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過去形になるとなぜだか名詞が中性になる言語ってありますか
過去形になるとなぜだか名詞が中性になる言語ってありますか???
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名詞そのものの性が変わるというよりそれに関わる語の性別が中性になるというのなら、制限つきですがロシア語に近いものがあります。 U menja jestj zhurnal.「私は雑誌を持っている」直訳「私のところに雑誌が存在する」 u menja:私のところに jestj:存在動詞 bytj の三人称単数形 zhurnal:単数主格 これを過去の否定文にすると U menja nje bylo zhurnala.現代ロシア語ではこうなりますが 古い形は U menja nje jestj bylo zhurnala. nje : not bylo:現代文法では bytj の過去形の中性単数 zhurnala:単数生格(属格) 本来 「bytj の現在形+能動完了分詞(主語の性数に一致)」という時制があり西欧語の現在完了に相当するものでした。現代ロシア語では bytj はそれ自体が存在や定義を表すとき以外は省略されるようになり、現在完了の助動詞としても省略された結果、本来の能動完了分詞(過去分詞)が過去形動詞として扱われるようになりました。 存在文の否定では本来の主語が生格(属格)になる「否定生格」ということが起きます。すると過去形は主語の性数に一致するはずが、文法的な主格主語がないため一致の基準を失い、性数に関わらず中性単数にならざるを得なくなります。 これは名詞そのものの性別が変わったわけではありませんが、扱い上中性扱いになった例です。
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noname#111031
回答No.1
質問の文意が、理解でしません。 ご説明願います。 ”名詞”の文中の”働き”は何ですか?