借地での定期借家契約について

このQ&Aのポイント
  • 借地での定期借家契約について詳しく知りたい方へ、契約に関する疑問や注意点を解説します。
  • 定期借家契約の条件や契約期間について、店舗と住居の違いやトラブルの可能性についても説明します。
  • 土地の地主との了承や更新時の明け渡し請求についても、具体的な事例を参考に解説します。
回答を見る
  • ベストアンサー

借地での定期借家契約について

全くの素人なので失礼がありましたら、どうぞお許し下さい。 私と離れて暮らしている老齢の両親が、数十年前から借りている土地で小さなお店を営みながら二階に居住しています。両親がここを出て、そのお店(建物全て)を住居ではなく「店舗」として人に貸そうかと考え始めました。店舗の業種や形式によって必要であれば、店舗の借主側に改築資金を出してもらいたいのです。しかし、旧借家法に基づいての考え方なのか、両親は借主側に資金を負担させたら、いつまでも出て行ってもらえなくなると言って躊躇しています。(まだ借主は見つけていません) ★もしも店舗として借りたいという希望者があった時、両親が借りている土地の地主さんが了承すれば、定期借家契約はしてもよいのですか? ★もし地主さんから借地の更新時に土地の明け渡し請求を受けた場合、店舗との契約が満了していなかったら、どうなるのでしょう? ★定期借家契約を結び店舗(例えば飲食業)として貸した場合、一般的には何年契約が適当ですか?その際、特に気をつけることがありますか? ★もしも1階を店舗、2階を住居として貸した場合と、全てを店舗のみで貸した場合では、契約内容やその他が異なりますか? ★この契約で起こり得るトラブルとして、どんなことが考えられますか?事例がありましたら教えて下さい。 (礼金、更新料なし、告知義務等については条文を読みました) 素人なりに、旧借家法と新借家法(定期借家契約)の条文は一通り読みましたが、不安が多いものでアドバイス頂きたいのです。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#38493
noname#38493
回答No.1

★1)構いません。 ★2)借地借家法第35条あたりが参考になると思われます。基本的には借地権がベースにあり、その上で自己所有建物を第三者に賃貸借するという形態です。借地契約が解除となればその土地を使うという権原が失われるわけですから、建物賃借人に対する保護が強く働く事は考えにくいです。しかし実際に法的争いになれば個々の経緯や状況が勘案され、どの様な結論が出るかはわかりません。 なるべくこの様な事態が発生しないような契約期間設定等をする事が肝心かと思います。 ★3)これは当事者同士で合意した上で決めるべき事項です。極端な話ですが店舗を開こうという人が3ヶ月等の契約で合意するとは思えません。賃貸人が再び建物を必要とする可能性やその頻度、賃借人が最低限必要とする期間、又は今回のケースでは★2で触れた借地契約との整合性等が判断材料になるのではないでしょうか。一例としては3年・5年など。 ★4)居住用という用途が加わりますが、実務的には大きく考え方を変えなければならないという点は特に無いと思います。 明け渡し等の争いが生じた場合には、単なる事業用物件と比較した場合、居住権的なものが付加されて考えられる可能性があるのかもしれません。 ★5)今まで借地上に自己居住も兼ねて使っていた建物を、主に事業用途という目的にて第三者へ賃貸するという形態で、すみませんが実務的にあまり経験がありません。借地契約及び定期借家契約という二本立てとなる契約関係をきちんと整理して組み立てていくべき、という当たり前のアドバイスしか出来ません。特に賃貸借というのは契約関係等の決め事も大切ですが人間同士の信用が非常に大切です。いい加減な人間に貸さないという事が全てのトラブル回避の出発点かと思います。 又、定期借家契約とはいっても店舗営業不振等による中途解約の可能性もありますので、そのあたりの約定をきちんとしておくべきかと思います。そして定期であれ普通であれ、入居時の建物造作区分・退去時の原状回復区分に関しては明確に定義しておくべきと共に地主から承諾を取ることは欠かさぬ方が賢明でしょう。三者の明確な関係構築が要だと思います。 更に建物所有者として火災や施設賠償等の保険関係もある程度備えておくべき注意事項かと思います。

hohoemi-913
質問者

お礼

ご丁寧なアドバイスを頂き感謝申し上げます。 第35条に目を通してみましたが、全くの素人には解釈が難しく、解ったような解らないような…という感じでした。頂いたアドバイスを念頭に入れ、検討してみたいと思います。 また何かありましたら、よろしくお願いします。本当にありがとうございました。

関連するQ&A

  • 定期借家契約について

    定期借家契約ですが、これは住居用に限られたことなのでしょうか? それとも店舗用に賃貸する場合にも定期借家契約ができるのでしょうか?

  • 定期借家契約になるのでしょうか

    賃貸マンションの契約期限が近づき、契約書を確認したところ、更新には「貸主、借主協議の上、更新できる」と記載されていました。 上記の契約の場合、貸主側の一存で契約が更新されない場合もあるのでしょうか。 また、これは定期借家契約になるのでしょうか。 ちなみに契約時、「定期借家契約」との説明はありませんでした。 契約期限は2年で、このまま住み続けたいと考えています。 詳しい方、教えてください。

  • 旧借地借家法はいつまでて適用されているの?

    祖父からの相続で都内の地主になりました。 2軒土地を貸していて、だいたい2軒とも昭和40年代に20年の契約を交わし、昭和60年代に最初の更新をしました。 その間に新借家法が出てきましたが、旧借家法はいつまで適用されるのでしょうか? 最初に契約した時点からでしょうか? あと、うち1軒が借主さんの事情で20年の契約を過ぎて1年半経っている状態なのですが、このまましらっと更新手続きをしないのはやっぱりなにかしらの不利益を生じるものでしょうか?

  • 定期借家契約について

    2年間で借主に出て行ってもらおうと思っているので、定期借家契約を結びたいと思います。ただ、法定更新されると普通の期限のない借家契約になるとかで、1年前から6ヶ月前に出て行ってくださいという催告をしなければならないそうですね。 これは口で言うのではなく、書面ですよね。きっと。 内容証明書で出したほうがいいのでしょうか? 催告忘れると普通の契約になってしまうなんてリスク高いですよね。 あまり詳しくないのでどうかおしえてください。お願いします。

  • 定期借家契約の再契約について

    定期借家契約について学んでいます。 定期借家契約の再契約を成立させると、宅建業法における報酬額の制限が適用されるようですが、これは報酬を受け取ることができるということなのでしょうか? 更新と再契約は違うみたいですが、貸借の媒介人として間に入った場合に、更新は報酬は受けられないが、再契約なら受けられるということでいいのでしょうか?

  • 定期借家契約について教えてください。

    定期借家契約について教えてください。 最近、普通の「賃貸契約」に変わり、「定期借家契約」をよくいわれます。 しかし、この契約は本当に実務で効果があるのでしょうか? この契約に基づき、期限が来たときに借主が出ていかなかったら、まっさらどついて追い出すわけにもいかず、どういう経過をたどりますか? 家主の立場として、この期限に出て行かない人に、強制執行などすれば大変な金数もかかりますし、この契約は「机上の空論」といいますか、こんな契約で悪質な借主はまともに出ていくのでしょうか? また、実際、出ていくものでしょうか? 今までの経験的に、実務では、到底信じられない契約法だと思うのですが。 ぜひ、教えてください。

  • 定期借家について

    家を借りようと思っているのですが、いくつか教えてください。 定期借家ですが、礼金2ヶ月、敷金2ヶ月なんですが、定期借家なので、礼金は無しにして欲しいと言った場合、借りることを断られかねないですか? 法人契約でも連帯保証人は、働いている親族にしてくれと言われましたが、法人契約の場合は、借主(自分)が連帯保証人だと思っていたのですが、一人っ子なので、親は定年をむかえて、働いていないので、どうしたら良いでしょうか? 定期借家は、定期借家でない物に比べて何割ほど安い物でしょうか? 定期借家の契約で、特に気をつけておいた方が良いことは有りますか?

  • 旧借地借家法???

    全くの素人ですが宜しくお願いします。 30年ほど前に祖父が土地・建物を貸して現在も借主の息子さんが 住んでいます。 旧借地借家法では土地を貸せたら2度と返って来ないようなもので あったようですが、30年ほど前に契約した内容なのでそのように なってしまうのでしょうか?

  • 店舗を定期借家契約で、賃貸したい

    店舗を定期借家契約で、賃貸したい  ■皆さん、こんにちは。いつも回答頂きありがとうございます。  店舗を定期借家契約で、賃貸したい賃貸人がいます。 (●Q01)期間を定めて、途中で、賃借人が、解約した場合、違約金として、残りの期間の賃料を全額請求する。  という規約を定めると言うのですが、有効なのでしょうか?  下記の「損害金のようなものを支払わせることができる」では、法律的に無効と書かれてありますが、住居用に限定してと解釈することも、できます。  たとえ、店舗を使用することが無くとも、契約期間中は、賃料を支払え、その代わり、賃貸人は、店舗を別の賃貸人に賃貸しては、ならない。  という説明を聞いたことがあります。 (●Q02)この解釈は、正しいのでしょうか?  定期借家契約では、賃借人から、契約の期間、解約は、できないとの約定ですが、たとえば、  全国宅地建物取引業協会の標準の定期借家契約書では、途中の解約ができる。と書かれてあります。 (●Q03)定期借家契約では、賃貸人が、解約しやすいように定めた契約であって、賃借人からの期間中の解約は、一般にありうることであり、定期借家契約でも、運用上途中解約を認めたと言うことなのでしょうか?  たとえ、一つだけでも、お知りのことが有りましたら、   よろしく教授方お願いします。 敬具

  • 定期借地契約での値段

    私は、この度事業拡大のため定期借地契約で土地を借りて、店舗を作りたいと思っています。 ここで質問です。 土地の評価格は30万円ほどで、大きさは50坪程度です この様な土地を借りる場合値段はどの様になるのでしょうか? 地主の言いなりでしょうか? それとも法で決められた計算があるのでしょうか? 詳しい方お願いします。