ホロヴィッツが弾く「軍隊行進曲」の音源

質問

ピアノとチェロを弾いている者です。

私がまだ中学生のころ（今から15年くらい前）に通っていた学習塾の先生が
クラシックが大好きで、ずっとピアノを習っていた私のことをとても可愛がってくれました。
その先生がレコードで聞かせてくれた、生前のホロヴィッツが弾く
シューベルトの「軍隊行進曲」が忘れられません。
ホロヴィッツ自身が編曲しており、元の曲よりだいぶかっこよかったのを今でも覚えています。
楽譜はないだろうけど、せめて音源だけでも発売されていないかと思い、
いろいろ捜しましたがなかなか見つかりません。

どなたかご存じないでしょうか？
わかる方いらっしゃいましたら情報、お願いします！

回答No.2

tahesyou · ベストアンサー

だいぶ前に質問されたので、この回答を見るでしょうか・・・？

ホロヴィッツの軍隊行進曲は、リストの弟子で若死にしたタウジッヒが
ピアノ独奏用に編曲したものにさらに自分で少し手を加えたものです。
「元の曲よりかっこいい」という変更は主にタウジッヒがやったものです。
編曲界の表記では、
シューベルト＝タウジッヒ＝ホロヴィッツ：軍隊行進曲
となりますが、ホロヴィッツの編曲部分は少ないので略してもＯＫでしょう。
ただ少ないながらもホロヴィッツが手を入れたところは実にカッコよく、
聴く者にすさまじい興奮を醸し出す秀逸な変更です。

ホロヴィッツ自身の録音は２種類売られています。
ひとつは英ＡＰＲから出ている１９４２年のライブ録音。
ひとつはグラモフォン系から出ている１９８５年のスタジオ録音です。
（taiheikawaさんの聴かれたのはおそらく後者だと思います。）
録音状態の良さでは後者が当然圧倒的ですが、
本人が８０歳を超えていた事もあり、若干リズムが重めです。
その点、1942年版は絶頂期のホロヴィッツなのでキレキレ。
ただただ呆然としてしまいますが、録音状態はかなり悪いです。
CDについては渋谷のTOWERあたりで探すと見つかるかもしれません。

参考までに他の人が弾いた同曲の演奏を紹介しますと、
圧倒的なのは、ジョルジュ・シフラ盤です。
この曲に関する限りホロヴィッツ以上の凄まじさです。
録音が古くミスタッチも多いですがハンブルクの弾いた物も凄いです。
あとはキーシンかなぁ・・・。

てなところでいかがでしょうか。

参考URL：

http://web.telia.com/~u85420275/alphabetical.htm

お礼

とても助かりました！
職場からタワレコ、近いので行ってみようと思います。
見つかるかな～？楽しみです。

お礼、遅くなって申し訳ありませんでした。
また、クラシックのこと、教えてくださいね。

回答No.1

noname#27381

ちょっと調べてみましたが、ホロヴィッツ自身が編曲したものは見あたりませんでした。
しかし、タウジッヒ(タウジヒ)という人が編曲したものがあります。そして、ホロヴィッツがこの編曲を演奏した録音が残っているので、質問者の方が聴いた編曲は、たぶんコレのことだと思うのですが・・・・・

下記サイトで少し視聴できるので、確かめてみてください(視聴28です。ちょっとしか聴けないので判りにくいかも)。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=945870&cltrack=1

お礼

お礼、遅くなって申し訳ありません。
参考になりました。ありがとうございました。