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アセチルサリチル酸の合成での収率について

danishefskの回答

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回答No.3

どうやら学生実験のようですから、”収量”だけをみて悩んでおられる様子ですね。 研究室での実験、または就職してからの実験では、 なんで収率が悪いのかを把握するほうが大切になります。 具体的には、  反応途中の反応液を分析する:反応が完全に起きたかの確認。  結晶を取り出した後の濾液の分析:どれくらい濾液に生成物が逃げているかの把握。 ちなみに、 (2)のようなことがあれば、濾液がにごっている、もしくは 濾液の受器の底に結晶が沈んでいるといったことが 観察できたと考えられます(受器も結晶を析出させた温度と 同じ温度に保っている場合。冷やしすぎていると、受器の中でも 再結晶が起きてしまいます。温度が高いと溶解してしまいます) (3)については、再結晶時に用いた溶媒に対するその温度での 溶解度分のアセチルサリチル酸は必ず溶解します。従って、  用いた溶媒量が設定より多い、  再結晶終了の温度が設定より高かった といったようなことがあったとしたら収量は減少します。 それともうひとつ。反応後の後処理はどのようことをしましたか? 反応収率100%でも、後処理で目的物を分解さてしまうなんてことも あります。 今一度、実験の記録を確認し、エステルの分解する条件を教科書 などで確認してみてはいかがでしょう。

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