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ボレロはどの楽団の演奏がいいのか
先日、NHKのクラシック番組で日本の楽団が「ボレロ」を演奏していました。 クラシックには疎い私も、この曲一発でクラシックに興味を持った次第です。 ここでお聞きします。 インターネットで「ボレロ」の楽曲を買おうと思うのですが、どこの楽団が演奏するのがおススメでしょうか? (私としては繊細さと豪快さのメリハリが利いたものがよいです。) またボレロの曲中で「ここは注意して聴く箇所だ!」というのがありましたらぜひお教え下さいませ。
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クラシックフアンは、管弦楽作品は、第一に指揮者、次にオーケストラでディスクを選ぶ人が多いと思います。 同じオーケストラの演奏でも、指揮者の個性によって演奏が全く違ってくるからです。 さて「繊細さと豪快さのメリハリが利いたもの」ということでしたら、 ロリン・マゼール指揮&フランス国立管弦楽団の演奏はいかがでしょうか。 http://www.hmv.co.jp/product/detail/997846 そして「注意して聴く箇所」ですが、次々と出てくるソロのうち、 最難関とされるのは後半に出てくるトロンボーンのものです。 世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルの来日公演でも、 ここで盛大に音を外してしまい、 「あのベルリン・フィルが!!」とだれもが驚愕したことがありました。 また曲の中ほどの、 ホルンとピッコロとチェレスタのアンサンブルも聞き物です。 ホルンのソロに、 何かの間違いかと思われるようなような音程でピッコロがからみ、 おもちゃのピアノのような音でチェレスタが夢色を添える、 摩訶不思議な音響は、ラヴェルという天才の離れ業なのでしょうか? 「ボレロ」のディスクには、 ラヴェル自身の指揮したものもあります。 今は廃盤になっているのかも知れませんが、 他のどの演奏よりもユニークな演奏です・・・。
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- -226-baku-
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バレエも見てください。 「愛と哀しみのボレロ」 という映画で、ボレロをジョルジュドンが踊っています。 とても斬新で印象的な踊りです。 自分は映画よりもあの踊りと共に音楽が聴きたいです。 一発でバレエに興味を持つかも知れませんよ。
お礼
ありがとうございます。 ジョルジュ・ドンは伝説的なダンサーだと聞いたことがあります。 この映画で彼の踊りを堪能することが出来るのですね。 分かりました!これもチェックしてみます。
- Firmament
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No.4です。重ねての投稿すみません。 いろいろと検索していたら、 なんとラヴェルの自作自演の音源がフリーで聴けるサイトを見つけたので、お知らせしたいと思います。 http://blogs.yahoo.co.jp/rboarder30/folder/396254.html 録音年代は1928年頃となっているので著作権の問題はありません。 それにしても、録音機の回転数の問題なのか、 音程がなんかヘンですね。
お礼
ありがとうございます。
インターネットで購入されるのではなく、CDを購入されるのであれば、 「ボレロ100%」というCDを購入されると良いかと思います。 このCDは題名からもわかるように本当に一枚丸々すべてボレロです。 (基本的にボストンを指揮者ごとに聞き比べることになります) 好き嫌いは分かれますが、ピアノアレンジも収録されています。 クラシックは指揮者や演奏家によって全然違うということを実感でき、 なぜクラシック好きの人は同じ曲のCDを何枚も買うのだろう? というポップスやロックなどを聴く人が抱く疑問を払拭できると思います。 そして、これがクラシックの醍醐味であることがわかると思います。 ボレロという楽曲に興味を抱かれたのであれば、是非とも手にとってみていただきたい一枚ですね。 あと一般的に言われている意見なのですが、指揮者・楽団の選び方に関しては、 作曲者と同じ国籍の指揮者・楽団を選べば、比較的ハズレが少ないです。 ですから、ラヴェルはフランス人ですので、 フランス人指揮者とフランスの楽団を選べばハズレは少ないでしょう。 そういった観点でみれば、デュトワ/モントリオールの演奏が名盤ですし無難です。 最後におまけ程度の意見をもう一つだけ。 フランス物をドイツの楽団がやや不器用に演奏しているのを聴くのも面白いので、 (不器用といってもプロですので、演奏は当然一流です) チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルも機会があれば是非聴いてみてはいかがでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 早速チェックしてみます。 >フランス物をドイツの楽団がやや不器用に演奏しているのを聴くのも面白いので やはりクラシックでもそうですか・・・ 実はドイツ赴任時代にサッカー観戦を趣味としていたのですが、ドイツ人選手は足元の柔らかさや細かさが要求されるプレー(トラップや細かいパス回し)がはっきり言ってヘタ・・でした。全体的に力任せの印象がありましたね。 フランスでサッカーを見たら、ボールタッチがとっても柔らかいのなんの! とても同じ競技には見えない感じがしました。
- guekfbd
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ミュンシュもいいですが、クリュイタンス(パリ音楽院管弦楽団)も負けず劣らず良いですよ。 あと、 >私としては繊細さと豪快さのメリハリが利いたものがよいです。 こういう曲がお好みでしたら、 ボロディン作曲の「中央アジアの草原にて」もお勧めです。 中央アジアを旅している隊商をテーマにした作品なのですが、 …見渡す限り広々と広がる中央アジアの平原を平和なロシア民謡が聞こえてくる。 遠くから馬とらくだの足音に混じって、東洋風な旋律が響き渡る。 そしてアジアの隊商がロシア兵に護衛されながら果てしない砂漠の道を、安全に進む。 征服者と征服されたものたちの歌…ロシアの歌とアジアの旋律が溶け合って、不思議なハーモニーを作る。 そのこだまは次第に平原の空へ消えていく。 という参考URL先に紹介されているイメージ通りの名曲です。 機会があれば是非一度聴いてみてください。 個人的には、アンセルメ指揮のスイス・ロマンド管弦楽団の演奏がお勧めです。
お礼
クラシック音楽初心者の私をリードしてくださいまして、ありがとうございます。 ロシア兵の護衛よりも、guekfbdさまの暖かいリードが嬉しいですね。 私が登録している音楽配信サイトには残念ながら、ありませんでしたので、CDを買っちゃいます! 今からワクワクするなあ^^
- gaisei
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シャルル・ミンシュ パリ管絃楽団です この曲は、1回聴いてわかると思いますが、最初は、耳が悪いのかぐらい音が聞こえないとこから始まり、しだいに1つの楽器から2つ楽器へと聞こえて、次第にゆっくりといそがづに広がっていき、最後にはうるさいぐらいになります。このような曲は、知っている限りラベルしかいないと思います。吹奏楽で使われている小太鼓が確か最初から最後まで中心の楽器になっていると思います。
お礼
早速、聴いてみました^^ 仰るとおりの展開で、感動しました。 ありがとうございました!
お礼
ご推薦のCDを買おうかな・・ここのところ嬉しい散財が続いております^^ ベルリン・フィルのミスですが、北ドイツの妥協を許さない優等生がミスをするとは、これはもう大変に難しいパートなのですね。 (北ドイツへの出張は緊張感を持っていた私は元フランクフルト市民。このエピソードを知っていたら、いくらかリラックスしてベルリンの方たちと接していたかも。。。) ラヴェル自身の指揮ですか!聴きたい! どういうふうにユニークなのか確かめたいですね。