• ベストアンサー

どうしてキリンだけ。

noname#1019の回答

noname#1019
noname#1019
回答No.4

ダーウィンの説によると、長い世代を経てキリンの首がだんだんと長くなっていった、とありますが、ではその進化の途中の首の長さが中ぐらいの動物の化石が発見されないのは何故でしょうか。それは。やはりstomachmanさんのおっしゃるようにウィルス説が有力だからでしょう。 実はキリン以外にも首の極端に長い動物は過去に何種類かいたのです。 ひとつは中世期のオキシダクティルスというラクダ科の哺乳類で、もうひとつは中世期~鮮世紀にかけて北米に生息していたアルティカメルスというやはりラクダ科の哺乳類です。 これらはキリンと平行して進化し、やがて絶滅していったのです。 結局、環境の変化によって勝ち残ったのが今のキリンだというわけです。

damdamdam5656
質問者

お礼

大変勉強になりました。

関連するQ&A

  • ダーウィンの進化論はラマルクの進化論とは違います

    ダーウィンの進化論は、進化の主役は自然にあり、それを「自然選択」といって、これはデカルトに始まる機械論的世界観によるものですので、目的がありません、偶然により進化します。 それに対してラマルクの進化論は彼の「動物哲学」で述べられているもので、キリンの首が長いのは、高いところのエサを食べようとして意志し、首を伸ばそうとして首が長くなったと言いました。 それを「獲得形質の遺伝」と言っています。 ところが、どなたか、首を伸ばして高いところのエサを食べるのをダーウィンの進化論と同一視して論じる人がいます。 でも、ダーウィンはそんなことは言っていません。 自然が選択して、たまたま首の長いキリンが生まれて、それが環境に適応した結果、首の長いキリンが種を増やした、と言っているだけです。 19世紀の末、英国のハーバート・スペンサーは「社会進化論」で、自然界には生存競争があり、その生存競争によって種は「淘汰」される、そして「淘汰」を生きぬいたものだけが生き残る、と言いましたが、それもダーウィンの進化論とは違うものでした。 19世紀の英国による世界制覇を合理化・正当化するためと、当時の英国の「進歩思想」、歴史は進歩発展するという思想に基づくもので、ダーウィンの進化論とは似てもつかないものでした。 ダーウィンは自然界に「生存競争」があるなんて言っていませんでした。 だから「自然淘汰」と訳していますが、正式には「自然選択」です。 それに「進化」と言っていますが、どちらかといえば「変化」です。 「進化」というと、進歩発展を連想しますが、ダーウィンは環境の変化に応じて、種も変化すると言っているだけです。 自然が進化のイニシアチヴを握っている、という意味で。 確認質問です。 間違っていますか?

  • キリンの首は何故長い?

    キリンの首は何故長くなったのでしょうか? 進化論では、首が長い方が生存に有利なため、生き延びたというような説明があったように思いますが、もし、そうなら、何故すべての動物の首が長くならないのでしょうか?

  • 進化論の疑問

     自然淘汰を説明するために、キリンの首の例がよく引き合いに出されます。確かにキリンの場合、ほかの個体よりも少しでも首が長ければ、より高い位置にある木の実などが食べやすくなりますので、生存競争には有利になるかも知れません。ですから、「突然変異によって首の長いタイプが生まれるたびに、従来型の首の短いタイプが淘汰されていき、現在のキリンになった。」というのは、なんとなく頷くことができます。  しかし、生物の形質には、何段階もの進化のステップを踏まない限り、有用な形質にまで至らないものがたくさんあると思います。  例えば、哺乳類がこの世に誕生したときのことを考えてみます。そもそも哺乳類は爬虫類から進化したものなのか、それとも鳥類から進化したものなのか、わたしには全くわからないのですが、哺乳類となる前は、やはり卵を産んでいたのではないでしょうか。「卵を産んで子孫を残していた動物が、たった一回の突然変異によって、卵を産むのをやめて、いきなり赤ん坊の状態で産むようになった。」というような劇的な変化は、さすがに考えられません。一般的に進化といわれているものは、徐々に連続的に変化していくものなのだと思います。ですから、この場合も事前に緩やかな突然変異を何度も繰り返しておいて、全ての準備が整った時点、つまりは哺乳類として妊娠・出産するための構造が完成した時点で、その新しいシステムを採用したのでしょう。ここで疑問が生じます。進化途上の造り掛けの構造は、全く機能しませんので、生存競争には一切関与しなかったということになります。そのような役に立たないものを退化させずに何世代にも亘ってもちつづけることができたのは、なぜでしょうか? しかも、ただもちつづけただけではありません。まるで完成形というゴールを目指すかのように着実にステップ・アップをしていくことができたのは、いったいなぜでしょうか?  ほかにも、ヒトの発汗を司る構造や植物の光合成を司る構造など、進化の途中段階ではなんの役にも立たなかったと思われるものは、生物界にはいくらでも例があると思います。これらは、なぜ、適者生存の法則とは無縁のまま、より高度なしくみへとステップ・アップを繰り返していけたのでしょうか?  ご教示のほどよろしくお願いいたします。できれば、高校生でも理解できる程度の易しい解説をお願いいたします。

  • 生物の進化について

    ダーウィンの進化論によると、生物の進化は、 (1)適材適所による進化(自然淘汰のような形。キリンの長首だけ生き残るといった例) (2)突然変異による進化 があると言われますよね。 しかし、私には、どうしてもそれが納得できません。 もちろん、そうした形での進化もあるでしょう。 しかし、ほとんどの進化は、“意志”による進化だと思うのです。 例えば、カメレオンが自分の体の色を変えられるのが、自然淘汰とは思えないし、突然変異とも思えません。 カメレオンは、自分で体の色を変えたら、獲物を捕食しやすいと思ったからこそ、体の色を変えられるようになったのだと思っています。 でなければ、自分で自分の体の色などわからないのに、どうして色が変わっているとわかるのでしょうか? 自然淘汰であれば、なぜ体の色を変えられる動物が他にいないのでしょうか?人間だって、体の色を変えられる人種がいてもおかしくないですよね。 そういった例はたくさんあります。 食虫植物だって、昆虫が栄養にならないだろうか?と考え方からこそ、昆虫を溶かす成分ができるようになったのでしょう。 蝶の羽に丸い模様があって、それが鳥を威嚇する形だというのは、偶然できたのでしょうか? スポーツ選手が訓練によって、身体能力を延ばせるのと同じように、動物というのは、長い年月によって、生きるために必要な身体的能力を手に入れるのではないかと思っています。 そして、意志の力によって、遺伝子も変えられるのではないかと思っています。 この考えはおかしいでしょうか? 学問的な研究をされている方などからのご返答、お待ちしております。

  • 草食動物はなぜ猛獣より速く走れないか?

    「ダーウィンが来た」などの番組をよく見るのですが、昆虫でも魚でも、生き残るために色々な努力(本能的な)をしています。 で、いつも猛禽類の餌食になってる草食動物ですが、食われるのを避けるためもう少し早く走れるようにはなっていかないのでしょうか? もしそうなれば猛禽類が絶滅してしまいますが、神が猛禽類を絶滅させてはいけないと力を出しているのでしょうか?猛禽類が絶滅したら地球にとって何か不都合があるのでしょうか? 草食動物がやすやすと猛獣の餌食になって食われているのを見ると、なぜ進化の力が働いて、敵から逃げ切る走る力が自然発生して来ないのかと進化論に疑問を持ちます。 ついでの質問ですが、猛獣たちも獲物を得られず、餓死したりすることはあるのですか?あるとしたら、そういう例は多いのか、ごく稀なのかどうなんでしょう? よろしくお願いいたします。

  • 「キリンの首が長くなったわけ」・・・新説・珍説を教えて

    (1)キリンの首が長くなったわけ (2)ゾウの鼻が長くなったわけ (3)ウサギの耳が長くなったわけ どれでも結構ですから、皆さんの考える新説・珍説をお聞かせ下さい。 或いは、これ以外の動物の特徴についてでも歓迎します。 もしかしたら、今までの進化論を覆す学説になるかも? そこまでいかなくとも、子ども向けの絵本に採用されたりするかも? では、そんな期待を込めて、ご回答を宜しくお願いします。

  • 生物はなぜ繁殖しようとするの?

    動物や植物は、なぜ他の種より優位にたって繁殖しようとするのでしょうか? 人間であれば様々な欲求を満たすことにより快楽や喜びを感じるでしょうし、苦しみや恐怖から逃れるために死を避けるでしょう。 (もっとも、これらの感覚も繁殖目的を達成するためのものであるような気がしますが・・・。) しかし、感情の無い植物、しいては細菌などであっても生存競争を勝ち抜こうとしています。 これはなぜですか? よろしくお願いします。

  • 進化とは何ですか?

    よく生物のドキュメンタリー番組などで取り上げられる、「進化」について質問させてください。 例えばキリンの首はどうして長いかについて。 番組内での説明はいつも、「キリンは高いところの葉っぱを食べるために、首が長くなる進化の道を<選んだ>」などといった、比喩ばかり。 でも、動物が自主的に、「よーし、これからは首を伸ばす方向で進化していくぞっ♪」などと選べるわけはありませんよね。 また、記憶や経験は遺伝しないことも科学的に証明されているそうですね。 結果的に首が長い方が生存に適していたことも事実でしょうが、首が短くたって絶滅するほどの不利益は被らないと思うのです。 首が長いことによって外敵に発見されるリスクも高くなるし、食料も多量に必要とします。 首が短いキリンが現代に残っていない理由がよく分かりません。 具体的には進化とはどのようにして起こるのか、教えてください。

  • 人間は何故,裸への進化を選んだのか。

    人間は何故,裸なのか?。進化論的には絶対に不利であるが,それを選択した。 島泰三氏の「はだかの起原」という本があります。 要旨はヒト科の中で毛皮を失ったのは現生人類だけだという。毛を失うと、保温や防虫ができず、生存上きわめて不利でそんな進化はダーウィンの「適者生存」で説明できない。進化論には穴があるという。 こうして島氏は「重複する偶然」による「不適者の生存仮説」を唱える。「裸化に利点はない。しかし、裸化した人間が成功した理由は、裸化にある」という。自然淘汰に反していながら結果的に繁栄をもたらすような、一見、目的論的な変異はダーウィンと矛盾するわけではない,と言われる。 島氏の推論は抽象的な表現あって,私のような凡人には理解不能です。他に,人間が何故,裸なのかのご意見をお伺いします。なお「アクア説」はご勘弁願います。

  • 猿は人間になるの?

    ダーウィンの進化論的にいったら、動物園にいる猿っていつかは人間になるんですか?