• ベストアンサー

家庭菜園でニンニクができません

自然林を切り開き、有機菜園をつくっています。 最初の黒ボク土は酸性でしたので、毎年、石灰と牛糞などをまぜています。水はけはとてもいいです。日当たりは半日陰くらいです。 芋などはとてもよくできるのですが、長葱、玉葱、ニンニク類を植えつけても、全部枯れてしまいます。3年繰り返しましたができませんでした。ラッキョウは毎年よくできました。 なぜなのか、どうしたらできるのか、御存知の方、お教えいただければうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

こんにちは。 栽培全般についてまとめてみました。 ニンニクには寒冷地向き(福地ホワイト、岩木、富良野など)と暖地向き (壱岐早生、遠州早生,佐賀大ニンニク、沖縄種など)があります。地方種も 多く実にさまざま。それぞれ適地に植えないと球の肥大が悪くなります。 (低温要求量や日長が関係します) 株間は広いほど球は大きくなりますが、総収穫量が減少します。 うね幅1m(うね面60cm、うね間40cm)条間15cm、株間15cm、3条植えで、67株/坪。 植付け時期は9月15日~20日を北陸の標準とすると、寒い地域では2週間ほど早く 植えないと、根が伸びれません。逆に暖かい地域では10月上旬まで植えられます。 浅根性なので、ねぎ類の中では意外に乾燥に弱く、土が乾くと特にカルシウム などが根から吸収されにくくなり葉先が枯れてきやすくなります。降雨がない ときはかん水しましょう。また堆肥などによる土作りも保水性改善に効果的です。 わき芽が出てきたら、年内中に取り除きます。 5月以降に「とう」がでてきたら、早急に摘み取ったほうが球が太ります。 肥料について 土壌酸度は中性(6.5~7.0)に近いほうがよく、火山培土や砂丘地では石灰が 不足すると酸性障害で根が伸びれなかったり、葉先が枯れたりします。 肥料は、秋~冬はあまり吸収量が多くありませんが、春の生長時期には急激に 吸収し「とう」がたつころから低下します。多肥栽培すると球割れが起きたり、 カルシウムの吸収が悪くなったり「サビ病」が増えます。 施肥量のめやす(坪あたり)石灰400g、堆肥6kg、化成肥料(基肥300g、降雪前の 追肥100g、消雪後の追肥200g、葉桜頃の追肥200g) 肥料は、過燐酸石灰、牡蠣がら石灰、堆肥、(牛糞を堆肥に替えてみてください)が よいそうです。

maro2006
質問者

お礼

こんなに詳しくお教えくださって、ありがとうございます。 酸性が強いこと、乾燥しやすい水はけ台地であることで、 石灰、燐酸、牛糞、バーク堆肥などを鋤きこんで、湿った場所に植えつけました。今回はできるか楽しみです。 nekochacha様 お答えに感謝申し上げます。

その他の回答 (2)

  • satesate9
  • ベストアンサー率27% (139/507)
回答No.3

それぞれ、いつごろ、どんな感じで枯れるんでしょう?

maro2006
質問者

お礼

satesate9 様 質問するときに、もっと詳しく書く、ということを教えてくださいまして、ありがとうございました。 感謝申し上げます。  

maro2006
質問者

補足

●長葱は、種をまくと、芽はでて4cmくらいになりますが、それ以上伸びずにとけてしまいます。苗を買ってきて植えてもそれ以上大きくならず、なくなってしまいます。(夏場の水やりはしたのですが) ●玉葱も苗を植えますが、一本のこらずとけてしまいます。(枯れるというかんじではありません) ●ニンニクは種を植えますと、いきおいよく2・30cmほど伸びますが、そのあと、葉先から黄色くなって、腐っていき、結果しません。 よろしくお願いいたします。

  • indoken
  • ベストアンサー率37% (173/457)
回答No.2

なんとなく生育が悪く、そのうちに枯れてしまうようであれば、肥料が原因になっている可能性があります。 ANo.1さんも書いておられますが、ネギ類は多めの石灰とリン酸を要求します。 黒ボクの自然林は酸性が大変強いので、すでに石灰などを混ぜていても、まだ酸性が残っている可能性があります。 また、リン酸については特に書いておられませんが、特に多くのリン酸質肥料を与えてみると良いと思います。 熔りんを施用すると、酸性を直すのとリン酸供給の両方の効果があるので、便利かもしれません。

maro2006
質問者

お礼

indoken 様 御丁寧な御回答ありがとうございます。 とても困ってしまうとgoo頼みなのですが、ほんとうによく教えてくださいます。世の中すてたもんじゃないと思います。 たしかにものすごい酸性土壌で、石灰がふつう以上必要なのでしょう。 燐酸はまいておりますが、熔りんを調べてみます。 感謝申し上げます。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう