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野党と与党の関係

初歩的質問ですみません。 参議院の中にも自民党があり、衆議院の中にも自民党がある、という ことですよね? おそらく、参議院から衆議院へ変更する議員はあまりいないと思うので、 同じ自民党といえども、参議院と衆議院は対立関係にあるという 解釈でいいのですか? それとも、国会では対立するけれど、それ以外では同じ自民党員として、 同志として、分かり合っている仲間なのですか? あと、政治をめざす者としては、参議院議員になることは、あまり うれしいことではないものなのですか?(例は悪いけれど、 第1志望の大学に落ちて、第2志望の大学に入学するような感じ なのですか?)

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

同じ自民党なら衆議院議員と参議院議員の間で対立することはありません。それぞれの選挙で自民党公認で当選しているので、結果的には、自民党所属の国会議員の中に衆議院議員と参議院議員がいるということになります。 対立関係にあるのなら、そもそも同じ政党に所属していません。仮に、衆議院の自民党と参議院の自民党が根本的に対立する事態になったら、自民党自体が分裂します。 憲法には衆議院の優越の規定があるので、参議院議員の方が1ランク下と見なされている側面はあります。これは、衆議院と参議院の違いの中でも衆議院にだけ解散があることから、直近の民意を反映すると見られるためです。 また、参議院議員から衆議院議員に鞍替えする場合は、転進と見られるのに対して、衆議院議員が選挙に落選して参議院議員になる場合が多いことから、参議院が衆議院落選組の失業対策の場だという辛辣な見方もあります。

sato-shi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 まさに自分が知りたかったニュアンスの部分をお教えいただき 感謝しております。 知識が乏しいので、裏に流れるニュアンスのようなものが わからずもやもやとしていました。 大変ためになりました。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.4

別に参議院自民党と衆議院自民党が対立しているわけではありません。参議院では、たまたま議席数が少ないから「野党」と呼ばれているだけのことで、政策にしろ考え方にしろ同じです。 >政治をめざす者としては、参議院議員になることは、あまりうれしいことではないものなのですか? 国政を目指す者(特に自民党議員)にとって、国会議員への当選は、ゴールではなくスタートです。力を付け、大臣になり、出来れば派閥の長になり、やがては総理大臣を目指す、というのが彼らの(実現できるかどうかは別にして)想定するゴールです。 ところが、参議院議員というのは、最初からその道が開かれていません。理屈はともかく現実には、参議院議員では大臣になれるチャンスも少ないし、派閥の長になれることもまずありません。総理大臣は最初から無理です。つまり、国政を目指す者として、先が見えてしまっているというのが一つでしょう。 2つめは、やはり選挙で「自分の名前」を書いてもらって当選してきた議員の方が、何となく「本物」という意識が自民党国会議員の中にはあるようです。同じ議員でも、比例代表よりも小選挙区で勝ち上がってきた議員の方が何となく偉い、という意識です。 参議院というのは、比例代表が多いですから、その点でも多少肩身が狭いようです。極端な話、私でもあなたでも自民党の名簿搭載の一位になれば、何もしなくても当選するでしょう? 「苦労をして、有権者と接していない奴らが偉そうなことを言うな」という意識なんでしょうかね。 3つめは、これも参議院の特徴ですが、参議院議員は職能代表(特定の職業の人達の代表)という側面があります。典型的なのは、看護士さんの代表とか、お医者さんの代表のような形で、そうした団体の推薦を受けて議員になる人がいます。この人達は、まぁ、「民意」というよりもその団体の利益を代表しているわけですから、必ずしも国政全般に関して、見識を持っている必要がないのです。 こうした人達と席を同じくすることが、何となく、自分の政治家としてのポジションとして、どうなのか、という意識もあるのでしょうね。

sato-shi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 丁寧な解説ありがとうございました。 自分ではなんとなく、つかみきれなかった点がよくわかり とても感謝しております。 どうもありがとうございました。

  • netcatme
  • ベストアンサー率20% (76/371)
回答No.3

>同じ自民党といえども、参議院と衆議院は対立関係にあるという >解釈でいいのですか? >それとも、国会では対立するけれど、それ以外では同じ自民党員として、 >同志として、分かり合っている仲間なのですか? 一応仲間ですね。少なくとも対立は原則としてありません。例外的にそのような場合がありますが、本気で対立するなら離党します。 >あと、政治をめざす者としては、参議院議員になることは、あまり >うれしいことではないものなのですか?(例は悪いけれど、 >第1志望の大学に落ちて、第2志望の大学に入学するような感じ >なのですか?) 確かに代議士(衆議院議員)のほうが影響力もあるし権力もありますが、「第二志望」であっても当選は嬉しいことです。総理や大臣を狙わないのなら参議院で安定した立場の方が(給料も参議院が高いし)よいのではないでしょうか。

sato-shi
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。給与の格差については初耳だったのでとてもためになりました。どうもありがとうございました。

  • geeen001
  • ベストアンサー率23% (40/169)
回答No.2

参議院の中に自民党「議員」がいて会派を作り、衆議院の中にも自民党「議員」がいて会派を作っている、ということだと思います 現在は、参議院を野党が制していますから、院全体の議決として、衆議院と対立することになると思いますが、別に衆院自民党と参院自民党が対立しているわけではありません(院の独立という観点からすれば、衆院自民党と参院自民党は相互に独立している、とは言えるかもしれません)

sato-shi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、そういう感覚が自分にはわからなかったので、とてもためになりました。ありがとうございます。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10264/25669)
回答No.1

>参議院の中にも自民党があり、衆議院の中にも自民党がある、という ことですよね? その通りです。 >自民党といえども、参議院と衆議院は対立関係にあるという解釈でいいのですか? 対立しません。 自民党総裁を頂点にし幹事長、政調会長、総務会長の下に党員は置かれます。衆参両議員とも同じです。 ※何に対し対立するのでしょうか? >参議院議員になることは、あまりうれしいことではないものなのですか 議員になるのは狭き門です。大変な思いをし参議院議員になれたことでも嬉しい事です。 唯一、大臣は参議院から2人しかおらず、参議院議員で総理になった方はいません。やや衆議院の下に置かれている感はありますが、任期は6年と長く、衆議院に比べ、その間国政に専念できます。

sato-shi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。いい勉強になりました。ありがとうございます。

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