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看板建築

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回答No.4

サインとは、一般的に「看板」「案内板」「室名表示」等の言葉で代用されているものです。病院や商業施設・ホテルなどの建築物全般で、その建物(室名)の名称や目的場所(トイレとかエレベーターとか)を誘導するため、建物全体の案内などのために設置されるもので、私はその計画・施工に携わっています。 最近では、VI(Visual Identity)やCI(Corporate Identity)などという言葉があり、その一環としてサイン計画を用いることが多いです。  ※CIとは;企業内の(視覚的)統一を図ること。   具体的には会社のロゴタイプ・ロゴマークからサイン等に至るまで、視覚的な部分(環境)のトータルな計画を行うこと。  ※VIとは;企業が社会の中で、自身の存在を明確にする為の“視覚的統一”をどのように計画したら良いのか、を考えていくこと。 で、私も初めて聞いたこの「看板建築」という言葉ですが、ちょっと調べてみたところ、どうも昭和初期の頃の商店建築におけるCI的発想の建築物ではないかな、と思います。(私的な意見ですので、ご参考までにしておいてください…自信ナシm(__)m) つまり、昭和初期の商店において、自分の店舗の存在を他に明確にするためにその店舗自体を「看板」(サイン)として表現したもの、ではないかなぁと思うのです。もっと昔にさかのぼれば、例えば「越後屋」とか(笑)いう“のぼり”“のれん”“立て看板”というのはさかんにあったと思うのですが、それはあくまでも「入口」部分を表現するものだったり、「あっちに行けば、店があるよ」といった案内だったり、だと思うんです。ところが、建物の前面(正面)全体をひとつの“シンボル”としてしまうことで、他の店舗との差別化を図った、のではないかな、と。小さなサインだけでは物足りず…とでも思ったんでしょうかね? で、そういう建築物が、次第に「正面側をスパッと垂直にしてあり、その全面を使って“商店であること”を強調」することが、ある種その時代の“ブーム”になって、ある一時期に(昭和初期を中心に)集中的に建てられた、その時代背景を伴なった建築物に対して、先にご紹介のある藤森照信さんが「看板建築」と名づけられたのではないかなぁ・・と思います。(※※くれぐれも!!私的な意見であり、藤森氏の著書を読んだわけでもないので、ホントに、参考として聞いてくださいね!!) 以上、いかがでしょうか??・・・参考になりましたでしょうか?? ちなみに、あまり時間がなくてちょっとしか調べてないのですが… 以下のページもごらんになってみてはいかがでしょう…お役に立てていれば嬉しいです(*^-^*) 看板建築についてのコメント・写真等イロイロありました。 ■http://www002.tokai.or.jp/jsbar/index.htm 横森照信さんの著作リストがありました。 ■http://www.asahi-net.or.jp/~JR4Y-SITU/refer/fujimori.html

enary
質問者

お礼

サインてその様なお仕事なんですか。看板建築ってなにか自己主張する建物のようですね。看板HP行ってきました、看板建築だけでなく面白かったです。ありがとうございました。お仕事がんばってください。

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