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宮本武蔵と千葉周作が全日本剣道選手権大会に

 宮本武蔵と千葉周作が現在の全日本剣道選手権大会に出場したら、どんな成績でしょうか。ルールはもちろん現在の大会規定に従います。

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noname#113190
noname#113190
回答No.2

千葉周作ならけっこうよいところまでいくと思います。 北辰一刀流の特徴は、現代剣道にも通じる合理性にあり、それ以前の剣術が精神論であったのに対して、技術論で理論武装していますから、ルールを理解すれば即座に対応可能と思われる。 また、元々が竹刀稽古ですから、千葉周作が若者或いは中年以前という条件付でなら、現代でも実力者として通用するはずです。 武蔵に関しては http://musashikai.jp/pc/06_dojo/index.html 実際に二天一流の稽古風景の動画があるので見ていただくとして、戦前には二刀流の藤本薫氏が天覧試合で野間恒氏に敗れはしましたが、実力日本一と折り紙つきでしたので、武蔵もルールに馴れればかなりのところにいけると思います。

noname#49020
質問者

お礼

 両者とも慣れれば強いんでしょうな(特に周作はすぐに慣れる)。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • tewpi
  • ベストアンサー率36% (255/707)
回答No.5

格闘技の指導員経験のある者ですが、剣道についてはど素人(大学の体育で一年やったのみ)です。 参考までに回答します。 昔の剣豪が現代の人と戦ったらとか、昔の格闘家がプライドやK-1に出たらとかの想定は、本当に興味深い問題だと思います。 私はこの手の疑問については、殺し合いなら昔の達人かもしれないが、こと試合では圧倒的に現代の人が勝つと思っています。 以下いくつか関連すると思われる理由を書きます 1.例えば双葉山と朝青龍がどちらが強いかとか、ファイティング原田と辰吉はどちらか上か、などが疑問として出てしまうのは、これらの「対戦競技」はあくまでも対戦相手や連勝記録の上でしか比較が出来なくて、その客観的強さが記録上の数値として表されないからです。 さらには、どうしても強さと言うものは、その対戦相手との関係で見られるもので、相手が弱ければそれだけこちらも体勢も全然ぶれないで強く見えるけど、相手が強ければそれだけこちらも崩されたりしてしまう、なんていうこともあります。 しかし一方陸上や水泳のように、その速さが明確に数字として出てしまうものがあります。 もしくは体操やフィギュアスケートのように、対戦相手とは関係なく、その選手一人の演技によって客観的に評価対象になるものもあります。 これらの陸上や体操のような競技を見てみますと、対人競技以外の種目ではその全てにおいて世界記録や技術は格段の進歩を遂げています。 かつての世界記録やオリンピックレベルは、現代では高校レベルの大会の記録や下手をすると中学生のトップレベルの選手にも及ばないようなものになったりしています。 これは対人競技以外では、ほぼ全ての競技において言える事実です。 それなのに格闘技や剣道だけが、進歩もなく昔の達人のレベルに達してないということが有りえるでしょうか。 筋トレの進歩や稽古方法は進歩してるにも関わらず、その実力だけが進歩してることは有り得ないのではないでしょうか。 2.格闘技の世界ではよくあることなのですが、新しい技や新しい闘い方が世に出た当初は、あまりにも強くて誰にも対抗出来ないのに、それが一年後や数年後には当たり前のものになってしまい、思うように勝てなくなるって現象はままあることです。 グレーシー柔術は世に出た当時、その闘い方のユニークさでまさに史上最高の強さを誇りました。 極真時代のアンディ・フグにかかと落としにも、日本選手がバタバタと倒されたものです。 面白いのは、それが新しい技術でなく良く知られた技術でも、そのレベルの高さまで伝播するという現象です。 初出場で全日本優勝という快挙をした、極真の黒沢浩樹選手のローキックはその威力で相手を圧倒しました。 ローキックは当時普通の技だったのですが、その破壊力が段違いだったのです。 しかし翌年からは、そのローキックが当たり前になっていったのです。 私は大山倍達がアメリカでボクサーやレスラー相手に連戦連勝したのも、当時のアメリカ人がパンチと蹴りを合わせて闘うということに無知であったからだと思います。 もしかしたら、不世出の強さを誇った宮本武蔵にもそういう画期的なレベルを持つ天才性が備わっていたと推測できないでしょうか。 3.この話題に関連して思い出す出来事があります。 アマゾンの奥地や、アフリカの大地にはきっと我々文明人では想像もつかない達人や、現代人では及びもつかない野生の強者が存在するのではという想像はしがちなものです。 昔ある番組の企画でアントニオ猪木がアフリカ奥地の部族の勇者と戦うというものを放送していました。 見知らぬ強者、野生の天才と戦うという趣旨です。 そしてある部族の天才的勇者と言われるアフリカ人と組み合いをしました。 結果はまるで、猪木が赤子の手をひねるようなものでした。 科学的トレーニングを積んだ世界的競技者と、奥地の英雄ではレベルが違いすぎました。 もちろんその勇者と猪木が殺し合いをしたなら、その結果については知る由もありませんが。 直接の回答でもないのに、長くなってしまい恐縮です。 あくまでもご参考まで

noname#49020
質問者

お礼

 面白いお話ありがとうございます。この手の話は大好きです。 (1)双葉山VS朝青龍、F原田VS辰吉 これらの勝負の行く末はわかりません。技術の進歩、退歩は余りないと思われます。双葉山より朝青龍の方が体格が大きいので僅かに有利かもしれません。 (2)格闘技の世界:仰せの通り、技術の進歩と退歩があり、近年の進歩は著しいと思います。柔道も木村政彦時代以前はスポーツではなかったので、格闘技としては強かったと思います。しかし、最近の何でもアリに近い格闘技はいろいろな技が、復活、開発されて強くなったと思います。 (3)アフリカの勇者と猪木の話 面白いですね。その通りでしょう。そして、その猪木も現在の格闘技チャンピオンクラスには勝てないと思います。  これまで皆さんのお話を伺ったところでは、そのルールに基づいた練習や試合の経験のある者が圧倒的に有利ということでしょう。  実際にノールールの何でもアリの殺し合いでは(1)武蔵(2)周作(3)現代剣道チャンピオンということになり、全日本剣道選手権試合ではその逆の順位になるのでしょうね。  そして素人同然の現代の剣道愛好者は、現在のルールでやっても武蔵に負け、そして江戸時代の普通の侍が、全日本選手権者と刀で殺し合いをしても勝てないということになると思います(多少の技術経験では超えられない実力差がある)。

noname#58790
noname#58790
回答No.4

若い7段の方と面識があったのですが、強いだけでは駄目です。 7段には、「必ず勝つ。」 これを要求されます。 8段には、「誰にも負けない。」 これが要求されます。 8段(名人)になれるのは、国内でもほんの数名のみです。 死ぬ程努力しても「駄目は駄目です。」 1人、2人相手なら宮本武蔵と千葉周作は勝つかもしれません。 同じ条件ならば、恐らく気合が保てないと思います。 現代剣道自体が北辰の影響が大です。 剣先を絶えず揺らし、撃とうとする気負いを消す。 呼吸を読み、吸うを隙とす。吹きからの息の切り替えを隙とす。 これを狙い撃つ。 北辰一刀流の門外不出の「奥義」は「すべて」漏洩しています!! ^__^; でも、打ち込みを刷り上げてピタリと止めるそうですので、 「本物を」見てみたいです。

noname#49020
質問者

お礼

8段は難しいそうですね。宮崎君がまだでしょう。ありがとうございました。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.3

千葉周作はどうだか分かりませんが、五輪書を読む限り武蔵は実戦主義のようですから、ルールで色々と縛られる競技剣道ではあまり強くないと思います。極論すれば武蔵の剣法は「人殺しの剣」ですから、ルールで勝った、負けたには向かないものだと思います。 「ルールはどうでもいい、相手が参ったといえば勝ち」というものならものすげー強そうに思いますが。

noname#49020
質問者

お礼

ノールールなら武蔵は強い。・・・なるほど。

回答No.1

両者とも反則負けになるでしょう。 剣術と剣道では考え方から操法が全く違います。 剣術は急所を狙って殺すが基本です。これに対して剣道は戦闘力を奪うために合理的に相手を傷つけるというものです。  剣道の面・篭手・胴の攻撃方法は明治20年の剣術教範が初出です。この教範はフランス剣術の直訳本で、当時は片手剣術でした。大正4年に両手剣術に改正したのが我々の知っている剣道です。  古い剣術流派の一部では剣道は嫌われてますし、居合道場などでも剣道をやってた人は『剣道癖』が抜けなくなり苦労しています。逆に居合や剣術をやってた人が剣道をやるとかなり危ないことになります。 下から斬り上げたり、袈裟懸けしたりしてしまう。

noname#49020
質問者

お礼

 反則負けですか、なるほど。  早速のご回答ありがとうございました。

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