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世界陸上を見ていて
思ったのですが、マイナーな競技の選手は 普段何をしているのでしょう? 短距離や長距離で世界的に注目される競技ならば 大きなスポンサーとかついていそうですが 投擲競技や幅跳び、高跳びなどの競技は 普段から生活に困らないだけの広告収入が あるとは思えません。 オリンピックや世界大会ぐらいしかテレビで お目にかからない競技の選手のことです。 しかも生ではなく録画で紹介される競技です。 アルバイトなどしながら競技を続ける人たちなのか もしくが母国から大きな予算が出ているのか。 民間企業ならば、お金にならなければ手を 引くと思われますし、どうなのでしょう? 兼業アスリートの集まりなのでしょうか?????
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初めまして。限りなく推測(憶測?)に近い回答ですが参考になれば幸いです。 まずマイナーの定義ですがこれは国よって多少違います。例えばハンガリーではハンマー投げ、フィンランドでは槍投げと投擲競技が国技として奨励されており、国でも手厚く援助しています。またエチオピアなどアフリカのほうでは短距離は比較的マイナーであると言えますし北アフリカ方面では中距離が絶大な人気を誇っています。 さて、本題ですがTepodongさんの想像されるマイナー種目の選手の恐らく大部分はフルタイムか非正規雇用(アルバイト)なのかはわかりかねますが何らかの仕事を兼ねていると思われます。トレーニングに時間を割くために主にアルバイトなどが中心だと思いますが。ヨーロッパで根強い人気がある自転車選手も年収300万以下程度の選手がほとんどだと聞いた覚えがありますのでそのようなマイナー種目の選手もその程度かひどければそれ以下になるでしょう。 また、クラブチームに所属し陸連や国の補助(社会保障など)で食いつなぎ、賞金の出る大会に出場したり広告塔として幅広く活動を行ったりする選手もいます。(レースや試合でスポンサーを探すなど)日本で言えば有名どころではアテネ五輪マラソン優勝の野口みずき選手、今回の世界選手権では女子3000mSCに出場した辰巳選手などがそうです。陸連などお役所関係でいえば日本でも走り高跳びの醍醐選手が援助を受けていたことで有名ですし、フランスも2007年から世界ランキング18以内の選手はプロとして認定され、月給最低でも1500ユーロ(約24万6000円)を2年間保証し、仕事に就いていなくても年金などの社会保障制度が受けられるシステムを開始しました。 このようにアスリートの環境は大変厳しいものになっていますが以上に挙げたようなことを選手たちは何年も続けて自己を高めていくわけですね。
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- mannenbashi
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国内の場合ですが、ひとつは企業に社員として所属していることが多いです。会社のオーナーが、その競技出身だったり協会との個人的な付き合いなどで社員として処遇し支援しています。 また、教員や消防、警察等に勤務しながら協会に所属し、通常勤務とは別に普及や指導をしている選手もいます。正職員であったり臨時職員として勤務している人もいます。 もうひとつは、地方自治体またはその外郭団体(こちらの方が多い)に勤務している場合です。国体の選手として地元開催の国体優勝のための強化のために数年単位であちこちへ移動する場合もあります。当然通常の勤務もしますが競技普及のためやジュニア強化のためのコーチとしての仕事もします。 スポンサーの付く選手は本当にごく一部のメジャーな競技の選手で中には、どこにも所属していなく自ら支援者をを捜したり、アルバイトの傍ら協議を続けている選手も多いのです。
お礼
兼業のスポーツ選手ですか…。 もし世界の大多数が兼業選手の競技があったとして 運良く恵まれた環境にある選手がいて 生活の心配もいらなくて、競技トレーニングに打ち込めるのであれば 強そうですよね。 甲子園の佐賀北ではないですが、雑草魂も強力な武器にはなると思いますが。 華やかな裏の努力を垣間見た気がします。