• ベストアンサー

為替ヘッジのある投資信託

 投資信託ならばどんなジャンルでもいいのですが、 『為替ヘッジのある』投資信託で、出来るだけ純資産額(規模)の大きいものには、どのようなものがあるでしょうか?  数個例をあげてもらえると幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

ご質問いただいた部分についてですが、わかりやすく1年定期にしましょう。日本の金利を1%、アメリカの金利を5%とし、1年定期の金利がそれぞれこの金利と同じということにします。日本で100万円を金利1%の1年定期にすると、1万円の利息がつきます。一方、100万円を1ドル=100円でドルに換えて1万ドルを1年定期にすると500ドルの利息がつきます。つまり10500ドルを満期に受け取ります。 ところで満期の時の為替が1ドル=90円ならせっかく高い金利がついても損をしてしまいますので、満期日もドルに換えた時と同じ1ドル=100円で換える権利を買ったり、保険のようなものを契約したり、あるいはそれと同じような経済効果を持つ取引、をします。これが為替ヘッジです。この場合のヘッジコストは金利差分の4%で、100万円分のヘッジを掛けると100万円×4%で40,000円です。10500ドルを1ドル=100円で手に入れたところで105万円ですから、4万円払ったら、せっかく金利の高い国へもっていった意味がなくなってしまいますね。これが金利差分のヘッジコストがかかるという意味です。 【参考URL】 ​http://jovivi.seesaa.net/article/13780978.html

magaribumagaribu
質問者

補足

大変ご丁寧にありがとうございます。 引き続き質問で申し訳ありませんが。。。 >この場合のヘッジコストは金利差分の4%で ヘッジコストというのは、自動的に金利差分の4%に決まってしまうものなのでしょうか?。

その他の回答 (3)

回答No.4

引き続いてお答えさせていただきます。 おっしゃる通りです。ヘッジコストは金利差分になります。新興国通貨だと更にコストがかかったりします(そのため新興国に投資するファンドでは基本的に為替ヘッジをかけているファンドは少ないと思いますし、かけていてもドルと新興国通貨の間のヘッジのみを必要な場合だけヘッジ、という程度にしていると思います。) また、前述の通り為替ヘッジというのは運用の中でも非常に難しい部分で、ヘッジ負けをしてしまっているファンドやオーバーヘッジ、アンダーヘッジをしてしまっているファンドもよくあります。為替ヘッジというのはコストと手間と技術を必要とする運用です。

noname#34393
noname#34393
回答No.2

私が知っているファンドで野村US-REITオープン(ヘッジ有り、ヘッジ無しで、毎月分配、年2回分配の4つのコース)があります。 Aコース(ヘッジ有り)で8億円、C(ヘッジ有り)コースで2億円、と余り大きくないですね。 どうしてもヘッジをかけたければ、FX(外為証拠金取引)を使う方法もあると思います。 例えば、S&P500ETFならば結構な純資産額になっていると思いますので、FXを使ってヘッジを擬似的に作れます。 S&P500ETFは通貨が米ドルなので、FXで円をロング、米ドルをショートにすれば為替が円高になった時にS&P500の円換算額が為替差損で少なくなっても、FXで円高による為替差益が出るので、実質的に払っているコストは日米金利差分のスワップポイント支払いがヘッジコストになります。 こうすればヘッジコストを払う事で為替変動リスクを回避できます。 但し、ヘッジを掛けても、掛けなくても長期的には高金利通貨は下落する可能性が高いので、上記の例でスワップポイント(ヘッジコストに該当)を支払っても長期的には円高による差益が出る可能性が強く、長期的に見ればどちらを選んでもそんなに大差は無いでしょう。

magaribumagaribu
質問者

補足

ありがとうございます。 FXについては全く勉強不足なので、「FXで円をロング、米ドルをショートにすれば」と教えていただいても、ピンとこないのですが、  ヘッジコストを払うかどうかが、個々人の判断の分かれるところになりそうなのですね。

回答No.1

為替のリスクは避けたいが、日本株などの国内資産に投資するのはイヤということでしょうか。為替リスクを避けるのであれば国内資産に投資するのが普通です。海外の資産に投資をした場合、たとえ為替ヘッジをしたとしても、為替のリスクはなくなりません。為替ヘッジというのは運用の中でも最も難しい部分の1つで、ヘッジをかけすぎたり、足りなかったり、ヘッジ負けをしてしまったり、ということもよくあります。また、コストもかかります。これは、金利の低い日本から金利の高い国の資産に投資し、為替ヘッジをかけようとすると、金利差分のヘッジコストがかかります。例えば1%の国から5%の国に投資をすると4%分のヘッジコストがかかります。高い金利を目当てに投資しても、その金利差 が吹っ飛んでしまいます。このため、為替ヘッジをかけるタイプのファンドというのはあまり数が多くありません。為替リスクも金利差もリターンの源泉とし、為替ヘッジをかけないのが普通だからです。また、為替ヘッジあり・なしを選べるタイプでは、為替ヘッジありのほうが極端に資産規模が小さくなることが多いです。10億対1000億とかですね。 あとは、新興国などではヘッジコストが高すぎて割に合わないことが多いため、新興国に投資するファンドで為替ヘッジをかけたものはあまりないと思います。 以上の理由で為替ヘッジをかけるタイプのファンドで資産規模の大きいファンドというのはあまり無いと思いますというのが回答です。現在1000億以上のファンドの中に海外の資産に為替ヘッジ付きで投資するファンドはありません。 【参考URL】 http://jovivi.seesaa.net/article/13780978.html http://www.toushin.com/data/big/index.html

magaribumagaribu
質問者

補足

大変、丁寧にありがとうございます。 下記の部分がやや分からないのですが、出来ればもう少し教えていただけるでしょうか? これは、金利の低い日本から金利の高い国の資産に投資し、為替ヘッジをかけようとすると、金利差分のヘッジコストがかかります。例えば1%の国から5%の国に投資をすると4%分のヘッジコストがかかります。高い金利を目当てに投資しても、その金利差 が吹っ飛んでしまいます。

関連するQ&A

  • 為替ヘッジあり・なし・について教えてください。

    投資信託についてお聞きします。 外国の株式の投資信託と外国の債券の投資信託についてお聞きします。 為替ヘッジについて教えてください。 「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」という投信があったら、基本的には円高になりそうなら「為替ヘッジあり」を購入して、 円安になりそうなら「為替ヘッジなし」を購入したほうが得!ということで良いでしょうか? もちろん中長期の話ですが・・。 お願いします。

  • 投資信託の為替ヘッジ有無しの違いは何ですか

    投資信託の広告の中に 同じファンドでも 為替ヘッジ有・無の選択がありました 為替の見方は難しいでしょうが、今ならどちらがいいでしょうか

  • 投資信託で為替ヘッジの利益の出るタイミングについて伺います。

    投資信託で為替ヘッジの利益の出るタイミングについて伺います。 新興国にG7の通貨で債券、株式、不動産に投資をし、さらに顧客が選んだ、例えばレアルコースでの為替ヘッジを行い、最終的に円に戻す際に為替変動要因(差益/差損)が出るというよくある商品です。 ドルなどでレアルを為替予約のレートで交換するので、金利差の分が上乗せされ、為替ヘッジプレミアムが取れるという、為替ヘッジを機動的に使った商品ということです。 為替ヘッジが利益を生む仕組みは、為替ヘッジコストが生じる場合で理解し、その反対の場合ということで納得してるつもりです。 さて、この為替ヘッジプレミアムの利益が出るタイミングなのですが、いわゆる主要投資対象の部分のように投じておけば利益や損失が絶えず出続けるということではないと思います。 例えば、償還時や解約時などに、主要投資部分のお金(ドルなど)を一気にレアルに交換し利益を出し、その後、円に交換するというようなことだと思うのですが・・・。(利益要因は主要投資部分の値上がり+為替ヘッジプレミアム+為替差益) このように償還時や解約時に一度だけ発生すると考えて良いのでしょうか? また解約時だとすると、いつでも解約ができるので、為替予約ができず、金利差(プレミアム部分)をいくらに設定するかが決まらないような気がするのですが、どうするのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • 投資信託の基準価額と為替

    為替ヘッジ無しでの投資信託の基準価額というのは、何時の為替相場を反映させるのでしょうか。本来1~2日の為替の変動を気にして売り買いするものではないのかもしれませんが、気になるのです。ファンドにもよるとは思いますが、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

  • 「為替ヘッジは行わない」

    海外に投資する投信で上記の 「為替ヘッジは行わない」とは どう言う意味なのか教えてください?

  • 為替ヘッジと為替ヘッジプレミアム

    お伺いします。 たとえば「野村アジアCB投信」(毎月分配型)という商品があります。 米ドルで金利の高いアジアの通貨(中国、インド、インドネシア)でヘッジし、金利差分のプレミアムも運用成果(分配金)の原資になるというものです。 ヘッジ先の通貨の金利が高いのでコストではなくプレミアムになる理屈も分ります。 また、為替ヘッジは株の空売りと同じで、売り待ち(ショート ポジジョン)をするということで、値下がり局面で(資産全額相当でショートしておけば)は理論上は一円も損をしないという回避策(両掛け)であることも分りました。 前置きが長くなりましたが、質問です。 上記の商品は為替ヘッジを行っていないので、為替の(具体的には円高)での損を回避することはできない商品です。しかし、金利の高い通貨でヘッジして為替ヘッジプレミアムも成果の一部となっている商品です。 為替ヘッジは行っていないが、為替ヘッジプレミアムは行っている、ということになります。 為替ヘッジは行っていないが、為替ヘッジプレミアムで成果をとっているってどういう意味なのでしょうか?(為替ヘッジと為替ヘッジプレミアムの関係は?というような疑問です) やはりよく分っていないのだと思います。 よろしくお願い致します。

  • SBI証券 為替ヘッジあるなし

    投資初心者です。SBIで投資信託を米国にしています。自分が為替ヘッジのあるなしのどちらの設定がされているか確認したいのですが、その操作方法を教えてください。宜しくお願いします。

  • REITが入った投資信託のメリット・デメリット

    アラサー夫婦1500万の資産運用 http://okwave.jp/qa/q8985516.html の続きです。 600万ぐらいを投資信託で運用しようと思っています。 今考えているのは、「海外ETF バンガードトータルワールドストック(VT)」です。 為替リスクが少し心配ですが、これは為替ヘッジなしという投資信託ならどれも同じですよね? これ以外に、もう一つ債券も入った投資信託をしようと思っていて、株と債券だけのものにするか、REITも入ったものにするか迷っています。 具体的には、 ●セゾンバンガードグローバルバランス ●世界経済インデックスファウンド ●eMAXIS バランス ●SBI資産設計オープン ●マネックス資産ファウンド育成型 辺りのどれか一つを考えているのですが、REITが入っているものと入っていないものとどのような違いがあるでしょうか?どちらがオススメですか? 具体的にどの投資信託がオススメか、もしくはこれはやめた方がいいなどありましたら、教えてください。 また、VTと上記どれかの投資信託に300万円ずつか、VT400万とその他200万で投資しようかと思ったのですが、もう一つぐらい投資信託を増やしたほうがいいでしょうか? ちなみに、一度には買わず1年ぐらい掛けて何回かに分けて投資しようかと思いますが、これもどれぐらい期間を空けたほうがいいなどありましたら、教えてください。 勉強不足で質問が多く申し訳ありませんが、一部でもご回答いただけると助かります。 よろしくお願いします。

  • 「ヘッジファンド」について

    資産運用でFPに相談したところ「ヘッジファンド」を勧められました。何となく興味が涌きましたが株とか投資信託と言えばわかりますが、「ヘッジファンド」と言われても素人の私にはどうもよく分かりません。FPの方からもそれなりの説明はしていただきましたが聞きなれない単語も出て一抹の不安を感じています。そこで、(1)「ヘッジファンド」とは一口に言えばどういうものなのか(2)為替・金利・政治情勢等々諸々に対するリスクは (3)買うとしたらどのようなファンドがあるか。 買うとしたら200万円-300万円を考えていますが、どなたかアドバイスお願いします。

  • 投資へのリスクヘッジ

    借入金を元手に、投資1500万円で期待額が3225万円ある個人(資産・担保・保証・収入なし)が発案した某ビジネスへ投資を検討しております。 とはいえ、某ビジネスの成功率が2割しかないため、失敗されてしまうと金融機関に弁済できずに訴えられてしまいます。 それらを考慮しますと、何かしらのリスクヘッジを設けたいと思います。 最適なリスクヘッジを御教授、頂ければ幸いです。 なお、やめた方が良いという回答は控えてください。