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仮主語のitについて

It would be very inconveinient for modern society, if there were no cars. この文はIt=if節でしょうか?辞書には仮主語のitはthat節、wh節が多いと書かれてあったのですが、if節も仮主語のitの構文を形成するのですか?

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  • paniniX
  • ベストアンサー率58% (10/17)
回答No.5

これまでの説をまとめると 1状況のit説 2天候のit説 (=広義の状況のit) 3to不定詞が省略された仮主語説 4後ろの文を受ける指示代名詞(後方照応)it説 結論からいうとどれが正しいとも、どれが間違っているともいえない(と思います) 私はここで a)「天候、状況のit」「仮主語のit」は本来の「指示代名詞のit」の用法の延長上にあり、本来3者は厳密には区別できないこと。 b)「仮主語のit」が、thatなど名詞節、準動詞の名詞用法の他、if、when節なども指すこと。 c) 問題の文itは、「指示代名詞のit」という解釈も可能で、if 節を前置すれば意味の違いが生じること。 を述べたい。 a)いわゆる「天候、状況のit」「仮主語のit」について Get away from the building. 「あの建物に近づいてはいけない」 It is very cold and dangerous to stay there. 「とても寒いし、危険だ」 . このitは 前の文の「建物」をさす用法(以下「前方照応」という)、状況のit, to不定詞の仮主語いずれにも取れます。 同様にHow is it out there? 「外のほうはどうだい」という問いに対して、 It’s fairy calm/warm 「割に穏やかだ / 暖かいよ 」 (「外」を指す前方照応?状況のit?気候のit?)   It’s easy to work. 「働きやすいよ」 (「外」を指す前方照応「働くためには気楽なところだ」?状況のit? to不定詞の仮主語「働くのはらくだ」?)   It’s so warm and easy to work.「暖かだし、働きやすいよ」 (気候のit?to不定詞の仮主語? 否、どれともいえないようです!) 上記の文の全てのitに関して、runeeさんの言葉を借りると「用法についてnativeは会話している時別に意識なんかしていない」といえそうです。共通して言えることは、itはどの用法であれ前方照応の役割も兼ねており、何らかの点で前の文で話題になったことを指すようです。ついでに中学校では「to不定詞句は文が頭でっかちになるのを避けるため後ろのまわし、仮主語itを置く。このitは後ろのto不定詞を指す」と習います。実はこの仮主語も普通の指示詞同様に前方照応の役目を果たしていることが予想され、〈it is 形容詞~to不定詞構文〉の前には、必ずその構文の内容に関係ある文が来ます.He didn’t get a good mark in the test . It is necessary for him to study for two hours or more. 聞き手は、このitが前の文の内容より「テストで合格点をとること」を示唆すると予想し、具体的内容はto study ---以下で理解します。 b)いわゆる「仮主語」について 学校文法では次の3つの文のitを「仮主語」としています。 it would be inconvenient to have no cars it would be inconvenient having no cars it would be inconvenient that there were no cars. 以下のように(容認性に差はあるとしても)if、when節なども意味的には名詞節と等価になり、仮主語itがto不定詞、that節以下を指すのであれば、ifやwhen節も指すと解釈できます。 「仮主語のit」がうける対象が、thatなど名詞節、準動詞の名詞用法に限られるのは学校文法の8品詞論に由来することで、if、when節等は名詞1語で代置できないことを理由に「名詞節」とはみなされず、それを指すitも「仮主語」に加えてもらえない。 it would be inconvenient when there were no cars.  (×When there were no cars would beinconvenient) it would be inconvenient if there were no cars it would be inconvenient where there were no cars it would be inconvenient once there were no cars. 逆に It would be inconvenient to have no cars .は to不定詞は「名詞的用法」 とされるが、「車がないことは」というより「車がなければ」と訳すべきである。to不定詞を「条件」を表す副詞用法とし,if 節で書き換え=it would be inconvenient if there were no cars とする参考書もあるが、ではitは何かというと、「仮定」を表すif節には「名詞的用法」がないため itは「状況のit」だと解釈せざるを得ない。どんな用法も8品詞論に押しはめて解釈しようとすることがそもそも問題なのである。 これらの文は(上の3つを含めて)itの独立性を立証しているともとれる、つまりitはなにかの「代理」と同時に、否「代理」というより、a)で述べたように前の文の内容を指すただの指示詞で、to不定詞やif節以下はitの内容を補足説明していると解釈したほうがよい。 c)結論として、ご指摘の文は単独では用いられず、その前にその内容に関連した文が来るはずです。例えば、 We don’t have the faintest idea of what our life would be like without any cars. It would be very inconvenient for modern society, if there were no cars. :itは前文からour life without nay carsを示唆することが予想され(「前方照応」)、 また同時にif there were no carsがitの内容を補足している(意味的にはitはif節の「仮主語」)   ご指摘の文は、if節の前にコロン(,)があり、このif節の独立性が強く、itの前方照応性が濃いことを裏付けます。    またif節を前に置きIf there were no cars, it would be very inconvenient for modern society. とすると、itは純然たる前方照応となり、その内容は文字通りif there were no cars だけに限定されます。

hoihoihoi18
質問者

お礼

お返事どうも感謝です。長文ありがとうございました。すばらしい説明で知らないことがたくさん出てきて感動しました。文法の分類の限界もちょっとわかったような気がします。 >結論として、ご指摘の文は単独では用いられず、その前にその内容に関連した文が来るはずです。 その通りです!前にまさしくWe don’t have the faintest idea of what our life would be like without any cars. とほぼ同内容の文が有りました。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

noname#2021
noname#2021
回答No.6

paniniXさんへ、お願いがあります。 とても詳しい解説なのですが、長いし、難しいので、読んでいるうちに、何がなんだかわからなくなりました。 すみませんが、英文法の専門用語を使い過ぎないようにして、例えば、中学生が読んでも理解できるように再回答して頂けませんか? 質問の英文自体は、英語が得意な中学生にも和訳できるレベルだから、もしかしたら、このサイトの中学生の会員の方も、paniniXさんの説明を読んでいるかもしれませんよ。

hoihoihoi18
質問者

お礼

こんにちは。panixさんにもう一度きてほしいですね。 とても詳しい解説で良かったのですが、少々難しかったかもしれません。仰ってる内容はよくわかるのですが。

noname#11476
noname#11476
回答No.4

このItの用法は仮主語(形式主語)としてのif節をうけているというよりも、 a)状況を表すitか、b)普通に先行の語句、節又は文をうけるitと見ることが出来ます。 通常後者b)の用法では先行する語句、節又は文がありますが、後ろの文を受けることもあります。 例えば、 Thought he wouldn't admit it, he was very tired. (自分では認めようとしなかったが、彼はとても疲れていた) の様な文です。 しかしながら、itがif節の仮主語と見なせないのかというと、それもまた議論があるようで、要するにそのような用法があるということを覚えておくのが大事なことで、分類には余りこだわらない方がよいようです。 良質の文法書としては、江川奏一郎氏の「英文法解説」などがよろしいですよ。 上記のようなことも詳しく解説してあります。

hoihoihoi18
質問者

お礼

こんにちは。お返事勉強になりました。そのような形もあるんですね。「英文法解説」はどっかできいたことあるので、今度手に取ってみます。ありがとうございました。

noname#2021
noname#2021
回答No.3

この英文を次のように順序を入れ換えたら、わかりやすくなると思います。 "If there were no cars, it would be very incovinient for (the) modern society." こういった場合、英和辞書で"it"の用法を引いても、文法については、あまり説明されていないかと思います。もしお手元に英文法の参考書があれば、 「itの特別用法」といった項目をご覧になった方が良いと思います。 上の文は、 "If there were no cars, it would be very incovinient for (the) modern society TO LIVE WITHOUT THEM(CARS)." の"TO"以下が省略されているので、わかりにくいのかと思います。

hoihoihoi18
質問者

お礼

こんにちは。 >この英文を次のように順序を入れ換えたら、わかりやすくなると思います。 "If there were no cars, it would be very incovinient for (the) modern society." なるほど、そういうことですか!自分の誤りがよくわかりました。文法の「itの特別用法」の欄も参照してみようと思います。ありがとうございました。

  • Mell-Lily
  • ベストアンサー率27% (258/936)
回答No.2

convenientとitは、しばしば合わせて用いられます。この場合のitは、状況を指しています。  Call on me, if you find it convenient.  =Call on me, if it is convenient for[to] you.  (ご都合が宜しかったら、お越しください。)  when it is convenient for you  (あなたの都合の良い時に) 特に、itがある部分を受けていると考える必要はありません。 *スペルミス  × inconveinient  ○ inconvenient

hoihoihoi18
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。なるほど、そうなんですね。when it is convenient for you という文ははじめitを見たとき何も思わなかったんですが、これも状況をさすitだったんですね。それとスペルミスしてすみませんでした。

  • gimpei
  • ベストアンサー率33% (262/782)
回答No.1

「今日はいい天気ですね」を英語で言うと It's fine today. ですね。このItと同じじゃないでしょうか。 状況を表すitとか何とか聴いたような気がしますが。 itが仮主語、if節が真主語ということはないですね。 内容を考えれば、if節は主語でなく条件かと。

hoihoihoi18
質問者

お礼

お返事どうもありがとうございます。なるほど、状況のitですか。わかりました!ちょっと疑問に思ったんですが、この場合のifって名詞節になりえないからitの真主語となるのは無理ですよね?

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