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ロシアの国土について

harepandaの回答

  • harepanda
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回答No.2

カリーニングラードと呼ばれるロシアの飛び地です。旅行で行ってきたことがあります。 かつてポーランド分割後、ポーランドという国は一時消滅しており、ドイツとロシアがあのあたりの地域を取り合っていたのです。プロイセンという国は、ドイツの国というイメージが強いかもしれませんが、地図でチェックすると、現在のポーランドに位置しています。 あの地域の首都は、かつてはドイツ語でケーニヒスベルクと呼ばれており、哲学者カントが住んでいたことでも有名な地域です。その他、リトアニア国境にはティルジットという町もあり、これも有名です(ナポレオンとロシア皇帝が面会した場所として知られています) 第二次大戦ではドイツとロシアの大激戦地となり、結局、ロシアが接収してドイツ軍は降伏しました。町はカリーニングラードに改名されました。古くからの建物はほとんどすべて立て壊され、社会主義の理想郷として、全くゼロからの都市計画を行いました。(その結果、貴重なお城が失われてしまいました) 愚かなことに、ロシアの都市計画は失敗し、わざわざ城を破壊して立てた議事堂は、工事の途中で地下トンネルが発見され、危険であるという理由で工事を中断し、自然に倒れるのを待っている状態で、廃墟と化しています。それが、町のど真ん中にあります。また、近代的な高速道路網をつくるつもりだったのが、途中で予算が切れて、高架道路の作りかけでどこにもつながっていないもの(つまり、途中で途切れているもの)が、そこらじゅうにあります。 観光地(?)としては、ドイツ軍が最後の抵抗をして降伏文書に署名した地下施設が、大学の隣にあります。大学に、カントの像が立ってます。それから、この地域はポーランドも含め、琥珀の生産地として有名です。カリーニングラードの琥珀博物館は、なかなかのものです。カリーニングラードに最初に突入したソ連の戦車も、アパートの間にドンとおいてあります。カントの墓と、古い教会の廃墟も見逃せません。カリーニングラードのロシア人は、カリーニングラード人としての誇りを持っており、結婚式を挙げるカップルはカントの墓に花をささげる習慣があります。 かつてこの地域に住んでいたドイツ人のお年寄りたちや、ソ連によって中央アジアに強制移住させられたドイツ人の子孫たちは、カリーニングラードに行けばかつてのケーニヒスベルクがあるのかと思って訪れてみることもあるのですが、はっきり言って、がっかりします。

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