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宮沢賢治の父に対する負い目
宮沢賢治は2度も父に病気をうつしたことを負い目としていたらしいですが、その負い目とは具体的に何なのでしょうか?
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- rmtdncgn
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回答No.1
負い目とは素直に「申し訳ない」という気持ちだと思います。6歳のとき赤痢にかかり、看病した父は感染してその後生涯胃腸が弱かったそうです。18歳で鼻の手術をしましたがその後高熱が続き、看病をした父はまたしても倒れてしまいました。賢治さんはこのころ看護婦さんに初恋をして結婚したかったのですが、父に「若すぎる」と反対されました。「わが父は わが病ごと 二たびの いたつき(病)を得ぬ 火のごとくきみをおもえど わが父にそむきかねたり」という歌を残しています。自分の病気のたびに看病して病気にもなった父にはそむくことができない、と言っています。病気の件のみでなく長男として父の期待と愛情には生涯負い目を感じていたと思います。