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某建材を扱う社員数人の会社に内定できたのですが迷っています
24歳大学院生、建築を専攻しております。 先月末、たまたま見ていた某転職サイトで見つけた会社に内定を戴きました。私は新卒なので、一年間はアルバイトとしていくことになっています。 その会社は業界では前衛的な仕事をしているオーダーメード建材のメーカーで60歳近い社長がほぼ一人で切り盛りしていますが、あと働いても10年、というところで後継者を探しており、私がそれに該当したようです。面接のときに、会社を継いで欲しい、と言われました。まあ、リップサービスだとしても、なかば本気なようです。初任給も悪くなく、休暇中の旅行代(建築見学旅行)を出してくれるそうです。仕事も頑張れば給与に反影されるようです。今は週に二日の勤務ですが、即戦力としてすぐに使えるようにと、打ち合わせに同席させていただいたり、色々なことを学ばせていただいている状況です。仕事のスタンスや、出会える人々がとても魅力的で、やりたいことを仕事にできる環境に巡り会えて幸せです。が、ひとつ大きな問題があります。 問題は、社長の人使いが荒いところで、私の他にもたくさんの高学歴な候補生が、2.3日来ては「やっぱり」とクビになってます。私は彼らの採用の相談にもすでにのっています。入って数日の新人にここまで言うかなぁ、というところまで話を聞いています。 そして、その会社には長期間勤務している人がいません。以前2年半勤めていた人は家庭の事情もあり?失踪してしまったそうです。今はひとり半年前に入社した人がいますが、その人も今月末で退職されます。いまは、入社一ヶ月の秘書の人と、もうひとり私と同じく営業で入る人がいる程度です。小さな会社なので人数はいらない、というのはわかりますが、なんだか不安です。社長も、細かいところで言っていることがころころ変わるのもその原因の一つです。社長は一年後に私が本当に入社するのか不安だとこぼしていると噂で聞きましたが私は逆に就職までの一年間の間に、気が変わったと突然言われるのではないかと就職活動をやめることができません。 私は根っからの旅行好きで、文学部だった学部生時代には毎年3ヶ月以上外国に滞在しました。そこで世界中の建築を見て、ますます建築に惚れ込み異学科の院に進学しました。この仕事だと正月とGWとお盆以外には海外に行くチャンスも皆無、海外駐在や企業研修で留学することもないことも悩みの種です。といっても、すべてを手に入れるのは不可能だし、優先順位を考えるとやはりこの会社なのかなぁとも思えます。というのも、自国で何もできない人が、いわんや海外をや、という考えがあるからです。海外に対する願望が、ただの逃避思考なのか否か自分でもわかりません。 実力はとってもある、少し気分屋な社長と、業績はいいけれど何年続くかわからない会社で働くことに対する漠然とした不安があります。会社をもらえて社長になって他では出会えないような人との交流や、新しいものを提供する、求められる刺激的な環境で自分の感性をのばしたいという思いもあります。しかし一方で安定を求めたり、海外駐在の可能性を捨てきれない迷いもあります。 即戦力としてどこまで求められているのか、すぐには応えられないのに過剰に期待されている不安もあります。しかしそれも小さな会社なら・・・ということなのかもしれません。今回の会社のように、これまで直観で決めたことにはこれまで悔いも感じていません。が、就職という大きな決断を前にして、やはり路頭に迷っています。10年後に、海外にも遊びにいきつつ、最先端の表現を設計士と工場といっしょに追求できたら、それはひとつ最上の理想ではあるのですが。。。。 経験豊富な社会人のみなさま、こんな私になにかアドバイスいただけないでしょうか、よろしくおねがいいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
No.2、追加情報。 小さな会社であるなら、雇われた優秀な社員が本当に跡を継いだケースは 私の周りにも、いくらでもありますよ。友人にも何人かいます。 つなぎ止めておくための口実なんかではありません。 代表者は体力も要ります。 現役をあと10年も出来ないかもしれない社長なら、 本当にあなたがやってくれる事を心から望んでいますよ。 今までにも期待されながらその重圧に耐えられなくて すぐ辞めてしまった人が多いということであれば、 その話の信憑性は高いと言えます。
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- kobalt
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#1です。 #2さんの > つなぎ止めておくための口実なんかではありません。 は、私のアドバイス部分に対しておっしゃっているものと判断しますが、 私の書き方が不足でした。 つなぎ止めておきたいために、社長候補と言っている、という意味ではなく、 > 即戦力としてすぐに使えるようにと、打ち合わせに同席させていただいたり、色々なことを学ばせていただいている状況です。 の部分などを言っています。 誤解をうむような書き込みをしてしまい、申し訳ありませんでした。
お礼
とんでもないです、コメントありがとうございます! 外で学ばせていただける機会を与えていただけるのは本当にありがたいです。いつでも150%の成果を求められるので、正直大変ですが。。。 自分を伸ばすための頑張り時!と思って、学習に励みます。
- binba
- ベストアンサー率47% (513/1090)
同じ質問が有ったようで、もうひとつの質問の方に書き込みしましたが、 削除された旨連絡がありましたので、こちらに再掲します。 私の友人のなかにも、後継者がいなくて困っている人もいますし、 実子がいても才能や人格的に無理な場合もあり、切実な問題です。 社長が期待するのは、 「雇われ根性」で当面の自己の損得でしか物事を考えられない人格者ではなく、 「自分が経営するつもり」で物事を考えて進められる素質を持っている人格者で す。 あなたがどういうつもりでこの会社で仕事をしたいか、腹を決める猶予を、 社長は1年与えてくれています。 私の友人にも、あなたのような待遇で雇われた人がいます。 大きく商売してますが、ワンマン社長の会社です。 海外研修や視察旅行も、先輩社員や他の何百人いる社員の中でも 新人のクセに最優先して行かされました。 何年もたたない内に部長になり、今は後継者候補数人の中の一人です。 立ち上げはワンマンだった同族会社でも、外部からの経営者で構成されて 更に大きく伸びていく可能性もあります。 そのような立場の候補者として採用されれば、 そういう人材であるが故の家族の協力と理解は必至で、覚悟が必要です。 やはりあなたの人格と能力に相当期待してくれているはずです。 あなたがそれに応え得るかどうかですね。
- kobalt
- ベストアンサー率31% (1861/5998)
内定なので、辞退も取り消しも可能なものであり、 社長候補ということも言っているだけで、ここ数年でもっと優秀な人が 現れれば社長の気が変わる可能性もあり、質問者様も何らかの事情で 退職をするかもしれないし、社長になることを約束したわけではない入社と 感じますので、もう少し楽に考えても良いように思います。 新卒に即戦力は普通求めませんから、長く働いてくれる人がいないので 新卒を必死で繫ぎ止めたい、というのもあると思います。 今も就職活動は続けているとのことですので、続けて色々な会社を 見て見てはどうでしょうか? 私は女性ですが、新卒の時に何もこだわらず中小企業に入社し、 その後、転職などで苦労しました。 新卒で大手に入社した人を、派遣社員として勤務する企業で見ると とても恵まれている、と感じます。 大手企業の面接もクリアしたら、見方が変わるかもしれません。 小さな企業にも、もちろん魅力はあります。 ただ、そんなに長く勤めてくれる人がいないような社長に、 質問者様はついていけるでしょうか。 本当に入社したら、今のような態度で接してくれないかもしれません。 うまくアドバイスできませんが、入社前から不安がある場合は その不安が直撃する場合があると思います。 私は反対でも賛成でもありませんが、後悔しないよう、 いろいろな会社を見続け、それでも「この社長の下で!」 と思えてから決断してもいいように思います。
お礼
メッセージありがとうございます >新卒に即戦力は普通求めませんから、長く働いてくれる人がいないので 新卒を必死で繫ぎ止めたい、というのもあると思います。 >ただ、そんなに長く勤めてくれる人がいないような社長に、 質問者様はついていけるでしょうか。 本当に入社したら、今のような態度で接してくれないかもしれません。 この点は本当にkobaltさんがおっしゃっている通りで、一番の不安要素です。周りの人も、相談すると開口一番に「つなぎ止められてる」と言います。今年度のバイトでの接し方と来年度以降でも態度が変わりそうなこともなんとなく想像もつきますが、私の頑張り次第なのかなぁと思うところもあります。 長く勤めている人がいないということが如実に物語っているのですが、労働環境として、向き不向きがかなりあるところで自分がどれだけやっていけるのかという問題がありますが、今まで大学の内外で追求してきたことを職業としていかせる環境で試してみたいという野心もあります。夢見がちなだけかもしれませんが、試さないとあきらめもつかないと思うし、いくら福利厚生が充実して、離職率が低い会社でも、やりたいことを仕事にしたいとずっと思ってきたので、自分を裏切らないためにも、一度頑張ってみようかなあという気持ちが一番大きいです。 ただ、自分で自分を目隠ししないように気をつけて、幸い一年間あるので、他の会社も見ながら、この会社でももう少し様子を見てみようと思います。
お礼
コメントありがとうございます。 読んでいて勇気が出ました。 今日もバイトで目地詰めをして、手のひらにセメントがこびりついているのですが・・・建物のファサード=顔をつくる職業に出会えてやはり自分自身幸運だと思いました。せいぜい数十ミリの表層の操作でいくらでも印象が変わってしまうことの儚さがファッションにおけるモードのようで、でも(建築はもう少し意味が重いから)少し違うのですが、魅力的に思います。 社長いわく、今までにも、一級建築士の資格保有者や、私と同様に建築の大学院を修了した人が勤めたことはあるらしいのですが、クライアントとしての設計士さんとの打ち合わせや彼らへの営業ができなくて、やめていったということです。 私は、設計士の方々とお話して依頼をいただく、ということが仕事になるということがいまだに信じられないくらい魅力的で、果たして務まるか不安もありますが、建築に「まだ」夢を見られる立場で頑張ってみようと思います。 両親は、大学院までいかせたのに「大手」じゃないと怒っていますが、「私の人生だから」と言ったところ、少しあきらめたようです。今までも長過ぎる旅行にでかけたり、無理な生活をしていたときも支えてくれていたので、なんとか好きなことで喰えていけそうな娘を温かく見守ってくれたらと願うばかりです・・・。 私はバイタリティーだけがとりえなので、若気の至りといわれようとも、気力があるこの時期に自分の可能性に賭けてみようと思います。ありがとうございました!