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留学して教授になれるか?

現在事情があって大学を浪人中のものです。 一生研究していきたいと思っているので、脳研究の進んでいるアメリカに 大学院留学したいと思っています。そして、大学院を卒業してポスドクに なろうと考えています。ポスドクから先はどのように進んでいくことができるのでしょうか。自分としてはバリバリ研究をして教授や助教授になりたいのですが、それは難しいことなのでしょうか?もし教授などになれなかった場合でも就職はあるのでしょうか?そうならないためにやって置いたほうが良い事と言うのはありますか?よろしくお願いします。

  • mekon
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  • republiky
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回答No.2

脳研究は専門ではないので,一般的なことを少々述べさ せていただきます.もう既にご存知のことかもしれませ んが,ご容赦ください. 脳研究で教授,助教授になりたいとのことですが,脳研 究の第1人者の先生に弟子入りすることが可能であれば, 将来的に教授になれる可能性は高いかもしれません. その一番大きな理由は,最先端の研究を行えるという のもありますが,世界中の一流の研究者と知り合うこと が出来るからです.就職や最先端の研究に関する情報交 換で圧倒的に有利となります. アメリカでは大学院生の実力をよく観察してます.も し,研究職に向いていないと判断されれば,博士課程 進学を辞退させる,などの処置が下されると思います. ですから,博士号を取得してポスドクになったら,あ とは本人の努力次第でしょう. しかし,一流の先生の下では,かなり厳しく鍛えられる ことも事実です.日本では必ずしもそうとは言えません が,アメリカでは酷いものです.私の友人(ハーバード へ留学)は,半分ノイローゼになってしまったほどで す.それに耐えられるほどのバイタリティと意欲があれ ば,研究者になれると思います. それに,アメリカだけが活躍の場ではないと思うので もし,アメリカで教授職が見当たらなかったときは, オーストラリアでもシンガポールでも日本でも就職の クチはあると思います. ただし,研究者としての目的は,あくまでサイエンス の発展に寄与することです.教授になることが目的の 人は,あまり良い研究は出来ません.そのことを忘れ ないで下さいね.

mekon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。非常に参考になりました。 >世界中の一流の研究者と知り合うことが出来るからです.就職や最先端の研究に関する情報交換で圧倒的に有利となります. そのようなメリットもあるのですか。世界中の研究者と出会えれば、活発な議論もできるでしょうね。わくわくしますね。大学院選びの参考になりました。 >私の友人(ハーバードへ留学)は,半分ノイローゼになってしまったほどです. それに耐えられるほどのバイタリティと意欲があれば,研究者になれると思います. 厳しいとは聞いていましたが、そこまで厳しいものですか。生半可な気持ちでは留学は勤まらないようですね。私にはどうしてもかなえたい夢があるので、その力をばねにして、頑張りたいと思います。 >アメリカで教授職が見当たらなかったときは,オーストラリアでもシンガポールでも日本でも就職のクチはあると思います アメリカ以外でも就職はあるのですか。安堵しました。研究させてもらえるなら、世界中どこでも飛んでいきます。 >ただし,研究者としての目的は,あくまでサイエンスの発展に寄与することです.教授になることが目的の人は,あまり良い研究は出来ません 親切にどうもありがとうございます。年を取るにつれて嫌なことを言ってくれるひとが減ってきたような気がします。そういう人を大切にして行きたいです。そして自分もそのような人になりたいですね。 私は教授になることが目的ではなくて、新しいことを自分で探っていきたいという 思いが強いので、研究職に就きたいのです。しかし、企業などに就職して、したくもない研究をさせられるのは嫌なので、やはり教授になって自分のしたい研究をさせてもらえるほうが、良い成果を残せると思うのです。私はいろんな動物と話をできる機械を作りたいという夢を持っていますが、そのためには自分のしたい研究をさせてもらえる教授職しかないと思うのです。そのための第一歩として留学を決意したのであります。

その他の回答 (4)

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.5

大学院での研究というのは、大学でどこで何の研究をやっている、教授は・・・・、という予備知識でいきますから、ただ漫然と「大学院」というより、大学の研究の延長で、もっと○○をやるために大学院、と考えるものだと思います。 大学に入る前から心配しても仕方ないと思うけど。 「研究」についていえば、「大学だけが研究の場ではない」ということになるでしょう。あるいは、大学院にいただけで、大学にとって必要な研究者になれるわけでもない、ということも。

mekon
質問者

お礼

>ただ漫然と「大学院」というより、大学の研究の延長で、もっと○○をやるために大学院、と考えるものだと思います。 そういうことでしたか。ちょっと勘違いしてしまいました。どこの教授がどういう研究をしているとかは新聞に載っているのを見たりするぐらいで、あまりよくわからないので、大学に入ってから決めたいと思います。 >「研究」についていえば、「大学だけが研究の場ではない」ということになるでしょう。あるいは、大学院にいただけで、大学にとって必要な研究者になれるわけでもない、ということも。 納得しました。そういう意味を含んでいましたか。 研究を成し遂げるということに関して、大学院へ入ることは十分条件で はないとしても、必要条件だと考えています。 だから、私は研究者になるには大学院は避けて通れないのではないかと 思います。アドバイスありがとうございました。いろんな意見が聞けて とても参考になりましたよ。

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.4

大学の教官は、資格が必要なわけでないので、あなたが、大学に必要な人材である、とみとめられたら、民間人でも教授になれます。 逆にどんなすごいことをやっていても、同じようなことをやっている人がはいて捨てるほどいれば、よそ者をいれずにじぶんとこの出身者で固めるでしょう。 ところで、大学浪人中から大学院留学を考えるより、まず大学(留学含め)を考えるべきだと思うけど。

mekon
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 民間人でも教授になる人がいるのですか。しかし、研究者でないのに教授になるというのは、研究以外の資質を買ってのことなんですか。 >大学浪人中から大学院留学を考えるより、まず大学(留学含め)を考えるべきだと思うけど。 まず大学に入らないと始まらないと言うのは分かっているんですが、将来の不安というものがあって、考えずにはいられないのです。 なぜ不安かと言うと、去年までは医者になろうと思っていたので就職や自分の家庭などの心配をあまりしたことがなかったのです。しかし、本当に医者になって幸せかと考えると、一回しかない人生だから失敗しても自分のしたいことをして生きようという結論に達し、研究をしたいと思うようになったのです。職を変えるだけで、人生は全く変わってしまうとおもうので、先々のことまで考えてしまうのです。 受験しようと思う大学、学部、学科も決まっています。もちろん留学はしません。大学院留学では授業料はただですが、大学留学ではお金もかかります。語学力もないため、授業にもついていけないと思われます。デメリットばかりなので大学での 留学はしないのです。一方、大学院での留学は自分にとってメリットが多く、適切だと思います。

  • sonorin
  • ベストアンサー率52% (351/671)
回答No.3

#1で回答させて頂きましたが、お礼欄を拝見して一応追加させて頂きます。 まず、教授職につけたからと言って好きな研究ができるという訳にも行きません。教授になると実際上の研究にはなかなか集中できないほど雑務が多くなってしまいます。また、自分の望む研究室に入ったとしても、自分のオリジナルを極めて研究できる人口も結構少ないです。どちらかというと教授やその研究室の長年の歴史に左右されがちですし。 しかし、これは日本の大学でのことですので、他の海外ではどのようなものかはちょっと分かりません。 非常にユニークな研究を目指されるようですが、範疇で言えば生理学分野ですね。まだこれから大学に進学されるということですので、できることなら自分の研究目標に一番則した大学を選べばいいのでしょうけど、難しいですね。医学部にこだわらず、獣医学部でも良いのかも知れません(かえってそちらの方が良いのでは?)。 しかし何も大学(教授)にこだわる必要性はないと思います。日本にはなかなかないとは思いますが、海外ならそのような特殊な研究を受け入れて貰えるかも知れない民間の研究施設とかあるかも知れませんね。 民間企業も確かにしたくもないことばかりさせられるかも知れませんが、大学もそうですよ。将来的に教官職の任期制が導入されてきたりすると、同じようにノルマに苦しんだりしなければなりませんし、目指されるような研究はかなりの長期間が予想されますので、そうした長期に及ぶ研究は敬遠されがちになってしまいます。 研究にはお金がかかります。そのお金は大学から湯水のように提供されるものではありません(一部旧帝大系はたくさんの研究費が与えられているのかも知れませんが)。不足分は助成金などに応募して当てていくか、特許などを取得する、あるいはベストセラーの本でも書くなどしなければお金はやって来ません。 また協力して貰える人員も必要です。 かなり道のりは難関が待っておりますが、あまり「教授」にとらわれることなく、どうすればその研究を全うできるのかという他の手段などを模索することも考慮されるべきだと思います。

mekon
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。いろいろと勉強になります。 教授になれたとしても、研究費、研究内容、任期制などといろいろと問題があるのですね。教授とは雑務に追いまわされるものなんですか。教授になるだけでも大変なのに、なったあとのほうがもっと大変かもしれません。 大学は獣医学部ですか。私の考えでは理学部の生命学科と考えていたのですが、 言われてみれば、獣医学部も適切かもしれません。脳内での物質の出入りなどを研究できるところを考えていました。それで理学部で分子生物学を勉強できる大学があるようなので、その大学に入るつもりです。 教授だけにとらわれず別の形で研究を全うできるか、難しいことですね。 しかし、いかにして夢を達成するか他にいろいろな方法を考えておくというのは、 前向きな意見だと思います。別の方法を考えておけば、1つの方法で失敗しても 情熱さえあれば、また挑戦できますからね。何も考えていないより成功する確率はずっとアップすると思います。教授になるしか方法がないのではと考えてしまっていたおり、現時点で他の策は考えていませんので、なんともいえませんが、これからじっくり考えていこうと思います。

  • sonorin
  • ベストアンサー率52% (351/671)
回答No.1

私は以前医学部の研究室で働いておりましたが、その視点から…。 まず、教授になれるかどうかは大きく分けて基礎と臨床どちらに属する分野を選択するかによります。特に臨床となると、競争率はかなり高いです。またどのような大学や研究施設で教授になるかも大きく関係します。当然学閥なるものも大きく影響します。 また基礎や臨床でもさらに具体的にどの分野になるのかでも研究者人口の違いにより競争率はだいぶん違ってきます。 基礎系で医師ではない研究者でも教授になっているような分野では、医師の方が有利とは言われていますが、やはり厳しいです。 私費で留学されるのでしょうか? 留学している研究者は山ほどいますが、みんながみんな教授になっているわけではありません。確かに留学経験の有無は教授になる上で条件の一つになっているのは暗黙の了解ですが、その留学で結果が残せていなければかえってマイナスでは? 大学にもよりますが、学閥や留学経験の他、研究発表などの実績(Inpact Factorの合計など)、所属学会での自分の位置、特許などの有無、もちろん研究者としてだけではなく教育者としての資質(問われていないことの方が多いようにも思いますが)がポイントであると思います。 留学先もやはり自分がこの先生きていこうという分野の教授の紹介などで行く方が先々有利だったりもしますが、独自のルートで有名な研究施設や大学に留学し、そこで大きな実績を上げて日本に凱旋帰国する人も確かにいます。 一概には留学=教授への道とも言い難いですが、もし医師の資格を得られるのであれば、その分野に関係する方面の臨床を経験し、専門医の資格を持っておられる方が、教授になれなかった場合に生き残る道は十分にあるでしょう。教官になれなくても、研究従事者や研究員にはなれますので、時間に余裕がある限り研究をすることは可能です(しかし好意的な施設があればですが)。 挫折する人口の方が多いのは覚悟しておいた方が良いです。 また研究がすべての教授・助教授は困ります。やはり教授と名が付く限りは教育者として的確でなければ迷惑です。 同じくらいの情熱を他の人材の育成にも注いで頂けたら嬉しいですね。

mekon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。 >専門医の資格を持っておられる方が、教授になれなかった場合に生き残る道は十分にあるでしょう。 貴重な意見ありがとうございます。 最近まで臨床でいくか、基礎でいくか悩んでいたところでした。 散々悩んだ末に基礎の方に進むことに決めたのですが、もう少し考えてみようかと 思います。 >もちろん研究者としてだけではなく教育者としての資質(問われていないことの方が多いようにも思いますが)がポイントであると思います。 なるほど、教育者としての資質も必要ですか。あまり意識して取り組んでいる人が少ないのですね。もし教育者になった場合は十分気をつけたいと思います。 >挫折する人口の方が多いのは覚悟しておいた方が良いです。 挫折しても動じない強靭な精神力を身につけていくのが現在の私の課題です。 初めから諦めていたら何も出来ません。千回失敗しても、挑戦し続けるのが 真の研究者だと思います。 >その留学で結果が残せていなければかえってマイナスでは? なぜ大学院に留学するのかというと自分が苛酷な環境でどこまで生き残れるか というのを試しに行きたいからです。教授になりたいというのもあるのですが、 それは自分の研究室をもって自分のやりたい研究がやれるからで、教授の 地位に固執するわけではないのです。まだ私は精神的に成熟しきっていないので 、人のためになるような研究をしようとは思わないのですが、自分の発明したもの を人が使ってくれて喜んでもらえたらいいなとは思います。私は動物と話せるような機械をつくるのが夢なので、それには脳の研究が適していると思うのです。 結果が残せるかどうかは実際に留学してやってみないと分かりません。 何もしないうちに諦めるのは、自分の可能性を否定しているようで、けっして面白いとは言えません。もちろん夢ばかり追っていても誰しも挫折するときは必ずあるはずです。だから失敗したときにどうするかを普段から考えておいて、とっさのときにどうやって問題を解決していくか冷静に判断できることが大切だと思います。

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