中華料理屋さんの「学生スペシャル定食」のメリット
たまーに行く個人経営(中規模)の中華料理屋さんに「学生さんを応援します!」みたいな煽り文句とともに「学生スペシャル定食(正確には違うけどそんな感じの名前)」というメニューのポスターが貼ってありました。
メインのおかずが2つついて580円。ボリューム満点なのがウリみたいなのですが「学生限定!」としてあります。
この中華レストランがこの学生スペシャル定食を出すメリットって、なにがあるんでしょうか?
たとえば、「激安!290円ラーメン」みたいなノボリを出すのはわかります。
お、290円のラーメンだって!と安さにつられて入ったものの、あと50円出せば色々トッピングがつくなあ、お、さらにあと320円出せばミニチャーハンもつくのか、ってことで、290円ラーメン目的で店に入ってみても、実際に注文されるのは630円のラーメン・ミニチャーハンセットばかりというのを狙っているのです。
また、「20食限定!極上絶品ふわとろオムレツ」みたいなのもメリットはわかります。
「限定」とつけることでいつもなら食べられないんだなってレア感が出るし、仮に極上ふわとろオムレツが損得勘定でいけば損をするものであったとしても、それ目当てに入った客が「すいません。もう今日は終わってしまいました」と断られて「なんだ。じゃあ別のお店に行こうか」と席を立つことなど稀だからです。
パチンコ屋や映画館のレディースデーは女性客を集めれば男性客も集まるだろうとの期待から、またシルバーデーは普段パチンコ屋や映画館に足を踏み入れない通り過ぎるシルバー層に、とにかく店に来てもらい、「行ったことがあるお店」として常連化を狙ったものだとわかります。
でもこの中華レストランの「学生スペシャル定食」だけは数量限定でもないし、「新メニュー!」を強調しているわけでもないし、本気で狙いがわかりません。
店長がパソコンで手作りで作ったポスターやPOPならわかりますが、どうみても印刷屋に頼んで作ってもらったものです。それなりに金もかかってるはず。
この「学生スペシャル定食」の狙い、メリットがわかる人、回答をお願いします。
お礼
どうもありがとうございました。 来週のゴーヤチャンプルーが微妙に楽しみです。