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なぜ、肝硬変でグロブリンの値があがるのですか。
肝硬変では、アルブミンというたんぱく質は低下しますが、グロブリンというたんぱく質は増えると聞きました。 それがどうしてなのか、知りたいのですが、どなたかご存知の方教えてくださいませんか。
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まず、グロブリンについてですが。 4種あるグロブリンのうち、肝硬変で増加するのはγグロブリンといい、免疫グロブリンともいいます。 これはリンパ球などで作られます。 肝硬変というのは、元は肝臓の炎症(=ウイルスや菌に侵されている)です。 グロブリンは「免疫」ですから、肝臓内のウイルスを破壊しようとしてどんどん生産され、つまり増加するわけです。 次に、アルブミンの方についてですが。 アルブミンは、肝臓で作られます。 肝硬変で肝臓の機能がガタ落ちしているのですから、そもそもそんなに作られないわけです。
お礼
パソコンの調子が悪く、お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありません。 丁寧な、わかりやすいご回答どうもありがとうございます。 グロブリンは免疫機能のはたらきを持っているため、肝硬変で増えようとするのですね。 おかげさまで、よくわかりました。 つかえていた疑問点が解決して、すっとしました。 どうもありがとうございました。