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将来の年金は・・・

学校のレポートで年金問題について書こうと考えています。それで、ある程度年金というものについて調べましたが、年金制度というものが複雑であり、どういったことを書けばよいのか分からず、困っております。 とりあえず今考えているのは、年金を支払うことによって将来の自分たちの生活が本当に保障されるのか、といった内容を中心に書きたいと思っております。 そこで、上記のような内容について考える場合、どのような意見があり、そしてどのような対応策や解決策があると考えられるでしょうか。また、その他に書きやすい年金についての問題があればご教授よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.3

簡単に分けると、年金は2つに分けることが出来ます。 1)勤労世代が支払った分を老年世代が頭分け 2)自分が積み立てた分を老年世代の時に取り崩す このほかに細かい分類やこの2つの中間みたいなものやなんかが色々有りますが、ひとまず無視します。 今の年金制度は1)に属します。つまりは自分が支払った分を受け取るわけでは無いと言うことです。この辺りに説明が少し必要なので書くと、まず最初の世代というのが存在します。彼らは自分が支払っていないにも関わらず年金を受け取ることが出来る世代です。大体、今80以上の人がそうです。 当初の計画では1980年頃にかけて、1)から2)へと移行する予定でしたが、当然のことながら猛反発にあい、なし崩し的に先送りされます。以後、先送りが常態化します。事実上忘れ去られたのです。以降、移行のための積み立ては行っていましたが、それもバブル期に使い尽くしてしまいます。表面化するのはバブル崩壊後です。 バブル崩壊後、2)への移行が叫ばれ、またそれが不可であることから(とてもそれだけの資金を運用できない)、1)方式の強化が叫ばれます。それが現在移行が進められている税金投入方式(半分を税金が負担する方法)です。 以上が、非常に大まかですが今までの経緯です。 現行の制度的な話をすると、1階建て部分(基礎年金)と2階建て部分(企業年金)とよくいわれます。これは(年金料を払っていれば)支払われる基礎年金部分と、企業(例えばトヨタ)が支払ってくれる企業年金部分の二本立てで成り立っていることを指して言います。この他に現在では三階建て部分として確定拠出年金などがありますが、あまり主流ではありません。 さて。 > 年金を支払うことによって将来の自分たちの生活が本当に保障されるのか 保障されません。早晩、崩壊します。 簡単に考えましょう。人間80年生きるとします。最初の20年は学生です。最後の20年は老人です。要するに人生の半分しか生産活動に関わる時間はなく、その中に家庭生活(既にかなり圧迫されている)が入ります。それで最後の20年を豊かに過ごそうというのは、虫が良すぎると思いませんか? これが考え方のその1です。 単純ですが、私は好きです。 能力のある人はそれに見合った対価を受け取るべきである。 この立場に立つと、国家に預けるよりも自分で利殖した方が受け取りは大きくなる場合もある。したがって、能力のある人間は国家には預けないので、結果として能力のない人間のみが国家保障であるところの年金に入ることになる。その結果、支給額に比べて保険料を引き上げざるを得ず、そうなるとますます能力のある人間は離れていき、という循環を起こしてしまう。したがって(結果としては)年金掛け金を控除されるぎりぎりかそれ以下の人しか残らなくなるので、結局は破綻する。 これが考え方の2です。 物価スライドにしろ何にしろ、自分の受け取ることの出来ないお金を年金といって積み立てるのは嫌だ→払わない→破綻危機→早晩破綻するのであれば、自分の受け取ることの出来ないお金を年金といって積み立てるのは嫌だ→・・・となり結局破綻する これが考え方の3です。 ゲーム理論的にいっても、これが一番すっきりする考えの一つです。 保障される方の意見は、ありません。 私が見たところ、10年以内に破綻するリスクがあまりにも高いからです。 ただし、支払わなくとも破綻しない可能性は充分にあります。年金を受け取る世代というのはいわゆる団塊の世代ですが、有権者人口のかなりの割合を占めています。ということはこの世代への訴求を狙った公約乃至は政策は多きなウェイトを占めるはずで、多額の税金投入を含む多くの政策が行われるでしょう。 結局は勤労世代が搾り取られるわけで、年金を支払っても支払っただけ馬鹿を見る、という世の中になりそうな勢いなのです。

sattacar
質問者

お礼

詳細な説明とご意見ありがとうございます。参考になりました。

その他の回答 (2)

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.2

年金制度は、複雑怪奇な状況になっており、日本人のほとんどが理解できていません。 政治家の間でさえ未納問題が多発していますし、社会保険庁の未払い事故や市町村窓口での担当者のミスが多発しています。 まず、日本の年金制度を整理しませんと問題の解消にはなりませんから、その事からはじめるのがよいのではないでしょうか。

sattacar
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 自分も年金制度については、ほとんど理解できていないと思うので。もう少し調べてみたいと思います。

  • soundmx2
  • ベストアンサー率19% (11/57)
回答No.1

年金のは国民年金や厚生年金などで将来の支給率などバラバラです。何年金に絞ったレポートなんでしょうか?それを教えていただければ、何か年金についてのアドバイスができるかも知れません

sattacar
質問者

補足

 とりあえず、将来に国民年金だけで生活していくことは不可能であり、また、加えて厚生年金等をもらったとしても、今の若い世代の人たちは暮らしていけるのかと思っております。今のところ将来における年金と生活といった内容で考えてみようと思ってます。  何年金について書けばよいかは、正直よく分かっておりません。自分でも年金についてさらに詳しく調べてみようと思ってます。

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