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タンパク質の酸化
今、タンパク質が酸化した時にできるカルボニル基残基の数を定量するという実験行っています。 実験に2,4-DNPH(ジニトロフェニルヒドラジン)を用いるので、これで酸化すると考えているのですが(自信はあまりありません) そもそもタンパク質が酸化されると構造式的にどのように変わるのでしょうか?? カルボニル基残基というのがよくわかりません。
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2,4-DNPHに酸化力はありません。酸化によって生じたカルボニル基と反応するだけです。そのことは化学反応式を書いてみれば明らかだと思います。 >そもそもタンパク質が酸化されると構造式的にどのように変わるのでしょうか?? あらたにカルボニル基が生じるということでしょう。そうでなければこの分析の意味がありません。おそらくはα位に生じるのでしょうが、詳細は知りません。 >カルボニル基残基というのがよくわかりません。 アミノ酸残基という言葉はよく使いますが、カルボニル基残基(あるいはカルボニル残基)という言葉は聞いたことがありません。検索してもまともなものは出てこないようですのでわからなくて当然でしょう。 ただし、検出しているのはカルボニル基ですので、単にカルボニル基を意味すると考えればいいんじゃないですか。もしかすると、化学平衡的に少量のカルボニル化合物を生じるものの意味で使っているのかもしれませんが、正しい用法ではないでしょうね。
たんぱく質の酸化の意味がよく分かりませんが、 >2,4-DNPH(ジニトロフェニルヒドラジン)を用いるので、これで酸化すると考えているのですが: この試薬は酸化剤ではなくカルボニル基と以下の反応をする試薬で、不溶性の黄色の沈殿物が出来ます。 R-CO-R1 + 2,4-(NO2)2C6H3NHNH2 → RR1C=NNHC6H3(NO2)2