ジーコジャパンの４年間は何だったのか？

質問

１）ジーコジャパンの４年間は何だったのですか？

２）ジーコジャパンの４年間で日本代表サッカーは強くなりましたか？

３）なぜジーコジャパンはドイツで負けたのか検証結果などはありますか？

４）ジーコを選んで失敗した川口さんは責任をとる必要はありますか？

５）なぜ日本サッカー協会は４年の間にジーコを解雇しなかったのですか？

６）日本代表はドイツワールドカップでの目標は何だったのですか？

回答No.4

kkattouu · ベストアンサー

1)：分不相応の夢を見続けた４年間です。

2)：＃1さんが仰るとおりだと思います。

3)：これも＃1さんが仰るとおりですが、ＪＦＡのレポートは言葉は悪いですが「大本営発表」のようなものです。
虚偽報告ではありませんが、責任の所在が曖昧で、微妙にぼやかされている部分があると思います。
日本のＧＬ敗退直後から専門誌「サッカーダイジェスト」誌上で(No.850～852)、日本敗戦の原因を探る詳細な検証特集が組まれていました。当時「ここまで書いて大丈夫なのか？」と思う程の内容でした。併せて読まれると面白いと思います。

4)：責任有りです、川渕会長は辞任して当然でしょう。
己が全権を委任し(これは言い過ぎかな？)、万全のサポート体制を敷き、あらゆる批判を封殺し擁護した代表監督が率いるチームがあのような形で惨敗したのですから。
その代表監督は、挙句の果てには「フィジカルの差で敗れた」などというふざけた(最初から分かりきっていたこと)弁解をして早々にいなくなってしまいました。
これで辞任しなくても良いのならば、誰もどのような結果でも辞める必要などないでしょう。

5)：解任する機会が無かったのだと思います。
内容はどうあれ、アジアカップは優勝しワールドカップ出場権を勝ち取ったのですから。
私はジーコ就任当時から彼の日本代表監督としての資質に疑問を持っていました(監督としての才能云々というよりも、我の強いタレントの固まりであるブラジル代表の元エースが資質の全く異なる日本代表を指揮統率できるのか？という疑問)が、それでも解任すべきとは思いませんでした、オーストラリア戦の惨敗を目の当たりにするまでは。
と言うか、会長自身がジーコを偏愛していたのですから、解任などとは露とも思わなかったでしょう。

6)：確か「前回大会以上」が目標だったのですから、ベスト８だと思いますが。
(ＪＦＡの公式見解か否か定かではありません、申し訳ありません。)

お礼

「サッカーダイジェスト」誌上で(No.850～852)を読んでみます。
ありがとうございました。

回答No.5

IXTYS

１） 日本が強くなれるチャンスだったのに、無為に時を過ごしてしまった空白の四年間となった。

２） 　トルシエ監督時代に養成した黄金世代がいた分、その前の代表チームより個人の能力は確実に上っている。　

３） 　ジーコは原則として先発のメンバーを変えない。　
緒戦のオーストラリア戦は猛暑の中で行われ、後半日本選手はへばっていた。　ここでメンバーを入れ替えて、引き分けに持っていくべきだった。　

一方のオーストラリアのヒディングは選手交代のカードを適切に切り、最後の八分間の猛攻を引き出している。　ヒディングとジーコを比べると、　ワールドカップという大会での戦い方に大人と子供ほどの違いがある。　

４）　ジーコを選んだ川渕さんの責任は重大です。　しかし、彼に代わる人材が日本にはいない。　

５）　ジーコはサッカーの世界では神様的存在でした。　ですからいくら無能とわかっていても解雇出来なかったのです。　日本人は自分に自信がないので、いつでも選択も他人任せで、決して責任は取らない。　それはサッカー協会の首脳とて同じです。　

要するに彼らも日本人であり、人を見る目がないのです。　これは日本の歴史を見れば明らかです。　ずっと鎖国状態にあり、外国との交渉などなくてもやって来れたのです。　だから今でもアメリカ人は立派であり、ウソなんかつかないと多くの政治家は思っているのです。　それと同じです。

６）　ベスト８でした。　しかし、ヨーロッパの第一線でプレーする選手と日本国内でマスコミに甘やかされている選手との間に意識のずれが大きく、決してこのずれは埋まる事がありませんでした。　

昨年、ワールドカップの後でも多くの選手がヨーロッパにレンタル移籍されましたが、殆ど出場の機会がありません。　言葉の問題もありますが、基本的な技術レベルに差があるからです。　

日本の選手は先ずジュニアユースの年代で世界のカベに跳ね返され、ここで将来設計をすべきです。　そして、次のユースのワールドカップで世界と勝負し、認められればヨーロッパでプレーすれば良いのです。　

ところが現実はユースで世界のカベに跳ね返され、次のオリンピックで世界と勝負しています。　これでは少し遅いのです。　言葉の問題は十代で解決すべきです。

お礼

参考になります。
ありがとうございます。

回答No.3

shin_oka25

1) 空虚。ただそれだけです。ただ無為に過ごしてしまった。

2) 少し強くなったと思いたいが、監督交代でリセットされてしまった。
トルシエ→ジーコのときと同じです。

3) ＪＦＡのレポートの内容については、やる前から分かりきっていたこと。
それから目を背け続けたことが、ドイツでのあの結果となったと思います。

4) 当然あると思います。長沼前会長は辞任しました。

5) 興行的に上手くいっていたからだと思います。
アジアカップで勝ったのがかえってよくなかった。

6) 当初は最低でもベスト１６、のはずでした。
しかし大会が近づくにつれ、それが難しいと分かってきたにも関わらず、それに向き合わず、協会も明確な目標を設定しなかった。
メディアも楽観視し、無策のまま大会に挑んでしまいました。

お礼

本当に虚しい気持ちになります。
明確な目標を設定しなかった日本サッカー協会にも問題アリということですね。
ありがとうございます。

回答No.2

eroero1919

1）なんだったんでしょうね。人それぞれだと思います。

2）＃1さんがデータを示されています。

3）同上

4）これはジーコが「失敗である」という見解が基礎に必要だと思います。しかしアジアカップで優勝し、W杯への出場権を獲得したことは「失敗ではない」という見解も可能です。

5）ジーコは日本サッカー界にとって神様も同然です。私たちしもじもの者に神様をクビにできるわけはありません。

6）そのへんは曖昧ですね。わざと明確にしなかったというのもあると思います。そもそも、日本の実力からすれば「予選リーグ突破」も簡単な目標ではありません。日韓大会で予選リーグを突破できたのもシードされたからで、ベスト8なんて「身の程知らず」だと思います。

お礼

ベスト8なんて「身の程知らず」ですか。
ありがとうございます。

回答No.1

bronzefire81

個人的な意見を述べさせていただくと。

(1)いわゆる黄金世代を中心とした日本サッカー勝負の４年

(2)単純な勝率だけでは「強くなった」と言えます。
トルシエ
通算成績 ： 50試合　23勝12敗15分
通算勝率 ： 46．0％
通算得点 ： 83得点 1試合平均 ： 1．66得点
通算失点 ： 47失点 1試合平均 ： 0．94失点
ジーコ
通算成績 ： 72試合　38勝19敗15分
通算勝率 ： 52．8％
通算得点 ： 114得点 1試合平均 ： 1．58得点
通算失点 ： 70失点 1試合平均 ： 0．97失点
ただ、トルシエとジーコ、後の日本サッカーに受け継がれた物（戦力、経験値）の多さは、トルシエ→ジーコとジーコ→オシムの中心メンバーを見れば今の所はトルシエに分があると言えます。選手たちの当時の年齢はそれほど関係ないように感じます。

(3)JFAが「Ｗ杯テクニカルレポート」を作製しました。
一部抜粋記事。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/japan/ja20061003_01.htm
ＤＶＤの販売もされています。amazonで"ＪＦＡ"と調べてみてください。
その他参考記事
http://soccerunderground.com/blog/archives/000771.html

(4)「川淵」ですね。個人的にはＷ杯の敗戦について職を辞任する事は無いと思いますが、きちんと自分の口での総括をし、非が有った面があれば謝罪するべきだったと思います。常々メディアやスポンサーや私情で黒いウワサも多く、Ｗ杯の失敗で完全に信用をなくした人も多いので解任を求める運動が出てきたのではないでしょうか。ちなみに私は擁護派ではないです。

(5)川淵氏を中心とした絶対的なバックアップがあったからでしょう。川淵氏の周りにはイエスマンしかおらず、メディアに対しても圧力をかけており、ジーコバッシングをした記者が以後日本代表に関する全ての取材を禁止されたと言う話もあります。

(6)一般的には「ベスト８」でしょうか。ただ、そう悠長な事を言っていたのは（(5)で記したとおり）メディアと一部のファンだけで、普通にサッカーを見ている人なら「現実的にはＧＬ突破」だったのではないでしょうか。オーストラリアから３ポイントを計算する事は出来なかったはずです。

お礼

詳しいデータありがとうございます。
参考にします。