• 締切済み

プロ棋士のシステム

最近将棋を始めたド素人です。 いろいろ興味を持ちはじめて書籍・雑誌・HP・サイトなどを見て将棋界を拝見させてもらってます。 プロ棋士になるには奨励会に入り26歳までに四段にならなきゃダメらしいですが、その後凌ぎを削ってみんなタイトル目指すわけですよね? 四・五・六・・・段と上がっていくのはわかるのですが、C1・2とかB1・2とかA1・2とか三段リーグとかがよくわかりません。 その辺を上手く解説できる方がいらっしゃったら教えてください。もちろんURLでもけっこうです。このカテゴリーでみなさんから将棋と将棋界についてたくさん教わるつもりです。よろしくお願いします。

noname#70924
noname#70924

みんなの回答

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.4

これをお読みになれば、おそらく全て解決です。 http://www.shogi.or.jp/kisenhyo/zyunni/kitei.html A⇔B1、B1⇔B2 は毎年2名の入れ替わり。 B2←C1 は毎年2名、 B2→C1 は降級点2回 C1←C2 は毎年3名、 C1→C2 は降級点2回 C2→フリークラス は降級点3回 よろしければ、こちらもご覧になってください。 http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/ ページの上のほう(名人の名前の左側)にある「各期各級順位戦」のところをクリックすると、 各年度の順位戦リーグ表を見ることが出来ます。 順位戦は名人戦の予選であり、A級リーグの優勝者が名人に挑戦できます。 2人以上がトップに並んだ場合、プレーオフが行われます。 3人以上の場合のプレーオフは、パラマス式トーナメントで行われます。 第50期は、4人が6勝3敗で並び、パラマス式トーナメントになりましたが、高橋九段が3回勝ち上がって、見事、中原名人への挑戦者になりました。 http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/juni/juni50.htm 昇段規定はこちら。 http://www.shogi.or.jp/kisen/kitei.html 順位戦昇級以外でも、さまざまな昇段のしかたがあります。 竜王戦による昇段規定は、一昨年に変更になり、 竜王2期で九段、1組昇級で七段、2組昇級で六段、となりました。 しかも、昔からずっと続いていた「1年の間に2回昇段することはない」という決まりが破られ、竜王戦の昇段規定に限っては、「飛び昇段」できる、ということになりました。 これにより、渡辺竜王は1年2ヶ月の間に六段から九段になるという、前代未聞の飛び昇段をしました。 橋本七段も、1組在籍中に昇段が変わったということで、飛び昇段しました。 次に四段昇段(=プロ入り)について。 年に2度ある奨励会三段リーグで、上位2名が四段に昇段し、C級2組に入ります。 しかし、近年、新たな規定により、上位2名にならなくても2度次点(3位)になった場合、フリークラスの四段になました。 その規定でフリークラス四段になった棋士は、伊奈五段(1998年)と伊藤真吾四段(2007年)の2名だけです。 その後、伊奈五段は、成績優秀につきC級2組に昇級しました。 詳しくは、こちらの「フリークラス」の項をご参照。 http://www.shogi.or.jp/kisenhyo/zyunni/kitei.html#free ところが、次点2回にもかかわらず、その規定を蹴ってフリークラス編入しなかった頑固者がいます。 それは佐藤天彦四段です。 瀬川四段のプロ編入試験は話題になりましたが、その第1局の対戦相手は佐藤当時三段で、佐藤が勝ちました。 http://www.shogi.or.jp/osirase/segawa/youkou.html その後、佐藤は、見事、従来の規定によりC級2組の四段になり、今現在、勝率7割の快進撃を続けています。 また、C2からフリークラスへ陥落した後、C2に戻った例としては、伊藤博文六段がいます。(また落ちちゃいましたけど・・・) なお、 アマチュアからのプロ編入試験、および、三段リーグへの編入試験は、つい最近創設されました。 http://www.shogi.or.jp/osirase/hennyu.html http://www.shogi.or.jp/kisenhyo/syourei/0702_hennyu.html

noname#70924
質問者

お礼

ありがとうございます。 名人というのは挑戦するだけでも至難の業なんですね。 ご回答くださったみなさんありがとうございました。 みなさんわかりやすく解説いただき、感謝しております。みなさんにポイントをあげたいのですが、3名からご回答をいただき困っています。すみませんが今回はポイントなしでお願いします。気持ちはみなさんに100pです。

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.3

#1です。 >ド素人ゆえにもう少し教えてください #2を見られたのなら既に分かったと思うので返信は省略します。 月刊誌「将棋世界」には詳細な表が掲載されていますので 本屋などで一度手にとってみてみるといいですよ。 その他にもフリークラスというものがあります。 ここでの説明は割愛しますが、調べてみると理解が深まります。

noname#70924
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 おかげさまでおおまかな内容がわかりました。まだ詳細が理解できていなくて質問がたくさんあります。もう少し勉強してから再度質問しようと思います。またよろしくお願いします。

回答No.2

すでに見ているかもしれませんが、日本将棋連盟のサイトです。 http://www.shogi.or.jp/ >C1・2とかB1・2とかA1・2とか 将棋界で最も権威・歴史のあるタイトルが名人戦&順位戦で、順位戦はA/B1/B2/C1/C2の5ランクに分かれてリーグ戦を行います。ここで規定の順位(ランクによって違う)に入ると翌年は上位のリーグに入り(=昇級)ます。最高ランクであるA級順位戦で優勝した人が名人に挑戦します。他にもたくさんタイトル戦があり、それぞれルールが違いますが、順位戦でどのリーグに入っているかがプロ棋士の現在の実力を示すステータスになります。(段位は一度上がると下がらないので、名誉的な意味もあり、必ずしも現在の実力は示さない) >三段リーグ 三段までは奨励会、四段からがプロ棋士というのはすでにご存知のようですね。三段リーグは奨励会の最終段階で、ここを勝ち抜いた人が四段に昇段、晴れてプロ棋士になれます。リーグ戦は半年に一回、各回上位二名が四段昇段です。 奨励会は下は6級まであり、三段になるまでは別のルールで昇段していき、三段になるとリーグ戦で四段昇段を争う、ということです。

noname#70924
質問者

お礼

ありがとうございます。 なんとなく形が見えてきました。 プロはタイトル戦だけでなく順位戦というのもやってるんですね。ランクが上がるほどタイトル戦にも挑戦しやすくなり、対局料も上がるんですね。

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.1

将棋のプロには順位戦というプロ棋士の母体となる棋戦があります。 これは名人戦と全く同じものです。 三段リーグ、C2、C1、B2、B1、A級とあってA級が名人挑戦リーグになります。 他の新聞棋戦との差は歴然で、ここでの成績によって1年の給料が決まります。 他の棋戦はトーナメント制で負ければ終わり。 1年を通じて戦える順位戦はほとんどの棋士にとって死活問題なのです。 プロを目指すにはまず奨励会に入ってそこで勝ち抜かなくてはなりません。 奨励会を受験するのは小学生~中学生がほとんどです。 中学生でアマ県名人になれる実力がないと厳しい競争の世界です。 奨励会を卒業すると晴れてプロの四段になれて順位戦に参加できます。 奨励会で二段までいくと三段リーグという総当たりのリーグ戦に組み込まれます。 ここが最後の鬼門でプロ棋士になるれのか、他の職業に行くのかが決まる まさしく人生最大の勝負どころとなります。 段というのは勲章のようなもので形骸化している嫌いはありますが、 とりあえずリーグを1つ上がれば1つ段が上がり、A級で八段です。 九段以上はタイトルを経験する必要があります。 段に関してはそれ以外にも勝ち星で自動的に上がるようになっており、 例えばC2に何年いようと100勝すれば五段になれます。 勝ち星を重ねればタイトル未経験でも九段になれます。 順位戦の制度は時代とともに変わっています。 三段リーグに関しても廃止されたり復活したりの繰り返しです。 瀬川プロがアマチュアからプロになりましたが、 こんな例も昭和20年代を最後に50年振りのできごとです。

noname#70924
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 ド素人ゆえにもう少し教えてください。 >三段リーグ、C2、C1、B2、B1、A級とあってA級が名人挑戦リーグになります。 ということはA級でないと名人戦に挑戦する実力どころか資格も無いということですか? >奨励会を卒業すると晴れてプロの四段になれて順位戦に参加できます。 つまりこの時点でC2に該当するわけですね? >奨励会で二段までいくと三段リーグという総当たりのリーグ戦に組み込まれます。 二段なのに三段リーグですか?このリーグ戦の優勝者がプロ(四段)になるわけですね。またこのリーグ戦は年一回ですか?となるとプロは年に一人誕生でしょうか?

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