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関係代名詞のwhich
問題集をやっていてどうしてもわからなかったのですが、 I have been to the place which she spoke of. といった文でなぜwhichはwhereではいけないのでしょうか。 いろいろ調べてみたのですがいまいちよくわかりません よろしくお願いします
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- trgovec
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思うにこれは関係詞の問題の中で、一番面倒なものの一つではないかと思います。 まず「(代)名詞と副詞の違い」に関してはご理解いただけるでしょうか。 ・動詞の主語・目的語、前置詞の目的語になれるのは名詞・代名詞 これがクリアできるなら which は関係「代名詞」、 where は関係「副詞」ということが分かれば回答するのは難しいことではありません。 I have been to the place which she spoke of. このような文では関係詞は関係文(ここでは she spoke of)の後ろに意味的につながります。 *she spoke of which 前置詞 of の次にこれるのは名詞ですから「関係代名詞」の which を選ぶのです。 類題として I have been to the pace which she visited. *she visited which visit の目的語になるのは名詞なので関係代名詞を選びます。 また I have been to the place (which / where) is famous for its history. 関係詞が動詞(ここでは is )の前にある場合は動詞の主語で、主語になれるのは(代)名詞なので関係代名詞 which を選びます。 紛らわしいのは This is the house which I live in. (This is the house in which I live.) This is the house where I live. これらはどれも「ここは私が住んでいる家だ」と同じ意味です。 *I live in which *I live where 同様な考え方をすると、上の方は前置詞の次なので関係代名詞というのはお分かりと思います。 下の方ですが「live の次に名詞を持ってくることはできないのです」。たとえば *live the house のような言い方は無理ということです。ですから *This is the house which I live. は誤りとなるのです。 このタイプの問題は先行詞が何らかの「場所」を表す語であることがほとんどです。 そして関係節の動詞の種類が決め手となります。不安がある場合は辞書で確認してください。 visit 他動詞(目的語をとる動詞) speak of など「動詞+前置詞」 これらでは関係代名詞に go / come など自動詞(後ろに直接に、目的語の名詞を置けない動詞) これらは関係副詞を選ぶことになります。このような場合にはどうしても他動詞・自動詞の区別、前置詞が必要かどうかの知識が役立ちます。
- Parismadam
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はじめまして。 1.疑問を解く鍵は、whichは関係代名詞、whereは関係副詞、だということです。 2.どちらを用いるかは、先行詞と関係詞の中の動詞との関係で判断します。 (1)関係代名詞は、先行詞が関係詞の中で名詞の働きをします。 (2)関係副詞は、先行詞が関係詞の中で、前置詞inなどを補って副詞の働きをします。 つまり、where=in whichで、前置詞inを含んでいるのです。 3.ご質問文を見ると、先行詞はthe place「場所」で名詞になっています。 4.toはhave been to「~に行ったことがある」の前置詞で、関係詞の中の動詞spokeと関係のある前置詞ではありません。 5.spoke ofは「~のことを話した」という動詞句で、ofの後には名詞がきます。それが先行詞the placeということです。これを関係詞の中に戻して文を完成させると、 she spoke of the place「彼女はその場所のことを話した」 とそのまま先行詞をもってくることができ、余分な前置詞inなどは必要ありません。 6.ご質問文は、「先行詞が関係詞の中で名詞の働きをしている」という理由から、関係詞は関係代名詞であるwhichが適切となるのです。 7.なお、ここでの前置詞ofは、whichの前に置くことも可能です。 例: I have been to the place which she spoke of. =I have been to the place of which she spoke. 「私は、彼女が話した場所に、行ったことがある」 8.では、関係副詞Whereは、どういう場合に用いられるかと言うと、2-(2)で述べたように、関係詞の中で「副詞」の働きをする場合です。 例: I have been to the place where she was born.(O) I have been to the place which she was born.(X) 「私は、彼女が生まれた場所に、行ったことがある」 9.上記の例文で、なぜwhereが正解でwhichは不正解であるかを確かめるには、先行詞を関係詞の中に戻してみます。 she was born (in) the place「彼女はその場所(で)生まれた」 と、前置詞inを補って場所を表す「副詞句」となります。 この場合、inの含まれている関係副詞whereが正解となるのです。 10.ちなみに、whichを使っても、次のような場合は正解になります。 例: I have been to the place in which she was born. I have been to the place which she was born in. これは、where=in whichの関係が成り立つからです。Whichを使っても、前置詞inを前置したり、後置して残せば関係代名詞whichの使用も可能なのです。 以上ご参考までに。
- sanori
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where は後ろが完全な文でないと使えません。 she spoke of は不完全な文です。
- lukelivestrong
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はじめまして。基本的な語の働きを御説明します。 which は関係代名詞で、名詞です。次に where は関係副詞で、副詞です。 さて、お書きの文章で、which は、she spoke of の目的語であることは、お分かりでしょうか。語句の働きで、目的語は必ず名詞なのです。他の品詞はありえません。ですから、ここでは副詞である where は、不可なのです。 いかがでしょうか?