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「泣くから悲しいのだ」の根拠は?

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」と言う考えがあるようですが、常識的に考えると変な感じがするんですが、誰が、どういう根拠(理由)でこのように考えるに至ったのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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noname#42552
noname#42552
回答No.1

いまから、100年以上も前に、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズ(W.James)とオランダの心理学者カール・ランゲ(C.G.Lamge)が提唱した、ジェームズ=ランゲ説ですね。 身体反応は情動経験に先立つものだと言う見解で、骨格筋や内臓の変化が情動を引き起こすと考えたのです。 1.感覚器から入った情報が脳に行く。 2.脳から情報が骨格筋や内臓に行き、反応する。(泣く) 3・4.骨格筋や内臓の変化が脳に行き、情動が起こる。(悲しいと感じる) でも異を唱える説も有るようですよ。検索するとたくさんヒツトします。 http://ongakukan.music.coocan.jp/2006music/6-mawa/myumesarisimatikado.html

参考URL:
http://charm.at.webry.info/200604/article_4.html
kobarero
質問者

お礼

なるほど。悲しみは、体が先に感じ、後から、心に伝わるということですね。ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.3

#2です。気になったことがあるので少し… 外部からの刺激を脳で処理する初期の過程において、ある程度「快/不快」の評価をしているといわれています。しかし、その判断は、個人の嗜好などの価値判断に関わるものであるため、感情にダイレクトには関係しません。(例:変な動きだけど『面白い』;変な動きは嫌悪感を) その評価と情動の表出、最終的な感情の起こりを、加重的・時間的に考えると、情動の表出という無意識の反応が一番早く、顕著なのだと思います。 身体の反応(変化)が意識されるまでには、時間がかかるということだと思います。

kobarero
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • kanpyou
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回答No.2

『情動表出』と『感情』の関係だと思います。 情動反応とは、ある刺激に対する『身体反応』のことで、いわゆる、喜び:目の周りの筋肉が収縮し、口角が上がり、「はっはっ」と声を出す。怒り:眉間にしわがより、血圧が上がり紅潮し、歯を食いしばる。悲しみ:顔の中心に向かって筋肉が収縮し、涙が出る…などのことをいいます。 情動反応は、無意識の反応ですので、表出直後に本人は、それを感じることが出来ません。情動反応が起こった後、#1様もご指摘の通り、その身体反応を感じ取り、感情が起こるということになります。 悲しいは「感情」で、泣くは「情動の表出(身体反応)」です。 ―おまけ― 研究者により「情動」「感情」の使い方(情動の表出)が異なる場合がありますが、私は、『情動』が最も大きな概念として考え、感情を情動に含めるとしています。 ・情動(情動の表出:身体反応の意味)   情動反応(身体反応)→感情(情動:感情の感知)

kobarero
質問者

お礼

情動反応が先行し、心が、後で、それに気づくという関係ですね。 ご回答ありがとうございました。

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