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保安器について

こんにちは、 保安器(通信用)について教えてください。 仕様書を見ますと、 (1) 雷サージ保護性能として、印加電圧 1.5/50μs、10kV と記載されているのですが、この意味を教えてください。 (2) 動作減衰量として、「2dB以下(DC~1MHz) 100Ω、ネットワーク アナライザ」とあるのですが、この意味は、「ネットワークアナライザを 接続して、0~1MHzの周波数の電圧をかけたときに、その減衰量 が、2dB以下(1/100以下)になる。」と解釈して良いでしょう? (3)雷サージは、大きな場合で、サージ電流8/20μs、1kA、    サージ電圧1/40μs、15kV位なのでしょうか? (3) 保安器(性能:印加電圧 1.5/50μs、10kV)を使用して、    雷により、機器が潰れた場合、雷サージがこの性能を上回ったからと    考えて良いでしょうか?(工事方法は問題ないとします。) (4) 通信用と地絡用保安器を設置して機器の通信ラインが、雷により壊れた場合、 通信用の保安器に問題があると考えて良いでしょうか? (5) 通信用保安器の仕様書には、雷サージ保護性能として、電流については 何も記載されていないのですが、どうしてでしょうか?

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  • ベストアンサー
回答No.1

「保安器」と書かれていますが、私が使ったことのある「避雷器」相当と解釈して回答します。 (1)雷サージの波形を三角波で近似したとき、開始から1.5μsでピーク値10kVに到達し、50μs後に消えるサージを保護できるという意味です。テスト条件とも言えます。 (2)手元の資料には[dB]表記が無いので判断出来ませんが、通常、1/100は電力では-20[dB]、電圧では-40[dB]なので、2[dB]にはなりませんね。 (3)私の有する信号通信用避雷器のカタログでは、放電耐量電流は30kAとなっています。ということは、1kAをはるかに超える場合もあるということでしょう。また電圧については表示がありませんが、内部抵抗が3Ωとあるので、計算上は90kVとなります。 (3')使っておられるものが、耐量の低いものだったと思われます。 (4)強電用の避雷器は耐量は大きいいが、応答性に劣るものがあるので、通信用の避雷器を保護するには至ら無かったのか、浸入経路が違っていたのでしょう。 (5)分かりません。メーカによって記載方法が違ったり、無かったりということでしょうか。

mocha100
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 保安器のHPを見ますと下記にように書いてあります。 もう少し具体的に中の仕組みを知りたいのですが、何か資料等は無いでしょうか? 保安器の中では、電源線または信号線が、接地線との間に適度な静電容量を持つように配置される。この静電容量は、送電したり通信したりする電気信号は接地線に流れず、異常電圧が印加されて発生した電流や、異常電流のみが接地線に流れるような値に設計される。接地線は大地に接続される。

mocha100
質問者

補足

お返事ありがとうございます。概ね、わかりました。 すいません。更に下記を教えてください。 雷サージの保護性能(試験印加電圧 1.2/50μs、10kV)は何を根拠に 決めたのか?をメーカに質問したところ、電力用規格D-205に基づいている。 との回答がありました。 (1)すべての保安器は、この規格を満たしておけば、良いのでしょうか? (2)例えば、1.2/50μs、20kVの雷サージが印加された場合、 電力用規格D-205に基づいている1.2/50μs、10kVを上回る 電圧なので、機器が損傷を受けても、ある程度仕方が無いと判断するのでしょうか? (3)電力用規格D-205に基づいている1.2/50μs、10kVを上回る 雷サージの保護性能を持つ保安器もあるのでしょうか?

その他の回答 (1)

  • angkor_h
  • ベストアンサー率35% (551/1557)
回答No.2

あなたの質問は誰もが持つもので、利用者向けに保安器メーカが説明書を用意しています。メーカに問い合わせれば快く答えてくれるか解説書をくれますよ。 (1) 雷サージ保護性能として、印加電圧 1.5/50μs、10kV と記載されているのですが、この意味を教えてください。 ⇒簡単に言えば、「10.5kvが50μs加わる」。10.5kvは尖頭値であって、50μsが減衰量規定時間です。 (2)動作減衰量として… 平時における常用信号通過の損失です。雷電流は関係ありません。 3)雷サージは、大きな場合で、… そんなのは一義的に言えません。阪神淡路大震災の経験を元に建築した高速道路は、またいつ崩れるかは誰にも判りません。 過去の雷の大きさは気象庁HPで検索できますが、そういう数値では表せるものではありません。 測定器を仕掛けたところに落ちるわけではありません…。 同(工事方法は問題ないとします。) ⇒雷被害はここが問題です。 工事方法に問題が無ければ、雷被害は存在せず、全てが解決してしまいます。 この問題を解決し得ない、人力の及ばない自然の驚異が分析し得ないことが問題なのです。 (4) 通信用と地絡用保安器を設置して機器の通信ラインが、雷により壊れた場合、… ⇒工事方法に自身があれば、「保安器に問題がある」と自身を持ってよいでしょう。 しかし、実情は工事方法に問題があって、その結果「保安器に保護電圧以上が進入してしまった」ことになります。 保安器は規格の衝撃電圧印加試験は保証しています。なので、それ以上が印加されて壊れたと見るのが普通です。壊れたその原因は…工事方法に問題が…。 一般的には、保安器印加電圧が問題ではなく、保安器によってバイパスされた雷電流のその先の経路が機器を壊すのです。最短経路でアースに流れれば問題ないですが、分流が回路に流れ込んで配線を焦がしたり部品を焼いたりします。 (5) 通信用保安器の仕様書には、…電流については何も… ⇒電圧と同じように「A/μS」の表示があるはずです。もしくは試験基準やJIS基準番号が記載されているはずです。 良く調べて見てください。

mocha100
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 保安器のHPを見ますと下記にように書いてあります。 もう少し具体的に中の仕組みを知りたいのですが、何か資料等は無いでしょうか? 保安器の中では、電源線または信号線が、接地線との間に適度な静電容量を持つように配置される。この静電容量は、送電したり通信したりする電気信号は接地線に流れず、異常電圧が印加されて発生した電流や、異常電流のみが接地線に流れるような値に設計される。接地線は大地に接続される。

mocha100
質問者

補足

お返事ありがとうございます。概ね、わかりました。 すいません。更に下記を教えてください。 雷サージの保護性能(試験印加電圧 1.2/50μs、10kV)は何を根拠に 決めたのか?をメーカに質問したところ、電力用規格D-205に基づいている。 との回答がありました。 (1)すべての保安器は、この規格を満たしておけば、良いのでしょうか? (2)例えば、1.2/50μs、20kVの雷サージが印加された場合、 電力用規格D-205に基づいている1.2/50μs、10kVを上回る 電圧なので、機器が損傷を受けても、ある程度仕方が無いと判断するのでしょうか? (3)電力用規格D-205に基づいている1.2/50μs、10kVを上回る 雷サージの保護性能を持つ保安器もあるのでしょうか?

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