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【日本語と古代ラテン語の共通の言葉】 秦氏は地中海から来た?
与謝野鉄幹・晶子の孫で言語学者の与謝野達氏の『ラテン語と日本語の語源的関係』(サンパウロ社刊)を読みました。 彼は「伝統的な日本語の単語の多くがラテン語を起源としている」と主張しています。 日本語約700語を題材に、その語源と見なされるラテン語を詳しく紹介しています。 比較言語学の最新の概念を使いこなしながら、長時間かけて丁寧に考察された興味深い労作です。 一例を挙げると こころ←corculum」 哀れ←avare」 こい(恋)← cupio 上げる←aggero 下げる← suggero 起こす←occurso がんばれ←quam vale おめでとう←omen datum などのルーツはいずれもラテン語と喝破し、 「2世紀以降のやや俗化したラテン語か派生語が、何らかの理由で日本の古代期に入り、日本語の形成に影響を与えた」と推測している。 もし、↑の日本語の起源が古代ラテン語だと仮定した場合、その流入経路はどのようなルートだと思いますか? (1)人がローマからインド洋を渡り、東洋に至る航海が言語をアジアに繋いでいたかもしれない。(文化人類学者の山口昌男氏) (2)秦氏は地中海周辺から来た古代ラテン語を操る民族であり、秦氏の言葉が日本語に与えた影響は大きい。(考古学者の和田宗耶氏) など様々な意見がありますが、古代ラテン語が日本に流入する可能性はあるのでしょうか? 大相撲の掛声の「ハッケヨイ」もラテン語だと聞いたことがあります。
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この手の説に共通しているのは こじ付けでも何でも 自説に有利なものを強調し 不利なものを無視してしまうことです どのような言語でも 10や20は 見方によれば一致します これが 意味有る一致なのか、無意味なのかは 充分な検証が必要です さらに 現代の発音では似ていても、昔はそのようには発音されていなかった可能性も高いです 単なる物語として 面白がって読むのがよろしいでしょう つい先日読んだものに 五木の子守唄の おどまかんじんかんじん の かんじん は 韓人 のことで 秀吉の朝鮮征伐の際に 強制連行された 朝鮮人 のことだと 主張している人たちがいるが 熊本での発音は くゎんじんくゎんじん で 音が異なる と 論破された例がありました 誰かが TVでしゃべれば 単純に信じてしまう人が多いようですね
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- tyr134
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なかなかに、面白い観点ではあるとおもいます。 古今東西、狭間の世界というのは結構無視されており研究も進んでいない分野なのですが、この当りの研究が進めば解明されるかもしれませんね。 例えば、ゾロアスター教などは西のキリスト教にも東の仏教にも影響を与えた宗教であることが指摘されています。 言語に関しても、中央アジアや西アジアの言葉が東西に影響を及ぼしている可能性は否定できません。 また、外来語がほぼ音を変えず、しかし意味はまったく違ってしまった言葉なども存在します。 なんで、一概に影響していないとは言い切れません。 が、現時点での研究量では影響していたとも言い切れません。 まぁ、「狭間の世界」というのは今まで無視されつづけ、歴史の闇に消えた事はごまんとあり、この疑問もその一つかもしれませんね。
お礼
「狭間の世界」ですか。 意味深な意見をありがとうございます。 参考にします。
- ringouri
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まず、引用されている例が起源とか対応とか呼べるものではないような...? ! 「比較言語学の最新の概念を使いこなしながら、長時間かけて丁寧に考察された」労作というのは、単なる販売促進用のキャッチフレーズでしょう。少なくとも「比較言語学の最新の概念」からは大きく逸脱してます。 古代ラテン語と古代日本語を結び付けられる想像力(創造力)があるのであれば、地理的にヨーロッパと日本を結びつけるのは超簡単ですね。人類には足も牛馬も船もありますから、どのルートでも移動可能でしょう。でも、2世紀以降の出来事とすると、史料に残っていても良い筈なのですが.... あれっ!これって、新手の宣伝手法ですか?(うまく乗せられちゃったかな?)
お礼
うまく乗せられてしまいましたね。 冗談です。 ありがとうございます。
- hegelian
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他の方々が言い尽くしていますが、補足のために書かせていただきます。 1)日本語と古代ラテン語の単語に共通の語源はありません。言語学的にも地理的にもです。 2)与謝野氏は一例を挙げていますが、これは他の言語でもできることです。No.5さんが書いていますように、人間が使える音節の数が限られているからです。他の言語でも、どうしても似たような単語は出てしまうので、こじつけるのは簡単です。 われわれが音節の少なさ、そして似たような単語の多さを実感するのは、むしろ日本語内だったりします。一例を挙げれば、「記者」と「汽車」、「水」と「見ず」です。全く関係ない言葉同士でもこじつけることは簡単です。 3)ですので、○×語の語源は日本語だったとか、日本語と●△語は同じ語源だったというような説はしばしば出てきます。それについて2つ参考文献を挙げます。 http://www.yosensha.co.jp/products/cat11/4862480241/ これは主にUFOや自然科学の奇説を面白く紹介した本です。この中に日本語と英語が同じ語源とする書籍が紹介されています。 もう一つは、上掲にも紹介されているのですが、清水義範『蕎麦ときしめん』に収録されている『序文』(そういう題名の作品)です。これも日本語と英語が同じ語源とする説をパロディー化したものです。 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_list.jsp?type=t&a=&t=蕎麦ときしめん&k=&i=&d_s_y=&d_s_m=&d_s_d=&d_e_y=&d_e_m=&d_e_d=&word=蕎麦ときしめん&n=20&s=d&o=d&sf=0 この『序文』が書かれたのは1986年以前です。このことから20年以上前から似たような説はいくつもあり、うんざりしていた人も居たことが分かります。
お礼
私は日本語と古代ラテン語の単語に共通の語源があるなど信じていないのですが・・・。 そのルートを知りたかっただけです。 ありがとうございます。
- kigurumi
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90 いろいろ説があります。 文法からいくと、印・ヨーロッパとは違う。 単語でいくと、、、 転訛したとしたら、日本語とヘブライ語は、500は類似した音で、同じ意味になってしまうらしいです。 例えば、天狗が持っていた虎の巻き。 奥義の巻物ですが、これ トーラの巻物? 律法の書? とか。 そうなると 天狗は古代ヘブライ人だったのか ってなってしまいます。 その路線でいけば、1世紀、イエスの後をついだヤコブなきあとエルサレム教会は、ローマとの戦争が勃発する前、ペラに集結。 そこからエデンの東目指して何世紀もかけて日本にたどりつき、ひとまず、いくつかの言葉は伝承されつづけ日本で使い、現地の人も意味はわからないが使うようになり、真似てヤーレンソーラン ソーランって歌うようになった! ってなってしまいます。 アッラー エッサッサー →アッラーって、、、ねぇ。 アッラ エッサッサーは日本人では意味わかりませんが、ヘブライ語がわかる人なら意味のある言葉になるらしいです。 古代の数の数え方もほぼ一緒。 日本のカタカナが古代イスラエルの遺跡から出てきたりしています。 日本のカタカナが何故遠いイスラエルの古代遺跡から? タイムマシンで誰かが行って、カタカナを古代イスラエル人に教えたのでしょうか? それとも・・・・。 ハッケヨイ、 どういう意味でしょう? ヘブライ語でハッキヨイだと「汝 打ち勝て」って意味になるらしいです。 じゃあ ノコッタ は? 残れって意味? それとも相手って意味? 今調べましたが、はっきりとはわかりませんでした。 で、もし、この路線を続行したければ、日本の国技相撲はヤコブ(イスラエル)が神と格闘したときを再現している! って説が成り立つわけです。 力士が戦っているのは相手じゃない。 神と戦っている。って。 ちなみに エルサレムは日本語になおすと平安京という意味になる。 エルサレムを離れ こんなことろに神の国を作ってしまった、、、ってことも、できてしまう。 パズルの配置次第で、いろんな風景ができるんです。 というぐあいに、結び付けようとすれば、どうにでもできてしまいます。
お礼
虎の巻きは「トーラの巻物」なんですか? 面白いですね。 ハッケヨイはヘブライ語で「汝 打ち勝て」という意味ですか。 参考にします。 ありがとうございます。
- ultraCS
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人間の使える音節は限られており、単語はその組み合わせですから、いくつかの単語の音韻が類似しているからといって、言語起源論まで持って行くのは暴論、トンデモさんですね。 なお、がんばれに関しては朝鮮語起源説なんてのもあります(これもトンデモですが)、古日本語にがんばれという言葉があったとすればその発音は「グァンパレ」で、Valeからは転訛しません。この発音に関しては、音韻額の成果で、「ば」の発音はパ→ファ→バという変化したとされていますから、現代語を元にすること自体がお笑いなのです。 なお、日本語ヘブライ語起源説なんてのもありますよ、こっちの方が、日ユ同祖論とあいまって説得力があると思いますが(あるかぁ)。 はっけよいは「八卦よい」ですから、無理にラテン語にせんでもいいでしょう。 おめでとうにしてもそれ以前に「目出度い」という言葉があってのものですから、ラテン語で目出度いことがmen datumというのでなければ論旨が成立しません。 また、上げるにしても下げるにしても、動詞の語幹が共通でなければ成立しない議論です。「上げる」があって「上がる」が生まれたわけではないのです。 「おはよう」の語源をオハイオだと言うアメリカのトンデモさんと同レベルでしょう
お礼
“はっけよい”は風水の「八卦」から来ているのですか? ラテン語の「おめでとう」は“omen datum”ですよ。 ありがとうございます。
- Kiriyama-taicho
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イエスキリストが青森県で没したという説につながると思われます。 つまりいわゆるトンデモ説の一種でしょう。トンデモ説は絶対的にウソとは 言い切れないものではありますけど。 言語の影響を単語の発音だけで解釈するのは何の意味もありません。 今の日本語と2千年前の外国語を比較することもあまり意味がありません。 シラバスが似ているネパール語や朝鮮語に比定するのとは全然レベルの 違う話だと思います。
お礼
トンデモ説は絶対的にウソとは言い切れないものですか? ありがとうございます。
- north_2nd
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ま、トンデモ学説の一種ですね。 妄想するなら一番ありえるのはシルクロード経由ベトナム辺りから海路に思えますね。 2世紀頃なら当時の中国といえる場所を通過すれば文献に残らないわけないし、意外と中央アジアの陸路は発達してたらしいし。
お礼
中央アジアの陸路は発達していたのですか! ありがとうございました。
- onbase koubou(@onbase)
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そもそも日本語の古語では現在の発音とは異なりますので....いわゆる「言語俗解」でしょう。 少なくとも古語に「おめでとう」という言葉はないような気がしますが... また欧州からラテン語が伝わったとするならばその伝播過程の土地でもラテン語が残っていないとおかしくなります。 また言葉だけが伝わるというのも不自然であり、少なくとも古代日本に地中海文明に直接影響を受けたものが存在しないとおかしい話です。 エンタシスや葡萄紋様などは中国を通じて流入しているとは思われますが(エンタシスは違うという説もあり)、だとすると中国・朝鮮半島・東南アジアにもラテン語の影響がないと....。 可能性としては「まゆつばもの」としかいいようがありません。
お礼
私も「まゆつばもの」だと思っています。 ありがとうございました。
- louvrebear
- ベストアンサー率22% (12/54)
直感的にしか述べられませんが、日本語は朝鮮語から来た!と同じ匂いがします…。すみません、知識がないのでこれくらいしか言えないです。
お礼
私も信じているわけではありませんが、 もしもの話、古代ラテン語が日本に入ってきたと仮定したら、どんな流入経路の可能性があるのだろう?と疑問に思って質問したのです。 皆さんが「そんなのありえない。」と思う気持ちは理解できます。 ありがとうございました。
お礼
日本人は自分の頭で考えないで、誰かがしゃべれば単純に信じてしまう人が多いですね。 だから創価学会などに簡単に洗脳されてしまうのでしょう。 ありがとうございました。