考えは あまり良くないというのがよくわかりました。 結構な値段の国内オーディオ機器の付属品の ケーブルなどにシールドされた電源ケーブルや RCAケーブルが無いのがわかりました。 事細かに記述してくださいまして ありがとうございます。
お礼
返事が遅れてしまい申し訳ありません。 私が知りたかったことが丁寧に記述してあって とてもわかりやすかったです。 回答者様には本当に助けられました。 改めてお礼を申し上げます。