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「原爆」に関して不思議に思うこと
日本は被爆国であり、テレビなどでみかけるコメントも「被害者」としての立場が多いように思います。しかし、 1.そもそも第二次世界大戦を始めたのが日本だとすると、原爆が落とされる原因を作ったのは日本自身とはいえないでしょうか。 2.世界の人は「原爆の被害者」としての立場を前面に出す日本をどのように思うのでしょうか。まず、戦争を起こしたことに対する謝罪があって、その上で「被爆国としての経験を述べたり」、「反対を訴える」というのでなくては、反感を買うように思うのですが・・・?
- macmac_2004
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質問者が選んだベストアンサー
おかしなことですが、戦争で兵隊を殺すと手柄となりますが、 非戦闘員に危害を加えることは犯罪となります。 原爆投下は大量の非戦闘員を殺害したという点で明らかな犯罪行為で戦争におけるルール違反です。 だから、開戦責任とは別次元の話ですし、 日本人は犯罪被害者ですのでその立場を主張する事は正当的な行為です。 アメリカが主張する戦死者の抑制が論法的におかしいのはこのためです。
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- westberlin
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1について 確かに日本にも原因はあるかもしれません。しかし、この場合はやはりアメリカのほうが悪いと思います。なぜなら、原爆を落とした理由は、ソ連に対するけん制(もともと米ソは資本主義社会主義の違いから仲が悪く日本とドイツという共通の敵が出現したからやむなく、くっついたというだけで大戦での勝利が確信すると米ソの利害が表に表れて協力関係が崩れた)のために威力を十分見せ付ける必要がありその実験として日本に投下したのですから。 2について 太平洋戦争は、自衛論や侵略論などがありますが、どっちであってもこの戦争が多くの人を苦しめたという事実は変わりません。大事なのはそこだと思います。自衛であったとしても反省しなくてはならないと思います。まして、それを正義のための戦争と美化するなんてもってのほかです。どうしたら自衛のためであっても戦争をしなくてすむにはどうすればよいか。そこを考えるべきだと思います。それをしないで、あの戦争は正しい、この戦争は正義だ何て言っている限り進歩はしません。もちろん反省せねばならないのは日本だけではありません、日本もアメリカも両方です。
1、第二次世界大戦の原因は日本ではありませんが、原爆を落とされる原因をつくったのはある意味日本となります。 2、もうすでに反感を抱かせています。 まず、中国朝鮮の人からみれば、強制連行したこと事態を認めないくせに、なぜ政治家が原爆について軽く「しかたがない」と言えば大問題になるか怒りますよね。 アメリカも相当怒ります。日本は今教育でも日本のした恥ずかしいことを教科書から省いています。すべてを隠して、自分は良い国だ!良い文化、いい歴史を持っていて、いろんな技術も世界一!世界一良い国だ!とまるで世界が日本を中心に回ってるかのような教育をしています。 特に今の地理の教科書はかなり腹立たしい!北朝鮮の教育を批判してるなか、日本も嘘の教育を子供に受けさせてるんですよ。そういういろんな面から、実は日本は日本人が思うように愛されてるわけでもなく、かえって日本を嫌ってる人は多いですよ。日本人は差別人種といいはる人も多いのです。しかし、それが現実なのです。 今の日本はまず、謝罪をしてそれから意見を言うべきなのです。 第二次世界大戦で日本ほど醜いことをした国はハッキリ行ってありません。ただたんにカッコイイ国を見せるためにカッコつけてるのが日本という国ですが、日本人自身はいいことを考えています。 ただ、伝え方がへたくそなのです。 頭を使って世界に受け入れてもらうことを忘れてはいけません。
- mealment
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確かに日本も戦時中様々な悪いことをしましたが、それに対し、核で何十万もの人を大量虐殺するアメリカにも責任があると思います。しかし、一番に問われるべきは、ロシアの問題です。戦争が末期にきていた頃、アメリカは日本政府に対し「これ以上戦争を続けるなら核を落とすぞ」という勧告を突きつけました。政府は密かに対日参戦を決めていたロシアを信用し仲介して、攻撃を停止するという事をアメリカに伝えようとしました。しかし、日本が出した返事をロシアはアメリカには送りませんでした。その結果アメリカは戦争の意思があると踏んで、原爆を投下したのです。(読売新聞より引用)。日本はロシアのしたたかな策略を見抜けず、こういう事になってしまいました。そして戦後ロシアは70万人から80万人もの日本兵をシベリアに連行し、強制労働をさせました。それによる死者は10万人を超えるとされています。そして、千島列島、樺太、北方領土を不法占拠し、未だに居座って返そうともしません。今ロシアはナチスから世界を救った戦勝国として、威張っていますが、彼らの方が逆に問われるべきなのです。 中国の南京事件に関してですが、最初に南京虐殺30万人説が出たのは、オーストラリア国籍のティンバーリーという記者が書いた本からです。彼は英国のマンチェスター ガーディアンの中国特派員でした。 しかし、彼は公平なジャーナリストではなく、中国国民党の対外宣伝工作に従事していたのです。国民党中央宣伝処の曾虚白処長は自伝の中でこう語っています。 「ティンパーリーは都合のよいことに、我々が上海で抗日国際宣伝を展開していた時に上海の『抗戦委員会』に参加していた三人の重要人物のうちの一人であった。(中略)我々は秘密裡に長時間の協議を行い、国際宣伝処の初期の海外宣伝網計画を決定した。我々は目下の国際宣伝においては中国人は絶対に顔を出すべきではなく、国際友人を捜して我々の代弁者になってもらわねばならないと決定した。ティンパーリーは理想的人選であった。かくして我々は手始めに、金を使ってティンパーリー本人とティンパーリー経由でスマイスに依頼して、日本軍の大虐殺の目撃記録として2冊の本を書いてもらい、発行することを決定した」 こうして公平な第三者の著作であるはずが、国民党宣伝部の資金を受けていた人物によって書かれたものになったのです。そして南京虐殺30万人説は広がっていきました。(櫻井よしこWEBサイトより引用) 実は中国は国際連盟の時代に、国連の場で、南京虐殺によって我が国では2万人の死者が出たと語っています。中国政府自らが、昔はこう語っていたのです。南京市の人口の増減を考えても2万人ぐらいだったと考えられます。30万人説は明らかに中国の日本を貶めるプロパガンダだったと言うことが見えてきます。 (週刊新潮より引用) あの戦争は明らかに侵略戦争でしたが、第2次対戦の全てが日本だけに責任があるというのは間違っていると言うことです。
- kazu2667
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こちらが参考になるかもしれません。 大東亜戦争開戦の真実↓ http://takato112.blog80.fc2.com/blog-entry-150.html アメリカはなぜ原爆を落としたのか↓ http://takato112.blog80.fc2.com/blog-entry-147.html それで、戦争を始めたからといって、無抵抗の一般市民に原爆を落として良いとはなりませんよ。 戦争は軍と軍だから戦い争えますが、軍と民では一方的なリンチになってしまいす。 そして、原爆だろうとなんだろうと一般市民を殺してはならないと国際法にも明確にされています。 したがって、あの原爆投下は戦争とは別問題です。 あれはジェノサイド(計画的大虐殺)です。 そして、そもそも戦争を仕掛けたのはアメリカです。 あとは、小林よしのりの「戦争論1~3巻」が勉強になります。この本は賛否ありますが、戦争などを考える叩き台にもってこいなのは間違いないです。
- Roman0
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> 1.なるほど、つまり、最初に爆弾を投下したのは日本だけ > ど、開戦の責任はないということですね。 半分 Yes ですね。そもそも、当時は開戦の責任という概念自体が存在しませんでしたから、どこにもあるわけがありませんし。「戦争をすることは罪でも何でもない」と先に書いたでしょう。 しかし、残りの半分、「最初に爆弾を投下したのは日本」とは、私は言っていません。 軍事力による実力行使は、真珠湾以前にも米国からフライングタイガースという部隊が中国大陸に送られていて、既に日米の間では行われています。そしてそもそも、この話においてどちらが先かに意味などありません。 > 2.これは、当時の新聞などが真実を伝えているということですか。 概ねは、そうですね。 むろん、共産党はプロパガンダを流していましたが、それに耳を傾ける人は多くはありませんでした。 > 3.たとえば、戦争という問題をとってみてもマスコミの > 意見はいろりろあります。その中でこれは真実で、これが > 事実ではない。というのをどのように見分ければよいでしょ > う。 意見なんてものは、人それぞれの真実が反映したものですから、たいして価値のあるものではありません。そして、真実であることと事実であることとの間に、相関はありません。 かように真実と事実は、明確に意味が違いますから、ちゃんと使い分けましょう。 事実かどうかは、史料批判を経たものか否かで判定されます。 歴史学の技法ですね。 史料批判を経た資料は、俗に一級史料、二級史料、などとランキングがされ、史料価値が判定されます。 例えば、歴史のストーリーは当事者が同時平行で記録した見聞録か、聞き書きか、で価値は違いますし、一定の立場にあるかどうかでも、価値は違います。 事実関係についても、複数の立場の人の複数の史料に同等の記述があるかどうかで価値が変わります。例えば魏志倭人伝などは、それ一つしかないので、史料価値は相当に低い代物です。 また、日本史を学ぶ際は、シナの台頭以前と以後で気をつける必要があります。シナは、日本にとって初めて国家レベルでマスメディアを使った大規模捏造プロパガンダを行った国です。従って、「以後」には捏造史料が多量に存在するので、例えば「複数ある」などの「量」による判定はできません。それどころか、写真の合成や捏造映画の作成も行われていますから、シナを経た情報の「事実」判定は極めて難しくなり、注意が必要です。
- UMBRO
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質問に関する回答はほかの人に任せることにして、当時の考え方や世論の流れなどを補足説明してみましょう。 戦争の開始責任について 当時戦争で2国間の問題を解決するのは良くあることでした。国際紛争(経済、領土問題含む)の解決方法として当事者同士の2カ国間での調整が上手く行かなかった場合、第3国に仲介を求めたり、国際連盟に仲介を求めたりしました。それが決裂すると戦争へと向かいます。現在とそんなには変わりません。アメリカは国際連盟に非加入で、植民地獲得を他の大国と争っていたので、仲介が機能せず、交渉が決裂すると戦争へ向かうのは当然の流れです。開戦の責任は両国にありますし、強いて言うならさんざん譲歩した日本に対して、聞く耳をもたなかったアメリカの方に非があるように思えます。 他の方が書いておられるように、戦後日本の教育及び報道はかなり偏っており、日本の立場からは書かれていません。質問者さんは日本人だと思いますが、自分の祖先たちが、教科書や報道にあるように悪人で愚か者だったと思いますか?私はそうは思いません。国を守るために立派に戦い抜いた尊敬すべき人たちだと思っています。ぜひ大手メディアやTV報道などに頼らずに自分の目や耳で確認し、自論を形成してみてください。面白いですよ。
- Roman0
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> 1.これは「追い詰められていた」から、日本が戦争を始め > たことにはならないとういことですか。 その問いは、言葉遊びのレベルですよ。 あなたが「謝罪」という言葉を使っている文脈を無視してはいけません。ここは、開戦の責任など大日本帝国には無いことの一例を述べているのです。 > >戦うしかないということを当時の大日本帝国の国民たちは > 良く知っていました。 > > 2.その根拠は? 当時のベストセラーや新聞を読みましょう。 たとえば大川周明などは、今でも読めますし、大きな図書館に行けば縮刷版が置いてあることもあります。 > 3.多くの現代日本人は知らないけどこれは事実なのですか? 事実です。 秘密でもなんでもない、米国の公式書類や命令書に記載されている話です。 > 4.これは今でもそうなのですか? > 5.日本の学校教育は事実を伝えていないというのが前提ですか? 両方とも、Yes です。 だいぶ、捻じ曲げている勢力の力は弱まっていますが、まだ過半を超えています。たとえば、歴史教科書の記載を見れば、よく分かります。「従軍慰安婦」が削除されたのは、つい最近の話です。また現場の教師の日教組組織率が、低下しつつあるとは言え、無視しうる量ではありません。 また、たとえばマスコミの報道の過半が特定アジア(中国、北朝鮮、韓国)に有利な形でしか行われないことも、単なる事実であり、この特定アジアが毛沢東の思想的子孫であることも単なる事実です。 > >なお、広島の碑には、「過ちは繰り返しません」と書か > れています。情報戦の勝利と言っていいでしょう。 > >こんな言葉は、百歩譲っても原爆を落とした側が言うも > のでしょう。 > > 6.たしかに、自分が被爆した人間だったら言わないかな。 > > 7.戦争を始めたのが日本。という考えならありかな。 そうですね。そして、「戦争を始めたのが日本」という発想が誤りであり意味が無いことは、既に述べたとおりです。 > 8.もし、プロパガンダが染み込んだ人がたくさんいるの > ならば、それは教育の影響でしょうか。マスコミの影響で > しょうか。 両方です。
- Roman0
- ベストアンサー率18% (118/628)
> 1.そもそも第二次世界大戦を始めたのが日本だとすると、 > 原爆が落とされる原因を作ったのは日本自身とはいえないで > しょうか。 まず、「日本だとすると」という仮定が誤りですから、以後の問いは意味がありませんね。 日本は追い詰められて開戦したわけですし、戦うしかないということを当時の大日本帝国の国民たちは良く知っていました。現代日本人には、それを知らない人が多いのですが、それはマッカーサー率いた GHQ のウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムと毛沢東の中国共産党とスターリンのソ連による情報戦の賜物です。 なお、あなたがそう思ってしまっているのも、GHQ 等の成果です。そのように日本人を教育するよう、教育方針を捻じ曲げているわけですし、報道を捻じ曲げ続けているのですから。 なお、広島の碑には、「過ちは繰り返しません」と書かれています。情報戦の勝利と言っていいでしょう。日本の情報戦における完膚なきまでの敗北とも言えます。 こんな言葉は、百歩譲っても原爆を落とした側が言うものでしょう。落とされた側の責任ではありません。にもかかわらず、日本はこの体たらくなのです。あなたのように歪んだプロパガンダが染み込んだ人が、決して少数派では無いことを示しています。 > 2.世界の人は「原爆の被害者」としての立場を前面に出す > 日本をどのように思うのでしょうか。 世界の数だけ思い方はあるでしょう。 > 戦争を起こしたことに対する謝罪があって、その上で「被爆 > 国としての経験を述べたり」、「反対を訴える」というので > なくては、反感を買うように思うのですが・・・? 正面から答えれば、「戦争を起こしたことに対する謝罪」など、どこにも必然性がありません。当時、戦争をすることは罪でも何でもないのですから、それを罪とするのは法の遡及適用という法治精神を蹂躙する行為です。 そもそも、誰に謝るのですか? 日ソ不可侵条約を破って日本に攻め込んで北方領土を占拠しているソ連のスターリンは、日本に謝りましたか? 韓国に攻め込んだ北朝鮮の金日成は、韓国に謝りましたか? チベットに攻め込んで民族浄化に勤しんでいる中華人民共和国が、チベットに謝りましたか? イラクを責め滅ぼしたアメリカは、イラクに謝りましたか? 世界史・世界情勢というものを踏まえて、ものごとは考えてください。 いかに歪んだ教育を受けていても、これだけ事例を見れば、おかしいと気づけるはずです。
補足
>まず、「日本だとすると」という仮定が誤りですから、以後の問いは意味がありませんね。 >日本は追い詰められて開戦したわけですし、 1.これは「追い詰められていた」から、日本が戦争を始めたことにはならないとういことですか。 >戦うしかないということを当時の大日本帝国の国民たちは良く知っていました。 2.その根拠は? >現代日本人には、それを知らない人が多いのですが、 >それはマッカーサー率いた GHQ のウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムと毛沢東の中国共産党とスターリンのソ連による情報戦の賜物です。 3.多くの現代日本人は知らないけどこれは事実なのですか? >なお、あなたがそう思ってしまっているのも、GHQ 等の成果です。そのように日本人を教育するよう、教育方針を捻じ曲げているわけですし、報道を捻じ曲げ続けているのですから。 4.これは今でもそうなのですか? 5.日本の学校教育は事実を伝えていないというのが前提ですか? >なお、広島の碑には、「過ちは繰り返しません」と書かれています。情報戦の勝利と言っていいでしょう。 >こんな言葉は、百歩譲っても原爆を落とした側が言うものでしょう。 6.たしかに、自分が被爆した人間だったら言わないかな。 7.戦争を始めたのが日本。という考えならありかな。 >あなたのように歪んだプロパガンダが染み込んだ人が、決して少数派では無いことを示しています 8.もし、プロパガンダが染み込んだ人がたくさんいるのならば、それは教育の影響でしょうか。マスコミの影響でしょうか。
- edoduki
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そもそも悪の定義自体存在しないわけであり、仮想悪政国家には何をしてもいいという問題ではない。 ジェノサイドってのは正義の名の下に行われる行為なわけで、日本人として原爆被害を訴えるのではなく人間として原爆被害を訴える事が重要だということです。 アメリカで原爆被害や被爆の恐ろしさを訴えたり展覧会などをやろうとすると軍人の名誉を汚すだのなんだの言って必ずアメリカ政府が潰しにかかる。 日本政府もアメリカの顔色伺ってほとんど何もしない。 日本人だの何だのと言っていないで、原爆のようなジェノサイドの被害と悲惨さ、再発の可能性をなくすように訴える事が重要という話。
- tyr134
- ベストアンサー率51% (851/1656)
1,第二次世界大戦を始めたのが、日本だとは言い切れません。 まず、当時の状況として、英仏を始めとした列強諸国が次々とアジア諸国を植民地化していきました。 明治維新によって、近代化を急いだ日本は、その世界的な流れに取り残されないために富国強兵政策をとっていました。 しかし、日露戦争の勝利など日本の急速な近代化は諸外国が驚き賞賛を与える反面、恐れも抱いていました。 そんな中で、当時弱体化した清を狙っての中国獲得合戦が繰り広げられていました。 その流れに、日本も乗った形で中国へと進出していきました。 この動きに対し、当初、孤立・中立政策をとっていた米国もやがて方針転換をし、戦争参加へと動きだします。 この動きは、対ナチス・ドイツとの関連もあり、日本だけを語っていては米国の狙いを見落とすことにもなります。 例えば、日本は再三に渡って米国との開戦を避けるために外交交渉を粘りました。 しかし、結局は米国側が聞く耳持たず、開戦へと踏み切ります。 (この時、米国が日本との開戦回避をしなかったのは、ナチスドイツ戦へ参加するための裏口参戦説などもまことしやかに囁かれています。 ただ、ハワイを始めとした太平洋地域で日米が対立していたのは第二次大戦よりもずっと前からです。ハワイ王国のカラカウア王が、米国への併合を避けるために、日本に助けを求めに来た程です。しかし、日本は米国を刺激しないためか、結局は願いを聞き入れなかったようです。) 上記の事からも分かるように、原爆を落とされる原因が日本自身にあったとは一概には言えないと思います。 第二次大戦が始まるよりもずっと前から、日米は対立していたのですから。 (米国に渡った日本人移民は、中国人移民よりも安い賃金で働かされていました) 2、米国が原爆を作ったのが、ナチスドイツとの開発競争の結果であることは周知の事実です。 米国が原爆を日本に落とした真意は、未だに歴史の闇の中です。 本当に、日本の底力を信じて早く終わらすためだったのか、実戦でのデータを取るためだったのか、、、。 しかし、「無差別大量殺人兵器」の凄惨さのインパクトは世界中に与えました。 その結果、世界は軍縮と無差別殺人兵器などの非人道的な兵器の禁止・縮小に向けての動きも出てきました。 「世界で唯一の被爆都市」としての、日本のヒロシマ・ナガサキの名前は知れ渡っています。 後進国では、トウキョウの名前を知らなくてもヒロシマ・ナガサキの名前を知っている人は沢山います。 そして、そういった人たちに共通の思いが、「ヒロシマ・ナガサキのような悲劇は繰り返さないで欲しい」という事です。 中国・韓国の反日デモやプロパガンダは、必ずしも世界で効果を上げているわけではないようですよ。 中・韓に対する日本の戦後賠償問題は、あくまでも二カ国間の問題であり、欧米を始めとした各国は介入するつもりはないようです。 ただ、中・韓のプロパガンダに過剰に反応すると、日本がまた軍拡に転換するのではないかと取られる事の方が多いようです。
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>開戦の責任など大日本帝国には無いことの一例を述べているのです。 1.なるほど、つまり、最初に爆弾を投下したのは日本だけど、開戦の責任はないということですね。 >当時のベストセラーや新聞を読みましょう。 2.これは、当時の新聞などが真実を伝えているということですか。 3.たとえば、戦争という問題をとってみてもマスコミの意見はいろりろあります。その中でこれは真実で、これが事実ではない。というのをどのように見分ければよいでしょう。