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傾斜天井の部屋がとても暑くて困っています
isora99の回答
こんばんは。 >暑さの原因は屋根や天井の形状ではなく、瓦にあると考えられるんですね。 ◎「日本瓦」や「陶器瓦」を葺く時には、必ず下地(野地板)と瓦の間に「空間」が出来ます。この「空間」が「断熱」や「保温」の効果を高めると共に、屋根の呼吸も行っているのです。 >ノところで今の瓦の上から陶器瓦を置く事をお勧め頂いたのですが、シロウト質問で申し訳ないのですが、この方法だと屋根の構造体にかかる重量負担ってどうなんでしょうか? 何となくトップヘビーというか、家自体の重量バランスに問題が出るような感じがするのですが、もう一度教えて頂けないでしょうか? ◎確かにご不安な点はよく解ります。実際のお宅を拝見していませんので、確信を持った回答は出来かねますが・・・昔の「瓦葺き」には「土葺き」という施工方法が採られていました。この方法ですと確かに屋根には相当の重量増となります。しかし、現在では「空葺き」と呼ばれる「桟掛け」という施工方法が主流になっています。こちらの方法でしたら、殆ど土は使いませんので、重量増は「瓦の分」だけに収まります。通常の屋根の構造でしたら全く問題はありません。私も実際にリフォームの現場で、このような工事を行って来ました。「屋根の傾斜がきつい」という点が気になりますが「陶器瓦」でしたら問題ないのではないか?と思います。「日本瓦」は、おそらくデザイン的にも重量的にも、質問者さんのお宅には向かないものと思われます。 >実はあるハウスメーカーの軽量鉄骨構造のプレハブ住宅で建てたのですが、この重量の問題と工事費の問題がクリアー出来そうなら、来年の夏向けに早めに相談してみたいと思います。 ◎その辺りの問題は、工事を依頼される業者と相談されると良いと思います。「見積り・相談」=「契約」となる訳ではありませんから、相談してみて可能であるか判断を仰ぐ事が望ましいと思います。現地を見ていない私には判断材料がありませんので・・・ >阪神大震災の時に屋根瓦の重い古い住宅がみんな倒壊していましたので、設計段階でセールスの勧める軽くて薄い瓦をそのままOKしたのですが、もっと比較検討すれば良かったです。 ◎確かに震災後はそのようなお宅が増えていますし、業者のセールストークもそのような物を薦めています。しかし、実は薦めている理由は他にあります。つまり「後々に必ずメンテナンスが必要となる」「数年後には葺き替えが必要になる」等々、こういった事が解っているからです。その際にも「うちで工事を引き受けて、また儲けてやろう」という「せこい」魂胆もあるのですよ。 震災時に倒壊した家屋の殆どは、古い上に、昔の工法(総土葺き)で建てられたものです。そのような家屋が倒壊してしまうのは当然と言えば当然の事です。しかし「日本瓦の屋根だったから倒壊した」のではありません。この点は、一般の方には解り難い事だとは思いますが、実際、あの震災で倒壊していない「日本瓦の屋根の家屋」もたくさんあります。 築年数が古くても倒壊しなかった家もあるのです。逆に、新築でも「手抜き工事」だったおかげで、一気に倒壊した家もありました。 私は神戸の人間ですので「現実」を見ています。 そしてリフォームの仕事をしていた関係で、如何に「いい加減な家が建てられているか」という事も「現実」として知っています。 「カラーベスト」や「軽量瓦」「金属屋根」「スレート瓦」「セメント瓦」などは、いずれ「メンテナンス」を必要とする「屋根材」ばかりです。そういった事は「セールストーク」では一切話しません。「安い材料」で「安い人件費」で「高額な家を売る」ためには、契約の邪魔となる話ですからね。 もちろん、これらの屋根材にも「メリット」はあります。完全に否定する物ではありません。しかし、本当にこれらの「屋根材」が良いものなら「日本瓦」や「陶器瓦」はこの国からなくなっている筈です。 解る人には解るのです。 「日本家屋には瓦が一番適している」と。 紹介したサイトをじっくりと見て頂き、瓦屋根の良さを解って頂ければ幸いです。
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