• ベストアンサー

SLはなぜ機関士?

以前から疑問に感じていました。 SLを運転する人は 「運転士」 ではなく 「機関士」 と呼ばれますよね。 なぜですか? その他の動力をもった車両を運転する人は運転士と呼んでいると思います。 なぜか蒸気機関車だけ機関士なんですよね。 調べてみたのですが、免許は蒸気も電気やディーゼルも、同じ 「動力車操縦者」 という、今の国土交通省が発行する免許らしいです。 なぜSLだけ機関士と呼ぶのでしょうか?

noname#48778
noname#48778

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • esezou
  • ベストアンサー率37% (437/1154)
回答No.5

speedpostさん、こんにちは。 参考URLをご覧ください。 どうやら、元機関士さんのようです。 かなりボリュームあるのですが、機関士が電気機関車を動かすコツが書いてあります。ここから読み解くと、 電車のようにハンドルを操作すれば動く場合、運転士 (旧式)電気機関車のように、複数の操作を状況に応じて行わなければならない場合、機関士 と呼んでいるようです、 または、こんな表現もありました、ご参考ください。 以下参考URLから引用 最近の機関車(EF65以降機)は自動進段やインバータ制御になり、昔ほど計器類を確認しながら運転するということが無くなりました。職名から見ても、機関士から運転士へとなり、自動車で言えばマニュアル車からオートマチック車になったようなもので構造をそれ程詳しくなくても運転出来て技量を要しない(職人肌の腕を要しない)電車の運転のようになっていますし、最近は教える方も(研修所や教導運転士等)、貨物列車運転の基本であるEF15や60けん引による列車(トムとかワラ等による組成列車=マスコンとブレーキ扱いは経験がものをいう)の経験がありませんのでしかたがありません。そのためか、最近の運転士は、ノッチを扱う時も、A計やバーグラフをしっかり確認せずノッチアップをする傾向があるので、ノッチアップ速度が速く速度オーバーや踏切等では前記のようなことが起こりえます。 電気車等を運転するには動力車操縦者免許が必要です(但し、公共団体が運営する鉄道等はいりません。国鉄時代は免許証が無かったのに、JRとなったら必要になった=民間となったから)。免許の種類は、甲種電気車・甲種内燃車・甲種蒸気機関車・新幹線電気車・乙種電気車・乙種内燃車・乙種蒸気機関車・無軌条電車の8種類があります。このうち乙種は軌道運転規則を受ける鉄道が該当しますが、これを電気車でみますと架線電圧が750V以下の鉄道となります。この免許をとるためには試験を受けなければなりません。その内容は、筆記試験として動力車の構造及び機能・運転理論・一般常識、技能試験は出区点検・応急処置・非常の場合の措置・運転操縦があります。国鉄時代も機関士になるには試験がありましたがその内容は現在と大差がありませんでした。国鉄時代は学科試験と実技試験と呼ばれていて、実技試験は、出区点検・応急処置・車両連結・運転操縦・衝動測定がありました。

参考URL:
http://www1.plala.or.jp/obata/newpage2.htm
noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 > 電車のようにハンドルを操作すれば動く場合、運転士 (旧式)電気機関車のように、複数の操作を状況に応じて行わなければならない場合、機関士 なるほど、そう言われれば理解できそうな感じがします。 要は単なる運転だけではなく、機械をコントロールし操作を行なう作業が必要となるので、機関士と呼ぶ。 この表現には技術者という意味合いが含まれているのでしょうね。 とても参考になりました。

その他の回答 (4)

  • syu181
  • ベストアンサー率31% (72/231)
回答No.4

単純に機関車を操縦するから「機関士」でいいとおもいますよ。 国鉄時代は電車の運転士をわざわざ「電車運転士」という肩書きをつけたりしてました。 現在JR東日本に限って言えば、全て「運転士」で統一しています。 SLの免許を持っている人でも普段は他の列車を運転していますからね。 ちなみにボイラー免許の件ですが、SLの操縦をするにはボイラー1級の免許が必要となります。 ですからSLの免許を取る前に、まずボイラーの免許を取らなければいけないのです。 免許の種類は「動力車操縦者運転免許証」の中に、 蒸気車、内燃車、電気車と分類されており、さらに甲乙丙に別れています。 専用軌道内を走行する列車を操縦する場合は「甲種電気車」という免許が必要になります。 路面電車は「乙種電気車」になります。 さらに会社内で「直流」「交流」に分けていたりします。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 JR東では全て運転士で統一しているんですね。 とても参考になるご説明、有難うございました。

回答No.3

蒸気機関車は正式には「移動式ボイラー」になります。 移動するボイラーです。 つまり蒸気機関です。これを扱う人が「機関士」です。 運転区には今でも「ボイラー免許」を持っている人が多いですよ。 SL時代の名残ですね。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 蒸気機関を扱うから機関士 ・・ 要は運転する事を主体に考えるのではなく、ボイラーを扱う事が主体、このような発想になって、運転士ではなく機関士と呼ばれるんですね。

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.2

SL=蒸気機関車といって他の動力車とは根本的に違いがあります 運転する人と最低必ずもう一人いります ・石炭をくべる ・蒸気圧を調子する→蒸気機関操作する人がいるのです そのために機関士って呼ばれるのです

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 すみません、つまり助手が必要になるから、運転士ではなく機関士と呼ばれる、こう理解した方がいいんでしょうか? よろしくお願いします。

  • hiroki0527
  • ベストアンサー率22% (1101/4910)
回答No.1

「機関車」を運転しているから「機関士」ですね。 SL=蒸気機関車 DL=ディーゼル機関車 EL=電気機関車 全て機関士だと思いますけど? まあ、最近は「運転士」が多いとは思いますけど、元々は「機関車運転」は「機関士」だと思います。 なお、「機関士」は鉄道業界だけでは無く、航空業界や船舶業界にも「機関士」は居ます。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 エネルギー源を問わず機関車を運転する人 = 機関士だったんですか。 という事は、正式というか厳密に言えば鉄道には 「運転士」 と呼ばれる人は存在しない事になるんですね。 初めて知りました。

関連するQ&A

  • SL

    鉄道ファンではない一般の人は、電気機関車のことをEL、ディーゼル機関車のことをDLと呼んだりしないのに、なぜ蒸気機関車だけはSLと呼ぶようになったのでしょうか。

  • 電車運転免許からディーゼルカー運転免許、路面電車運転免許を取得する方法

    甲種電気車操縦免許(電車、電気機関車の操縦免許)の有資格者が甲種内燃車操縦免許(ディーゼルカー、ディーゼル機関車)の免許を取得する方法を教えてください。 また、甲種電気車操縦免許(電車、電気機関車の操縦免許)の有資格者が乙種電気車操縦免許(路面電車)の免許を取得する方法を教えてください。 お願いします。

  • 蒸気機関車のシステム

    蒸気機関車の燃料を入れる動力車両は前方と後方どっちにあるのか知りたいのですが。 蒸気機関車の動く仕組みを細かくしりたいのですが、そういったページがあったら教えてください。

  • SLが煙を吐いて運転してるところを見たいのです。

    快速「SLぐんま よこかわ」高崎駅行き 横川駅14時15分発~高崎駅15時18分着 磯部、安中駅に停車 全車普通車指定席 快速「ELぐんま よこかわ」横川駅行きと同じ日に運転 蒸気機関車と旧型客車、電気機関車で運転(蒸気機関車が先頭) 上記コピペ、いまいち意味がよくわからないのですが、これはSLが先頭に居るけど電気機関車が後ろから押してるだけで煙を吐いてないということでしょうか?

  • SLに対する疑問

    いつもお世話になります。 またまたSLに対する疑問です。 (1) SLが現役で活躍していた時代において、「カマ」の火を落とす(または火を入れる)のはどういったときですか? (2) SLは牽引している客車を含めサービス電源はどのようにしてまかなっているのですか? (3) 走行中のSLの「力行」「惰行」はどのような操作によって使い分けてるのですか?  (4) SLに限らず、動力車には「積算走行距離計」または「アワメーター」のようなものがついているのですか? (5) SLは構造上後退運転でも前進と同様の動力性能を持っているのですか? 以上5件、何卒よろしくお願いいたします。

  • 大井川鉄道SL

    いつもお世話様になっております。 早速ですが、大井川鉄道SLは先頭のSLと同時に一番後方にも電気貨物車両が連結されていて、運転手(車掌かもしれませんが)いました。これはSLと同時に後方からも電気貨物で押しているのでしょうか? それと私の父は旧国鉄でSLも運転していましたが、煙突からの煙はもっとたくさん出ていました。大井川鉄道のそれは少ない感じがします。 最後に金谷方面に向かうとき時々、SLが先頭でバックで連結されています。これは見る人にサービスでやっているのでしょうか? 以上よろしくお願いします。

  • 電気機関車について

    鉄道の電気機関車についての質問です。 電気機関車は先頭車両の動力源のみで後ろに連結された貨物貨車やブルートレインのような客車を引っ張ってますが、その力の大きさは膨大だと思うのですが、大体どれぐらいの力なんでしょうか? 例えば大人何人分で引っ張っる力なのか?あるいは蒸気機関車何台分なのか? 特に貨物列車に至っては、貨車1両につきコンテナ3個、最大24両連結して走っているのをよく見ます(全ての貨車にコンテナをちゃんと3つ載せてる事はないですが) 例えば目の前に重さ50kgの箱があったとします。持ち上げるのはしんどいのでひきずりますよね。台車があれば尚楽です。 貨物列車もいくら重たいとはいえ貨車には車輪がついていますが、それを考慮に入れてもやはり電気機関車の力は相当ではないかと思うんです。 また、いくら力が強いとはいえ機関車そのものが軽いと車輪が空回りしてしまうのでは?蒸気機関車はレールと車輪の摩擦抵抗を上げるために砂を撒いたりしますが電気機関車はそんな事しません。電気機関車の重量はどれくらいなんでしょうか? 一応物理のカテゴリー、鉄道のカテゴリー両方に投稿致しました。

  • 動力車操縦者試験について

    動力車操縦者試験について 電車の運転の試験について疑問があり質問させていただきました。 動力車操縦者運転免許の科目試験である「動力車の構造及び機能」とありますが、詳細にはどのような部分を学ぶのでしょうか。 また、それに対する標準教科書などがあれば、これらとしては学びやすいのですが・・・・ その辺はどうなんでしょうか。 教えていただけると幸いです。

  • SLの副灯について

    蒸気機関車のヘッドライトの横に小さいヘッドライト、これは副灯とでもいうのでしょうか、これが実際に点燈されている写真等を見た事がないのです。存在する以上、使用されるのが筋だと思うのですが、当方の認識不足なのでしょうか、それとも特別な理由があって副灯として存在しているのでしょうか。 豪雪のなかを走るSLの写真でさえ、副灯が点燈されていないので、このような疑問を持ちました。

  • どうして蒸気機関車は消滅したのか

    私はこれまで蒸気機関車が牽引する客車にはイベントでの運転時しか乗車したことがありません。当然ながら生まれた時にはすでに蒸気機関車は日本全国で引退して久しい時代でした。 蒸気機関車現役時代を知る方々に聞きます。そもそもどうして蒸気機関車(今でも走る大井川鉄道や山口線や真岡鉄道等は除く)は、1975年に日本全国からいなくなったのでしょうか? また当時SL現役時代に乗車経験のある方々も、蒸気機関車は嫌われていたのでしょうか?