冬用タイヤは濡れた路面に弱い

質問

ウェットな路面では、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤより滑りやすいということを
何かのパンフレットで見たことがあります。

１．
それはなぜでしょうか？
両者の構造の違いをもとに、メカニズムを説明していただけると助かります。
（できましたら科学的に）

２．
ブレーキをかけたときの、制動距離をスタッドレスとノーマルとで
対比した測定データがありましたら、教えてください。
できましたら、ドライ、ウェット、雪道、凍った路面について全部。

全部でなく一部でもよいので、教えてください。

回答No.2

noname#113190

柔らかさだけではなく、排水性なんですよ。
F1などでは溝のないタイヤをつけますけど、溝がない方が接地面積が増えてグリップが上がりますけど、雨が降るとタイヤと道路の間に水の膜が出来て抵抗が低くなって滑りやすくなるんです。
それで夏用のタイヤは水を掻き出すように溝が切ってあるのですけど、スタッドレスは路面に密着するような構造になっています。
凍結した路面は細かい凹凸がありますから、タイヤを柔らかくして密着させているのですけど、これは反面水の溜まった路面ではタイヤと路面の間に水の膜が出来て、滑ってしまう。
スタッドレスもある程度吸水性がありますけど、雨天ではこの仕組みが間に合わないから滑りやすいです。
勿論柔らかいと剛性が不足して、カーブで膨らんだりしますけど、スリップはこの水の膜が原因です。

お礼

ありがとうございました。
細かい凹凸が水を含むから、タイヤと路面との間に水の膜ができてしまう、
ということですね。

補足

ありがとうございます。
もしもよろしければ、確認の意味で教えてください。

スタッドレスタイヤには、数ｃｍ間隔で、１ｃｍぐらいの大きな凹（溝）が
ありますが、
その凹の部分は掻き出し（排水）には寄与せず、
凸の部分で「密着」してしまって滑る。

また、
凸の部分には非常に細かい溝があるが、それも掻き出しには寄与しない。
　・・・・・という解釈でよろしいでしょうか？

回答No.1

noname#113190

http://toyotires.jp/tire/tire_17.html

タイヤメーカーのFAQですけど、要するに排水を重視した設計ではないからです。

お礼

ありがとうございます。
ご紹介いただいたリンクによると、
「気温の高い夏場は、スタッドレスタイヤのゴムはさらに柔らかい状態になり、
　濡れた路面での摩擦力が低く、滑りやすくなる」
ということで、その先の説明が無いですから、
焦点は、
「なぜゴムが柔らかいと濡れた路面で摩擦力が低くなるのか」
ということになりそうですね。