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ELBの相間絶縁について
電気工事経験少ない初心者です。 FUJIの漏電遮断機FAB SA103CLの2次側の相間絶縁をメガーで500ボルトレンジで測定したところR-T相が0Ω(R-S・S-T間は∞で正常)を指して短絡状態になりますがテスターの導通で測ると18MΩになります、どうゆうことでしょうか?メーカーホームページではメガテストスイッチが主接点と連動して相間絶縁が測定できるように書かれていますが、主接点が開いている状態で上記のような短絡状態になります。 明後日までに判明しないと送電できなくなり大変困ってます、皆様がたの御回答頼りにしています、よろしくお願いします。
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「FUJIの漏電遮断機 FAB SA103CL」と書かれていますが、このの名称と形式が合っていません。漏電遮断器であれば、略称はECB、形式はEG□□3/□□□ or SG□□3/□□□とかになると思います。どの様な機種、シリーズ、形式でしょうか? 漏電遮断器だと仮定して考えますと、機種やシリーズにより異なるかも知れませんが、一般的な機種の場合、この「メガテストスイッチ」は注文により取付ける機能だろうと思います。機種、シリーズ、形式を調べて、発注時(発注担当者や販売店・富士電機など)にどの様に指定したかを調べる必要があります。 なお、測定した時の状況(二次側を測定)から推定しますと「メガテストスイッチ」が内蔵されていない機種と思われます。 (1)「メガテストスイッチ」が内蔵していない機種の場合 ・漏電遮断器の内部には漏電電流を検出して増幅する回路が内蔵されています。この回路の電源は"二次側(=負荷側の端子部)"から取り出していますので、この影響で二次側をメガテストやテスタで測定しますと導通があることになります。 ・漏電遮断器をOFF状態にしますと、電子回路は切り離されますので、漏電遮断器の電源側からはメガテストすることができますが、二次側(=負荷側)でのメガテストを行いますと内部回路のサージ吸収素子が動作して、絶縁抵抗が0Ωになります。テスターの場合は電圧が低いのでサージ吸収素子が動作せず、所定の抵抗値を示すものと思います。 ・富士電機機器制御株式会社のホームページにある[技術情報]→[漏電遮断器]→[FQA(良くある質問)]のFQA00094の「漏電遮断器で絶縁抵抗を測定できない場所はどこですか?」を参照されると良いと思います。(このFQAを読むには、会員登録が必要のようです。) (2)「メガテストスイッチ」が内蔵されている場合 ・漏電遮断器の二次側以降の線間にランプやその他の部品が接続されている可能性もあります。 ・直接的な要因として漏電遮断器の内部部品の不具合が考えられます。
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- aribo
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送電側のELBを開いて測定しても、2次側(送電されるもの)に何か付いてませんか?(ランプ・ELB・制御電源用のCP・ノイズキャンセル用のフィルタ) 付いていたらこれらを外せば測定できると思います。 ランプについては、ランプを外しても変圧器が内臓されている場合がありますので注意してください。
お礼
皆様ありがとうございます。 最初1次・2次両方繋いだ状態で測定して盤の充電表示ランプの線かなとひとつずつ外して測定しましたが同じ症状でしたので最終てきには、ブレーカー単独の相間絶縁測定です。 説明不足ですいません。
- oobasan
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明後日に判明すれば大丈夫であればメーカーに電話するのがベストでしょう。 http://outgw2.fujielectric.co.jp/fcs/jpn/edc/catalog/dc10/pdf/c/dc10c6_52.pdf に構造が出ています。漏電検出回路の電源がRーT相からとられています。この回路の過電圧保護素子の特性でしょう。 メガーの250Vレンジで測定されるとどうでしょうか?
お礼
おかげ様で無事送電できました。 漏電遮断機じゃなくて漏電警報付過電流遮断器でした、だから漏電の状態でブレーカーは閉じているので漏電表示の電源は生きている状態であることも分かりました。 たいへんいい勉強になりました、ありがとうございました。
補足
ご協力ありがとうございます。 メーカーは土日が休みでして、自分勝手な判断で送電してしまうと事故になりかねないと思いこのサイトの皆様のご指導を聞かせていただこうと思った次第です。 URLの内部結線図では確かに検出回路の電源がR-T相でとられてますが遮断器のハンドルがOFFの状態でもR-T相で電源がとられていることに不安感がありまして、おそらくトリップ状態でR-T相が絶縁状態になるんじゃないかなと思うんですが、憶測の範囲です。 後はメーカの確認か2次側を離線して送電後のブレーカの漏電テストチェック時に調べるしかないですね。
お礼
漏電警報付オートブレーカでしたすいません、そうしたらこれは漏電でトリップしないんですよね、メーカホームページではメガテストスイッチが付いているとなってましたがどれかわかりません。 それと何も接続されていないブレーカ単独測定でも同じ症状でした。 R-T間が漏電検出用の電源であることが理解できました、あとテスターとメガーの違いの理由もとても参考になりました。 とりあえず、異常ではない確信がもてたので月曜日送電できそうです。 あと、よく考えるとこの時点で漏電関係の機器には線間(相間)絶縁測定は構造を理解していないと、やらないほうがいいことも解りました、 客先からは配線後の大地間の絶縁測定報告しか要求されておらず、今回の線間測定はあえて報告しないつもりです。 でも今回、皆様のご協力でとてもいい勉強になりました。 貴重なご意見ありがとうございました。