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パソコンが重い
富士通CE11A XP使用のパソコン初心者です。次につきご教示賜りたく、どうぞよろしくお願い申しあげます。 (1) パソコンが重くなり(フリーズやマウスも時たま使えなくなるときがある)、その知識もなく「システムの復元」の操作をいたしましたが、その効果がはっきり分かりません。これはどういう不具合のとき行うべきものなのでしょうか(また今後これを再度行う場合の留意点)。 (2) 画面を軽くするため、「画面」→「テーマ」タブで「テーマ」をクラシックにしましたが、その効果がはっきり認識できないため、一旦元に戻して再度比較したいと思います。画面を元に戻すには、どう操作 したらよいのでしょうか。
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こんにちは。 >(1)パソコンが重くなり(フリーズやマウスも時たま使えなくなるときがある)、その知識もなく「システムの復元」の操作 まず,システムの復元について,少しまとめてみました。 起動ドライブやOSをある時期の状態に戻す,XP標準搭載のプログラムです。 しかし,一言で厳しく申しますと,エラーの出る場合がよくある不完全なプログラムだということです。 (1)復元されるのはOSやインストールしたソフトなどのシステムの状態です。 不具合の起きたOSのシステムのみを,以前の復元ポイントにもどって正常にもどします。 ユーザーが作成したデータは変更ありません。 保存したドキュメント,電子メール,お気に入りなどの個人データはそのまま残ります。 システムの復元完了後も,個人で作成したデータの変更ございません。 (2)システムの復元のある場所は,C:\Windows\System32フォルダの中です。CドライヴディスクのC:\WINDOWS\system32\Restore\rstrui.exeです。 (3)起動方法は,ご存知の通り,スタート→アクセサリ→システム→システムの復元,という手順で,システムの復元のダイアログボックスが出ます。 (ショートカットアイコンを右クリックメニューの「ショートカットの作成」で,デスクトップに貼り付ければ,手間なく使用できます。)↓ http://support.microsoft.com/kb/306084/ja (4)この中のデータは,時系列で作られており,古い復元ポイントから3ヶ月で順に削除されていきます。 (5)このシステムの復元の画面で,左側にある「設定」をクリックすることで, ハードディスク領域の何パーセントを使用するか,自由に設定できます。 必要なければ,システムの復元を無効にもできます。↓ (私は,バックアップソフトを使いますので,無効にしていますが。) http://support.microsoft.com/kb/881868/ja このように便利づくめのような,またカレンダー時計をさかのぼるタイムマシンのようなWindowsの「システムの復元」ウィザードですが,実はいろいろな問題を抱えています。 (1)デフォルト(初期の)設定で,ハードディスクの12パーセント を確保するようになっています。これは,ハードディスクの無駄遣いであるという意見が多いのです。 先述の通り,ダイアログボックスの「設定」によって変更可能です。スライダーを動かすことで,どのドライヴも,だいたい1000MBも確保すれば十分です。↓ http://www.itmedia.co.jp/help/tips/windows/w0663.html (2)最初に掲げたページからの引用です。→「トラブルシューティング 復元した Windows XP の以前の構成が適切でなかった場合、以下の手順に従って、その復元を取り消します。」とあります。 このようにプログラムは完成度がいま1つです。時によって,インストールされているプログラムの設定管理情報の中枢であるレジストリが改変されることがあるからです。 おかしくなったときは,この「復元を取り消す」ボタンがあるので,それで進めればよいです。 しかし,100パーセント元のように戻るかはわからないという意見や実際の状況が多いのです。 結論としては,むやみに行うものではなく,「OS,Cドライヴディスクのバックアップもなくて,最後は再インストールしかない」という時の最終手段と考えた方が,無難かと思います。 システムの復元には頼らず,イメージアーカイヴ作成のバックアップコピーソフトを使用してみます。↓ 私は一つ前のバージョン9を使っています。↓ http://www.proton.co.jp/products/acronis-trueimage-9/index.html 現在は,バージョン10です。こちらはベクターの解説です。↓ http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/070116/n0701161.html >(2) 画面を軽くするため、「画面」→「テーマ」タブで「テーマ」をクラシックにしましたが、 とございますが,この操作でパソコンの動作が軽くなると言うのは今まで耳にしたことがありません。 どちらの設定でも,OSやハードディスクにかかる負荷はほとんど同じだと思いますが…。 元に戻すのには,「画面のプロパティ」にて,「テーマ」のプルダウンメニューから選択して,OKボタンを押せば良いかと思います。(システムの再起動が必要になるかもしれませんが。) 画面テーマとは別に,次の8つの方法で,パソコンが早くなり,ドライヴディスクも空き容量が増えて,効果的です。 私もやっています。 ★1つ目の方法です。 それは,セーフモードを起動して,「セーフモードにてCドライヴのディスクのクリーンアップ」を行うことです。 これは確かに効果的です。 皆さん,通常起動ではよく行われるのですが,セーフモードで行うことは少ないようです。 ただし,クリーンアップする量が多いと数時間の時間がかかります。 が,その時間をかけただけの効果はあります。 セーフモードとは→Windowsの修復モードです。常駐型プログラムを起動させないので,干渉なしで修復可能になります。 セーフモードの立ち上げ方 (1)電源投入後,メーカーのロゴマークかBIOS画面が消えると同時にF8キーを連打することで入ることができます。 「Windows拡張オプションメニュー」が黒い画面で起動します。 その中からキーボードの矢印キーで「セーフモード」を選択して,Enterキーを押します。これで,セーフモードが起動します。 私は,これよりも,次の(2)のやり方をおすすめします。 (2)Windowsがすでに起動しているときには,次のやり方の方が確実です。 パソコンが起動しているときは,次の手順でブートメニューを使います。 書き方は長いのですが,むつかしくはありませんので,ご安心ください。 スタート →「ファイル名を指定して実行」 →「msconfig」と入力してOKボタンをクリック →「システム構成ユーティリティ」のダイアログボックスが出ます→「BOOT.INI」のタヴをクリックします →「ブートパスをすべて検査する」の下にある「ブートオプション」を見つけます →「□/SAFEBOOT」の□にチェックを入れます →右側で「MINIMAL」が選択されていることを確認します →「適用」→「閉じる」 →「再起動」を促す画面が出ますので,クリックします これで,セーフモードが立ち上がります。 セーフモードでの,Cドライヴディスクのクリーンアップの仕方 (1)マイコンピュータ→Cドライヴと開けます。 (2)このCドライヴを右クリックします。 (3)すると,メニュー画面が出ますので,一番下の「プロパティ」をクリックします。 (4)「ローカルディスクCのプロパティ」画面が出ます。立体円グラフがでていますね。 この円グラフの右下の「ディスクのクリーンアップ」をクリックします。 (5)すると,「…計算しています」というダイアログボックスがでます。 しばらくして,計算ができると, (6)「ディスククリーンアップC」というダイアログボックスが新しく出ます。 四角囲みの中の項目で,「古いファイルの圧縮」の□はチェックを外してください。 パソコンやプログラムの起動に不具合や支障が出ることがありますから。 (7)次に,OKボタンを押します。 これで,Windows通常起動よりも,たくさんの量のクリーンアップが可能です。 これが終了すると,「ディスククリーンアップC」の画面が消えます。 次に,通常通りの起動にもどします。その方法を,お伝えします。 確実な方法として,セーフモードを起動した場合は,同じように,「ファイル名を指定して実行」→「msconfig」と入力します。 以下,スタートメニュー →「ファイル名を指定して実行」 →「msconfig」と入力してOKボタンをクリック →「システム構成ユーティリティ」のダイアログボックスが出ます →「BOOT.INI」のタヴをクリックします →「ブートパスをすべて検査する」の下にある「ブートオプション」を見つけます →「□/SAFEBOOT」の□にチェックが入り,右側で「MINIMAL」 が,まだ選択されていることを確認します →ここで,この選択の□の中のチェックを外します →「適用」→「閉じる」 →「再起動」を促す画面が出ますので,クリックします この後,再起動後の画面に再度「システム構成ユーティリティ」の確認画面が出ます。 この処理の仕方は,「Windowsの開始時に~システム構成ユーティリティを起動しない」の□にチェックを入れて,OKボタンを押します。 これで,次回から通常起動時には,システム構成ユーティリティの画面は出ません。 セーフモードの起動については,ここにも掲載されていました。↓ http://121ware.com/qasearch/1007/app/nec.jsp?003104 ★2つめ,通常起動での,Cドライヴディスクのチェックディスクの仕方,↓次の通りです。 http://www.lifeboat.jp/support/db/011060214002.html ★3つめ,通常起動での,Cドライヴディスクの最適化(デフラグメンテーション)の仕方,↓次の通りです。 http://www.xucker.jpn.org/pc/deflag.html また,次の4点も行うと,確実に,ハードディスクの空き容量は確実に増えます。 ぜひお試し下さい。 ★ドライヴの空き領域を増やすための手段の一つとしては,「システムの復元」の割り当て領域を減らすという方法があります。 買ったときの標準設定でハードディスクの12%も使用するようになっています。このパーセントの数字を減らすことです。 (1)マイコンピュータを右クリック。「プロパティ」を選択します。 (2)「システムの復元」タブをクリックします。 (3)Cドライヴをクリック選択し,「設定」をクリックします。 (4)ハードディスクの容量を変更できるスライダーが表示されます。マウスポインタを使って,つまみを「1~2GBになるように移動」させます。後はOKボタンを押して完了です。 (5)Dドライヴも同じようにすると,いいと思います。 私の場合は,Cドライヴで4%,Dドライヴで2%の設定です。システムの復元を利用しますが,これで十分の領域です。 ★もう一つの方法は,ドライヴの圧縮です。これは,Cドライヴ「以外」のドライヴの空き領域を増やします。 直接,動作の高速化にはつながりませんが,ハードディスクに余裕を持たせることができます。 マイコンピュータを開けて,Dドライヴのプロパティを出します。下から二つめにある「ドライヴを圧縮してディスク領域を空ける」にチェックを入れることです。 これで,私の場合10数%の空きを作ることができました。 Cドライヴにチェックを入れると,エラーが出るので,これは実行しないほうがよいと思います。 私もDドライヴを圧縮していますが,エラーが出たことはありません。Cドライヴは圧縮をかけていません。 尚,初めてチェックを入れると属性の適用がかかり,終了するまで2~3時間かかることがあります。その間は何もできないと思いますので。 ★さらに,通常はCドライヴにて保管する次のデータ,送受信メールデータとInternet Explorer の一時ファイルなどアプリケーションが自動的に作成するデータも,すべてDドライヴに移行して,Cドライヴの負担を軽くしてやることです。 それだけ,Cドライブの空き容量は増えます。 次のページに書かれています。 もちろん,わたしもこの通りに設定しています。 おかげで,Cドライヴのファイルの断片化も最小限になり,パソコンもスイスイと動いてくれます。 http://www.microsoft.com/japan/users/winxp/0503/02.aspx ★7つめの方法として,これも普通はCドライヴで管理するインターネットの「お気に入り」と「デスクトップ」をDドライヴに移管する手だてがあります。 これもCドライヴのファイルの断片化を防ぎます。 しかも,OSの再インストールという事態になっても,「お気に入り」「デスクトップ」はそのままDドライヴに残るという点でも大変有利です。 「お気に入り」は,CドライヴディスクのC:\Documents and Settings→「質問者様のユーザー名のフォルダ」の中にあります。 これに移動の操作をすればよいです。 移動の操作は,簡単,ワンタッチです。 Cドライヴを開けて,この「お気に入り」フォルダにマウスの右クリック(左ではありません)ボタンを「お気に入り」の上で押さえたまま,予め開けてあったDドライヴに,ドラッグするだけです。 同じように,「デスクトップ」もDドライヴに移管できます。 ★最後に,マイドキュメントをDドライブに移管する方法をご紹介します。次のような手順で行います。 (1)まず大切なことは,あらかじめ,Dドライブに新規フォルダとして「マイドキュメント保存用」などと名前をつけて,移動先の空のフォルダを作っておく必要があります。 (2)マイドキュメントのプロパティをクリックして開けます。 (3)「ターゲット」のタブをクリックします。 真ん中の「移動」ボタンをクリックします。 (4)移動先を指定する画面がエクスプローラのように現れます。 そのツリー構造のDドライブをたどって,先ほど(1)で作っておいた,マイドキュメント用のフォルダを選んで,クリックして青反転させます。 OKボタンを押します。 (5)プロパティ画面にもどりますので,真ん中の窓の「リンク先」が Dドライブの保存用フォルダになっているか確認します。 (6)OKボタンを押します。 (7)さらに,新しいダイアログボックスで「新しい場所に移動しますか」という画面が出るので,「はい」をクリックします。 以上で,自動的にマイドキュメントの内容がDドライブの保存用フォルダに移動します。↓ http://www.microsoft.com/japan/users/winxp/0503/01.aspx Windowsメディアプレーヤーなどの音楽作成ソフトの設定は変える必要はありません。 これで完了です。 一度お試しになって下さい。 長くなりましたが,8点のうち,1つでもご参考になれば,幸いです。 一つでもご参考になれば,幸いです。 大変長くなりましたが,試してみてはいかがでしょうか。
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- violet430
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システム復元は使うとシステムがおかしくなる可能性があるので使わない方が良いです。 代わりにバックアップソフトを使います。 http://www.proton.co.jp/products/acronis-trueimage-10/index.html システムが重くなる原因の一つがレジストリの肥大化です。定期的にクリーンアップします。 http://www.interchannel.co.jp/pc/utility/vitamin/s_refresher.html
お礼
早速にご懇切なご教示を賜り、お礼申しあげますと共に今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
お礼
早速にご懇切なご教示有難うございました。パソコン初心者向きの解説と共に具体的詳細な操作手順を賜り、早速に一部につき実操作をさせて頂きましたが、早くもその効果が見受けられ、本当にうれしくなりました。心からお礼申しあげますと共に今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。