• ベストアンサー

CMYKの色の決め方

(a)RGBで作成してインクジェットプリンターで印刷した色と、 (b)IllustratorでそのRGBの色をCMYKに自動変換した色 がかなり異なるのですが(aよりbがくすんだ色)、 (a)の色をIllustratorのパレット(CMYK)で探してもなかなか出てきません。 そこで質問なのですが、 【質問1】 (a)と(b)の色が異なるのは、RGB→CMYKの自動変換が各々異なるからなのでしょうか? ※(a)明るい色、(b)暗い色になります。 【質問2】  (a)のような(明るい)色を出すためには、どのようにCMYKの色を探せばよいのでしょうか?  一般論に換言すると、CMYKの色を決定する際には、何色にするかはどのように判断するのでしょうか?色見本帳のようなものを参考にするのでしょうか?  普段WEBで色を扱うことが多かったのですが、モニター(RGB)と印刷される色(CMYK)では色が異なるので、一般的にどのように皆様が色を決定しているかご教授頂きたく投稿させて頂きました。  宜しくお願い致します。

  • lauri
  • お礼率100% (25/25)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

一般の商業印刷では、シアン、マゼンタ、イエロー、墨の4色のインクで印刷されます。 そしてこれらの印刷では、再現出来る色域がRGBの物に比較して狭いのが一般的です。 したがって、狭い色域の中に、むりやり押し込むわけですから、再現出来ない色が出てきてしまうわけです。 ですから、どの辺の階調を重視するとか、どのように色を丸め込むかという所は、最終的には人間の感覚とテクニックによるところになってしまうと思います。 PC用のプリンターでは、6色や8色のインクを使うのは一般的で、如何にPCの画面の色を再現出来るかというような工夫がされています。 最近では、商業印刷でも、6色のインクを使えるものも出てきているようです。 これからは、オリジナルのデータとしては色域が広いRGBが主流となるというもっぱらの見方です。 これは、校正刷りをせず、画面の中でやってしまおうという意味もあるようです。 本来は、オリジナルに如何に忠実再現するかというのが印刷の職人の腕なのですが、それはあるていど人の感覚に頼る所もありますね。 CMYKでデータが欲しいというのは、単にその印刷屋(プロセス屋)さんが楽をしようとしているだけです。 だって、その前は、アナログの原稿を基に製版して印刷していたわけですから。 ですから、ちゃんとした出力見本とデジタルデータを持って行けば良いだけなんですよ。 ちゃんとした印刷屋さんは、それで奇麗にやってくれますよ。

lauri
質問者

お礼

原紙の性質、湿度、室温変化でも色は変わることを考えると、印刷での色は大変難しいですね。 色見本帳では、PantoneやDicなどが代表的なのですね。色見本帳についても知りたかったので助かりました☆ PC用のプリンターは、PCの画面の色を再現に近づけるコンセプトがあるのですね。 最近では、商業印刷でも、6色インクが出てきているのですか。個人的にはRGBの明るめの色が欲しいときもあるので、商業印刷でもRGBに近い出力が得られると嬉しいです。 貴重なRGB派のご意見ありがとうございました☆ (参考)皆様のご意見から、自分なりに出た答えをまとめておきます。 【質問1】 (a)RGBデータをインクジェットプリンターで印刷した色と、 (b)IllustratorでそのデータをCMYKデータに自動変換して同プリンターで印刷した色が異なる理由 (結論)  インクジェットプリンターはRGBのデータを、RGBに近い色で出力する工夫がされているから。 (詳細)  以前は、RGBデータはドライバーでCMYKデータに変換されCMYKの情報がそのまま出力されると考えていたので、IllustratorでRGBデータをCMYKデータに自動変換して出力される色と異なってしまうのはなぜかという疑問がありました。  しかし、インクジェットプリンターでの出力の色は、純粋なCMYKと異なり、(i)プリンタドライバー等でRGBモードでの出力が可能で("RGBプリンター")、(ii)インク自体もCMYKの4色+α(6~8色)が主流になってきており、モニター上のRGBデータに非常に近い色で出力されることがわかりました。  したがって、(a)色は、純粋なCMYKではなく、RGBに近い色で、その結果、(b) IllustratorでそのRGBのデータをCMYKデータに自動変換(ある意味"減色")して、同様に出力したCMYKの色とでは、当然異なるということがわかりました。 【質問2】 (a)色を出すためには、どのようにCMYKの色を探せばよいのでしょうか? (結論)  インクジェットプリンターは、上記の通り、色域の広いRGBに"近い色"で出力されているため、困難。 【質問3】 モニター(RGB)と印刷される色(CMYK)では色が異なるので、一般的にどのように色決めを行うか (結論) ・色見本帳を参考 ・経験 ・商業印刷では、特に出力見本の添付 ※素材の性質に留意

その他の回答 (4)

  • speedygon
  • ベストアンサー率35% (92/256)
回答No.4

細かい解説は参考URLをご覧頂くとして、、、 以前はCMYK入稿が当たり前でしたが、オンデマンドによるRGB入稿も増えてきましたので、私のところでは、制作に入る前に必ず入稿形式を確認するようにしております。 モニターは光を発し色を表現し、プリントは顔料を乗せる事によって色を表現しています。 もともと、CMYKは光の三原色であるRGBで表現しにくい色を補う為に考案されたので、微妙な違いがあります。(CMYKを等量混色すると黒になり、RGBは白になります。) ロットによる原紙の色のバラつき、原紙の湿度、室温変化によるインクの定着性など様々な要因から色の扱いは難しいですね。 一般論的な答えはPantoneやDicなどに代表される色見本帳を基準とすることで統一されるところが多いかと思います。 素材に応じた見本帳を選ぶ事が大事ですが。

参考URL:
http://www.gadgety.net/shin/design/color.html
lauri
質問者

お礼

参考リンクありがとうございます。 原紙の性質、湿度、室温変化でも色は変わってくるのですね。印刷となると色は大変難しいですね。 色見本帳では、PantoneやDicなどが代表的なのですね。色見本帳についても知りたかったので助かりました☆ ありがとうございました!

  • times3
  • ベストアンサー率23% (858/3649)
回答No.3

1.RGBとCMYK色が違います。 それ以前の問題として市販のほとんどのインクジェットプリンターはRGBプリンターです(インクはCMYKですが)パソコンからRGBデータが送られてきたのをプリンタードライバーがCMYKに変換させて、それでプリントしています。 だからCMYKデータをプリンターに与えると、CMYKをCMYKに変換(CMYKをRGBに変換してまたCMYKに変換)するのでモニターで見た色と実際の色とRGBの色とCMYKの色が違ってきます、また用紙の種類によっても色は変わります。 商業印刷を前提とした作業で無いかぎり、最終的な形態まで全てRGBのままで作業してください。CMYKはあくまでも擬似的に表示してるだけですので(物たーもCMYK表示できませんし)

lauri
質問者

お礼

インクジェットプリンターの場合、 RGBのデータ→プリンタ(RGB→CMYK)→出力される色 CMYKのデータ→プリンタ(CMYK→RGB→CMYK)→出力される色 という作業がされるのですね。 前者については知っていのですが、後者については知りませんでした。 インクジェットプリンタードライバーはRGBに一度変換するのですね。 その過程でも色の違いが生じうるという感じでしょうか。 CMYKのデータもモニター上ではRGBとして見えているので、出力される色と若干差異が生じると考えていたのですが、 インクジェットプリンターの場合は、RGBに一度変換するので、さらに出力される色と差異が生じうるという理解でよろしいでしょうか? 普段私はWEB等で専らRGBで処理してきたので混乱しているかもしれません…。。

  • NAIROBI
  • ベストアンサー率20% (236/1168)
回答No.2

基本的に印刷媒体の仕事をしている人間はRGBで物を考えません。 ハナからCMYKで考えますので、こう言った問題はほとんど発生しません。 ただ、お客様からRGBで作ったデータを刷り出した色見本を渡されることはあります。 光の要素を含んだ発色なので派手に見えるのが素人心をくすぐるようですね。 ご存知のようにそもそもRGBで作成したデータを『印刷する』こと自体が無茶なので 発色理論や印刷方法の違い(インクジェットと実機の)等を説明し、 厳密な再現が無理であることを予め納得してもらった上で、 モニター上では色番号ではなくスライダーで調整します(同様にCMYKを『光の発色』で見るのも無茶ですけどね)。 モニターと印刷間の差異は経験で知っておくしかありません。 で、とにかく実機印刷(オフなのかオンデマンドなのかグラビアなのか 媒体は紙なのかフィルムなのか等々々)の時近い色になるであろう色を作ります。 製版・印刷業者に委託するときにはさらにその上色見本を渡しておきます。 この方法が一般的かどうかは知りませんが、私はこれでやってます。

lauri
質問者

お礼

モニターと印刷間の差異はやはり経験になってしまうのですね。 印刷媒体等でも異なってくることを考えると、色というのはなかなか難しいですね。 なるべく経験をつんで色を近づけていくことが大切ですね。 まだ印刷関係の色の経験は少ないのでこれから少しずつ勉強していきたいと思います☆ わかりやすいご説明ありがとうございました!

  • jiji1954
  • ベストアンサー率16% (3/18)
回答No.1

>一般的にどのように皆様が色を決定しているかご教授頂きたく投稿させて頂きました。 質問がいまひとつ分かりにくいです。問1・2とありますが、まとめてお応えします。 RGBとCMYKでは発色そのもの仕組みが違います。色域という点でも、自然界の色域と、インクの色域では範囲に相違があるため、現状では同じにはなりません。が、キヤノンのiPF5000等のように、RGBのインクを持ったインクジェットプリンタも出ていますので、色鮮やかなRGBを求めるなら、ご検討されてはいかがでしょうか。

lauri
質問者

お礼

>一般的にどのように皆様が色を決定しているか の、質問の趣旨は、 印刷される色(CMYK)がモニター(RGB)上で確認できないため、モニター上とは異なった色で出力されると思うので、 印刷に携わるイラストレーターの方はどのように色決めを行っているのか、という点です。 質問1の趣旨は、 RGBのデータを、インクジェットプリンターが(CMYKに自動変換して)出力する色と、 右RGBのデータを、IllustratorでCMYKに自動補正したデータを同様に出力した色が、 異なっていたので、それはなぜなのかという点です。 プリンタは全てCMYKであると思っていたのですが、RGBインクを含むものもあるのですね☆ ちょっと調べてみます。ありがとうございました!

関連するQ&A

  • イラストレータの色(dicNoでCMYK印刷)

    はじめまして。 イラストレータの色に関して質問させてください。 macのclassic環境でイラストレーター9利用です。 DICの色見本帳から拾った番号でイラレのdiccolorのカラーパレットから色を載せて cmykでデータ保存しました。 これをcmykで印刷に出した場合、色味は反映されるでしょうか?

  • RGBからCMYK

    PHOTOSHOP6.0を使用しています。カラーモードをRGBからCMYKに変換すると色が多少変わってしまうのは仕方ない事ですが、変換後の変化をなるべく少なくする方法はないのでしょうか。(最初からCMYKで作業する以外で) また、まったく別の質問になりますが、IllustratorにRGBの画像を配置すると、その画像はCMYKに変換されるのでしょうか。 ご回答よろしくお願いします。

  • 印刷時の色の違い(CMYKとRGB)

    困っています(T T) 例えば イラストレータでRGBでデータを作ります。 それをインクジェット印刷機でプリントアウトします。これをAとして… そのAをRGBからCMYKに変換してからインクジェット印刷したのもではさほど差はでません。 しかし、印刷機なら全く違った色になりますよね。 インクジェットと印刷機の違いって何でしょう? またインクジェットだと印刷機よりいい色が出たりします。インクジェットはRGB分解の方がいい色が出るものなのでしょうか? また、何か参考になりそうなHPご存じでしたら教えてください。 よろしくお願い致します。

  • RGBをCMYKに変換

    RGBをCMYKに変換する際に色が暗くなってしまいます これはみなさん知っている通り、「光の三原色」と「色料の三原色+1」の違いによるものですが 画面で見ている色に限りなく近い色でRGBをCMYKに変換するのって、技術的にそんなに難しいことなのでしょうか? イラストレーターやフォトショップに「画面の見た目のままCMYKに変換する」みたいな、いち機能があってもいいような気がするんですが モニターの機種によって色が云々もあると思いますが、例えば自動選択機能が万能ではないが使える、のと同じで「近い色」に変換してくれるだけで大分使える機能だと思うのですが イラレに慣れない人がRGBで作ってしまって、後で泣きながらCMYKにしているのを見て これっていつまで進化しないのかなと疑問に思いました わかる方お教えくださいませ

  • CMYK→RGB変換でllustratorとPhotoshopに誤差!?

    印刷用の配色見本帳を参考に、Web用のデータをつくることがよくあります。 使いたい色を決めて色の数値(CMYK)を入力するのに、Illustratorを使った場合と、Photoshopを使った場合とでは、RGBにしたときの数値に微妙な違いが出るのはなぜでしょうか? たとえば、見本帳にある「M30 Y15」の色は llustrator 10だと「R251 G180 B185」に変換され、 Photoshop 7.0だと「R250 G176 B178」になります。 1) これは仕様でしょうか? もしくは当方の環境による不具合でしょうか? 2)もしこれが仕様の場合、より元の色に近い色を再現するには、どちらの数字を使うべきでしょうか?

  • CMYK見本帳とモニタの色が違います

    最近はじめて印刷所に入稿するデータを作ることになりフォトショップでCMYKの画像を作ったのですが配色見本の本を買って使いたい色にCMYKを合わせて色を作ってもその見本より暗い色になってしまいます、家のプリンターで印刷してもモニターと同じ色になりますが、印刷してもらうと見本の色に近くなるのでしょうか?初歩的な質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。

  • PhotoShopでRGBをCMYKに変換すると色が、、、。

    Mac PowerBookG4 OS9.1です PhotoShop8.0で加工した画像データを、イラストレーターに配置して印刷物を作っています。 前から気になっていたのですが、RGBのPhotoShopデータを加工したりして、その後CMYKに変換すると色が変わってしまいますよね? それはなぜなんでしょうか? また、それを防ぐ方法or同じような色を再現してイラストレーターに配置する方法はないものなのでしょうか? よろしくお願いします。

  • Illustrator CS でRGB からCMYKへの変換はできるんでしょうか?

    こんばんわ。イラストレーター初心者です。。 今日、数時間かけてイラストレーターCSでRGBでポストカードを作りました。最初は印刷するつもりはなかったのでRGBで作成していたのですが、後になって印刷するように言われてしまいました(**) 今からでもCMYKのに変換できるのでしょうか?? 多少の色の変化は訂正する時間もあるので大丈夫だと思うのですが・・。よろしくお願い致しますm(__)m

  • illustratorで書いた絵の色が変わってしまいます

    windows xp上でillustrator9を使っています。 超初心者です。 新規作成の時にカラーモードはCMYKを選んで作成し、保存。 保存したものを再度illustratorで開くとカラーモードがRGBになってしまいます。 カラーパレットで色を見ると、保存前はK=100%にした色が C=74.9%、M=67.84%、Y=67.06%、K=89.8% となってしまって、印刷結果も保存前とは異なってしまいます。 開いた書類のカラーモードをRGBからCMYKに変換して保存し直しても、 開くとRGBになってしまいます。 この問題の回避策をご存知の方、アドバイスお願いします。

  • PhotoshopでCMYK

    Photoshopを勉強していて疑問がありますので教えて下さい 初歩的な質問ですが Photoshopで画像を開くと通常はモードがRGBカラーになっています 補正や加工をして最後に入稿する場合にCMYKにすると思いますが、 画像を開いた最初にCMYKに変えてはいけないのですか? 最初にカラーモードをCMYKに変えれば色が変わらなくていいと思うのですが なぜ最後に変えるのでしょうか理由を教えて下さい 何の疑問も持たずにいままで作業してきました それとカラーパレットは通常RGBで使用すると思いますが CMYKに変えて使う方はどうしてでしょう? (モードはRGB カラーパレットをCYMK) わかるかたご教授下さい よろしくお願いします