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アフリカの民族部族紛争についてとODA

アフリカのダルフール部族紛争でテレビをみて疑問になったことを整理したのでよろしくお願いします。 1.過激派などはどのようにして国境を越えたりするのでしょうか。国境警備は普通厳しいといいますが、地理的どの場所が超えやすいのですか。そしてその国の国境警備隊の警備はどのように警備をしているのですか。 2.国連や欧米諸国などが援助をしても、なぜ紛争がおこるのですか。  戦後から現代まで何兆円も援助したとおもいます。援助後の監査はし ているのですか。 3.援助金が国によって、独裁者の懐に入っているとおもいますが、  なぜ、強行そちがとれないのですか。 4.欧米などは援助のうらで武器を売っているのは本当でしょうか。  最後に部族紛争でいつも犠牲になるのは弱者(女、子供)ですので、  なんとか助けてほしいと思います。

noname#45761
noname#45761
  • 政治
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  • nacam
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回答No.2

ダルフール問題に限定して回答します。 >過激派などはどのようにして国境を越えたりするのでしょうか。 ダルフール問題は、スーダン国内の問題ですので、国境を越える必要はありません。 むしろ、避難民が国境を越えて隣国チャドに逃れています。 しかし逃れた先のチャドでも、政府軍とイスラム部族との内戦となっていますので、支援の手が届かないため、事態がより悪化しています。 >国連や欧米諸国などが援助をしても、なぜ紛争がおこるのですか スーダンの場合、イスラム原理主義の中でもとりわけ過激で武力行使を絶対視するマフディ運動の影響下にあります。 スーダンのイスラム勢力と南部のキリスト教勢力の内乱の時、ダルフール地区の民族(イスラムでもキリスト教でもないシャーマニズムを信仰する人々)は、中立の立場にいました。 マフディ運動の立場では、ジハードに参加しない者は全て敵とみなします。 つまり、中立を保ったダルフール地区の人達は、マフディ運動家からしますと、完全に敵対勢力となるわけです。 国際的関係から、南部キリスト教徒と停戦となったため、敵対勢力としてダルフールの人達が浮上してきたのです。 南部キリスト教徒には、ケニアやエチオピアといった国々が味方し、決着がつかなかったのですが、ダルフールには国外に味方がいないうえに、隣国チャドも内戦でチャド側からの国際支援もできない状況にあります。 >援助金が国によって、独裁者の懐に入っているとおもいますが、  なぜ、強行そちがとれないのですか。 スーダンのイスラム原理主義勢力の最大の支援者は、同じくイスラム原理主義国家であり、世界最大の産油国であるサウジアラビアの国民です。 サウジアラビアの国教は、イスラム教のワッハーブ派で、イスラム教の中でも最も原理主義的性格の強い宗派です。 アルカイダへの資金提供が最も多いのもサウジアラビアですし、タリバンへの支援もサウジアラビアが一番です。 サウジアラビアがイスラム原理主義勢力への資金提供を続ける限り、イスラム原理主義による混乱は終わる事はありません。 >欧米などは援助のうらで武器を売っているのは本当でしょうか 直接は無いかと思いますが、間接的には売っているでしょう。

noname#45761
質問者

お礼

ありがとうございます。必ずどっかの援助するところがあるのがわかりました。

その他の回答 (3)

noname#125540
noname#125540
回答No.4

>2.国連や欧米諸国などが援助をしても、なぜ紛争がおこるのですか。 スーダンの歴史については不勉強なのですが、 アフリカ、それから中東やアジアは、19世紀あたりにヨーロッパ勢が干渉したり味方にしたり裏切ったり、あるいは民族や文化に関係ない国境線を勝手に引いて植民地にしたりしたというのもあります。 また、宗主国からの独立後に経済や政治がうまく行かなかったり(アフリカは1960年頃に独立した国々が多いので、独立後の歴史がまだ浅いというのもあるのか??)、紛争が起こったり、地元民がヨーロッパ人を嫌いだったりというのもあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3#.E6.AD.B4.E5.8F.B2 歴史的な積み重ねもあり、欧米の援助といってもすんなり援助を受けないとか協力しないのもあるんじゃないかと思います。 (日本はそういう歴史的経緯が無いのがメリットと言われることがあります) 部族紛争で女性や子供は犠牲になりやすいですが、戦争をやりたくもない一般男子も大変です。家族を養う仕事もなくなっちゃうし。 少年は誘拐されて自分の親を殺すよう命じられて兵士にさせられたり、それはそれでけっこう大変です。 いずれにしても庶民が困るのですよね。 うーん、土地とか水とか資源とか・・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B4%9B%E4%BA%89 水や資源はけっこういざこざの元になるようですよ。 石油だってそうだし、同じくアフリカの(といっても別件ですが)シエラレオネではダイヤモンドが資金源だったりもしました。

noname#45761
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#39960
noname#39960
回答No.3

国家間の援助が表の社会とすると 国家を通さない 市町村レベルの または国際マフィアといった 裏のシンジケートみたいな よく分かりませんが 国家を超越した 横のつながりを創ろうとする思想があるのではないでしょうか。

noname#45761
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

1:過激派 民兵組織のジャンジャウィードの事でしょうか? この組織は、アラブ系の政府の支援を受けておりますので、国境を越える必要はないかと。 2,3 直接援助国が監視するというのは、言い方を変えた植民地支配です。これが、スーダン政府の言い分となります。 4:裏で・・・ 表だって、欧米中露ともども、輸出しております。パキスタンもしているんじゃないかな。

noname#45761
質問者

お礼

ありがとうございます。必ずどっかの援助するところがあるのがわかりました。

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